ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

【旅行】ふらっと関西 比叡山(横川)

2017-10-21 21:19:59 | 旅行記

2017年10月14日(土) その5

 

受付でフリーパスを見せて入った。

 

小さな池がある「龍ヶ池」には弁天さまが祭られている。

 

横川の本堂である「横川中堂」

舞台作りで船が浮かんでいるように見える。

現在の建物は昭和46年に再興されたもの。

本尊として慈覚作と伝えられる聖観音菩薩が祀られている。

紅葉の時期は素敵であろう。

 

丁石はここにつながっていた。

元三大師堂(四季講堂)

最近この方とも良くお会いする。

おみくじの考案者、ここがおみくじの発祥の地。

石塔の灯りがともりだした。

元三大師の御廟や根本如法塔などもあるが時間がないので、東塔に移動する。

こんどこそ、シャトルバスに乗る。

横川から延暦寺バスセンターまでは約13分。

15時に出発し、奥比叡ドライブウェイを走る。

後ろに乗っていたご夫婦の会話。

「車道に沿って、山の中に道があるわね。歩く人いるのかしら?」

「修行のお坊さんが歩く道でしょ」

「人が歩いていたら驚くわね」

いやいやさっき私歩いていましたから。

四季講堂のご朱印が2枚あった。

ずいぶん疲れていたようだ。

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【旅行】ふらっと関西 比叡山(西塔~横川)

2017-10-21 18:23:07 | 旅行記

2017年10月14日(土) その4

 

泣きだしそうな空の下、歩きだした。

西塔までは比叡山の頂上から来たので、みちはほぼ下りだった。

横川へ向かう道は上り。

もしかしてこれが90分の理由なのだろうか。

 

手作りの案内とトンネル。

道を間違えていないのか不安になる。

今回、私の励みになったのはこの丁石。

「元三大師道」

道の意味はわかっていなかったが、この数がどんどん減っていくのである。

 

20分ほど歩いたところで分かれ道に出た。

この道を「奥比叡ドライブウェイ」の方に歩けば、「峰道レストラン」があり、昼食が取れる。

そこからシャトルバスに乗れば、横川までは約6分である。

時間も12時20分なので、ゆっくり休憩ができる。

 

また、このまま東海自然歩道を歩いて行けばあと1時間ぐらいで横川に着くはずだ。

 

ところが私は、東海自然歩道とは逆の道を選んだ。

この道標に書いてある右を選んだ。

この先にあるのは「黒谷青龍寺」である。

スマホで時間を確認すると17分とあった。

往復で30分。

かなり迷ったが「行きたい」と思った所に行くと必ずいいことがある。

昼食をあきらめて歩きだした。

 

20分ぐらい歩いたところで長い階段の下にお寺を見つけた。

お堂は開けてお入りくださいと書かれていたので、そっと開けて入った。

天井や壁の色彩、欄間の彫刻の色彩が美しいというよりかわいかった。

天女の絵がいたるところにある。

天井絵を1枚撮影したが、もっと撮影してくれば良かった。

 

長い階段を下りてきたということは、長い階段を上らなくてはいけない。

ぎらぎらの天気でなくても、大量の汗。

その上、お腹が空いてきた。

 

分かれ道に戻って来た時には50分ほど過ぎていた。

またここで昼食を取ってバスにするか、歩き続けるか悩む。

「歩こう」私って、自分をいたぶることが好きなのか?

 

奥比叡ドライブウェイを横目で見ながらアップダウンを繰り返す。

道路の横にこんな道があることを車の人たちは知らないであろう。

 

大きな杉のある場所に出た。

この杉は「玉体杉」

 眺めが良い。

左手の山が比叡山。

ずいぶん歩いたわけである。

御所がどこなのかまったくわからない。

しかし、そちら方面に手を合わせてみた。

この場所には蓮台石があった。

千日回峰を行う回峰行者が唯一腰をおろして休めた場所らしい。

とても神聖な場所のように感じて、私は腰を下ろすことができなかった。

あとから知ったが、後ろ側は琵琶湖が見えたようだ。

木が生い茂っていて気がつかなかった。

 

15分ほど休憩して、出発。

ここが中間地点とは・・・。

ただ、この景色を見るためには歩かなくてはいけなかった。

私の判断は間違えではなかったと思う。

 

少し歩くと「せりあい地蔵」に出た。

ここで、京都1周トレイルのルートと別れた。

横川中堂まで1.6km、まだあるな。

急な階段を下りてトンネルをくぐる。

低いトンネルである。

 

気になる岩は磐座のようだ。

比叡山がもともと神のいる場所であったのだろう。

 

東海自然歩道は、横川の駐車場に出る。

横川に着いた。

時間は14時を回っていた。

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【旅行】ふらっと関西 比叡山(西塔)

2017-10-21 15:52:03 | 旅行記

2017年10月14日(土) その3

 

