ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

お酒を飲む

2014-10-14 23:42:33 | 日記・エッセイ・コラム
誕生日の夜、ひとりで家飲みしようと決めていた。

お酒はお取り寄せした「戸隠雪中酒」
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おつまみは誕生日プレゼントにいただいたケンタッキーフライドチキンの「4ピース食べくらべパック」
毎年ケーキをいただいているのだが、今年はちょっと前からケンタッキーのフライドチキンが食べたかったのでケーキのかわり。
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日本酒とフライドチキンの組み合わせもどうかと思うが、それよりも4ピース食べたら体が壊れる。
ぽちぽちと飲み始めた。
お酒の味は美味しかった。

でも、美味しくない。
いや、楽しくないのかな。
飲んでも酔わない。
これ以上飲むのは体に悪いからと、早々にやめた。

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』を読んで思い出した。
私の父は、お酒が大好きで病院に行かなかったから診断されてはいないが、明らかに「アルコール依存症」だった。
自営で仕事をしていた父。
景気が良い時はにこにこ楽しいお酒を飲んでいたが、景気が悪くなるといつも怒鳴りながらお酒を飲んでいた。
「お酒なんて大嫌い」私はいつも思っていた。

自分が成人になって、体質からお酒は強かった。
そして、みんなでワイワイと飲むのが楽しくてお酒が好きだった。
そのころ主人とも出会った。

結婚して2年もたたないうちに主人がアルコール依存症になった。
楽しかったお酒がどんどん辛くなる。

離婚してもひとり飲みはほとんどしない。
自分でわかっている。
お酒が美味しくないこと。

お酒が嫌いではない。
好きな人たちと笑いながら飲むお酒は楽しくて美味しい。

でも、自分が心許せない人だったり、ひとりはお酒が美味しくない。
美味しくないお酒は飲みたくない。

自分にもっと素直になればいい。
みえを張ることも、かっこつけることもない。
そう思った誕生日の夜だった。
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【本】 この世でいちばん大切な「カネ」の話

2014-10-14 22:22:02 | 本と雑誌
2年前に購入した、タブレット端末が私の手元に戻ってきた。
本を購入していると、どんどん本が増えて部屋が本でいっぱいになってしまう。
図書館に借りにいくと、返却日が気になってしまう。

タブレット端末に購入すれば場所を取らない。
ただ、私が失敗したのはこの端末、メディアを入れられないのでHDDに保存することしかできない。

この端末で最初に購入した本がこれ。
この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)
価格:¥ 596(税込)
発売日:2011-06-23


本屋さんでも気になって、何度か手に取ったが著者の西原理恵子さんの絵が読む気をなくしていた。
でも、今回はワンクリックで決めてしまった。

読んで正解だった。
西原さんは1964年生まれ、私より1歳上である。
同じ時代を生きていた。
彼女の幼いときの生活を読んでいたら、自分の幼い時を思い出した。
結婚生活も思い出した。
思い出したくないものが次々と思い出す。

「人間はお金がすべてじゃない」「幸せは、お金なんかでは買えないんだ」」
これって何を根拠にしているのか?
「カネのハナシ」って下品なの?
彼女が問う。
私も思っている。
お金って大切だよ。でもね、お金お金ってなんだか下品。
でも、知っている。
お金がないことがどんなに人の心を荒らすかを。

この本は彼女の成功話を書いているわけではない。
なぜ「カネ」が大切なのかを彼女の経験から書いてある。
働くことに悩んでいるのなら読むとよい。

ただ、私は頑張って働こうとは思えなかった。
それよりも、辛かった日々の記憶の方が鮮明になった。










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