巡拝受付で延暦寺諸堂巡拝料700円を支払う。

これは東塔、西塔、横川共通券である。

私はお得きっぷに含まれているのでフリー。

ここで、諸堂巡りのマップをいただいた。

 

西塔案内

 

にない堂をくぐる。

今日は常行堂も法華堂も修行が行われているため、ロープが張られていた。

本日の目的の御開帳に向かう。

釈迦堂

 

まずは秘仏の釈迦如来にご挨拶。

この釈迦如来は最澄の自作と言われている。

500円を納めて、お札をいただき、内陣入口でお清めしていただき内陣に入る。

内陣に安置されているお社の扉が開くのは初めてである。

お社の他に四天王と不動明王が安置されている。

また、釈迦如来の周りの般若十六善神も素晴らしい。

ゆっくり見たかったのだが、狭い通路でひとりしか歩けない。

後ろの人に追われて、さっと見て終了してしまった。

入口で言えば、何度も入れるようなので、ゆっくり見たい方は再入場を。

 

ご朱印をいただき、次の移動方法を考える。

「横川まで4km」

1時間ぐらいなら歩こうかな。

そう思って歩き始めたが、マップを見ると西塔から横川まで90分と書いてある。

なぜ90分なのか?

 

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【旅行】ふらっと関西 比叡山(比叡山頂~西塔)

2017-10-21 13:34:11 | 旅行記

2017年10月14日(土) その2

比叡山延暦寺は東塔、西塔、横川の3つのエリアに分かれている。

高野山をイメージしていたので、広さに驚いた。

そのため、各エリアを結ぶシャトルバスが運行している。

「比叡山頂」のバス停に移動中にこの標識を見つけ、心が動いた。

「歩いても30分か」

というわけで、横道にそれて歩きだした。

いつ雨が降ってもおかしくない天気。

歩くつもりは全くなかったので、底が平らなスニーカーにガウチョパンツ。

雨具は傘のみ。

食料は500mLの水1本にチョコレート。

ちょっと不安。

 

道はきれいに整備されているが、歩いている人は全くいない。

まあ、いつもの事。

少し行くと開けたところに出て、道標発見。

四明ケ嶽とは比叡山の頂上のこと。

天気が良ければ眺めもいいのだろう。

 

一眼レフを取り出して、秋を意識して撮ってみたがいまいち。

はたと我に返って、慌てて歩きだした。

空は今にも泣きそうである。

 

歩いている道は、「東海自然歩道」であり「京都1周トレイル」でもある。

歩くこと30分で比叡山延暦寺の境内に入った。

この辺りから滋賀県になる。

東塔に行くか、西塔に行くかの分かれ道。

地図さえ持たずに歩いているのだから、かんで選ぶ。

山王院堂の横から西塔に向かう。

長い下り階段を下ったところに浄土院(伝教大師御廟)があった。

ここに最澄がいる。

比叡山の中でも最も清浄な聖域である。

ポツポツ降っていた雨が気になりだした。

しぶしぶ傘を取り出して、傘をさして歩く。

綺麗に浄化しなさいということなのだろうか。

横道にお堂が見えた。

誰も立ち寄らない。

気になって階段を下りてみた。

「椿堂」聖徳太子が使われた椿の杖から芽が出たという話。

雨は小雨になり傘が不要になった。

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【旅行】ふらっと関西 比叡山(京都~比叡山頂)

2017-10-21 10:57:16 | 旅行記

2017年10月14日(土) その1

 

京都で何をしようかまったく決めていなかった。

そこで去年あたりから気になっていた「比叡山」に行くことにした。

今回の目的は西塔の釈迦堂で33年ぶりの釈迦如来像特別御開帳である。

また、それに伴って内陣の一般公開が初めて行われている。

 

京都駅から比叡山に行くためには「比叡山ドライブバス」が運行している。

しかし、今回は色々な乗り物に乗りたかったのでバスは選ばなかった。

 

JR京都駅からJR奈良線で「東福寺」へ。

京阪本線で「三条」、京阪鴨東線で「出町柳」へ。

ここで、お得チケットを購入。

今回は京都側から入って、滋賀側に出るので京阪電車が区間フリーで乗れる「世界遺産 比叡山延暦寺拝観チケット」(3300円)

京都か側ら入って京都側に戻る場合は、「比叡山延暦寺入山きっぷ」(2600円)がある。

 

「出町柳」から「八瀬比叡山口」までは叡山電車

 

八瀬駅の裏には川が流れていた。

「ケーブル八瀬」から「ケーブル比叡」までは叡山ケーブルで約9分

高低差561mは日本一である。

 

「ロープ比叡」から「比叡山頂」までは叡山ロープウェイで約3分

ここでかわらけ投げができるのであるが、乗り継ぎ時間が短いので要注意。

今日はこんな感じで下が見えなかった。

ここは雲海が出やすいのか?

標高840m、今日はちょっと肌寒い。

 

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