阪神淡路大震災 関連の番組が 続いていますね。ある番組、最後の辺りだけ見たんですが、レポートしたタレントさんは「〇〇(その地域の名前)の人は、みんな明るい」と、笑顔で。
私は――(う、う~ん…)。
確かに番組を制作するにあたっては、そういう風になるんでしょうね。実際に、明るい人が多いのかも。頑張って気力をふり絞ったりして立派に前向きに進んでおられるのかも。
ただ、(そういう方々をリサーチして撮影・編集したりしたんじゃなくって?)なんて思ってしまった。
同じ地域に居ても、経験の仕方は人それぞれ。状況や感じ方なども百人百様。
どうしても明るくなれない。
前向きにならなくちゃ とは思うけれど…とか、
表向きは元気を装ってるけど、一人になると…とか。
そういうような方も、もしかしたら おられるかも。。
心の専門家は、よく「悲しい時は、がまんせずに泣いたら良い。その方が良いのですよ」と言われますね。
マスコミでは、どうしても、すごい前向きとか、地域のために自分を省みずに頑張っているとか、そういう方をクローズアップして紹介。脚光を浴びたりしがちですよね。
それはそれで良いのですが、
そうでもない方もおられるかも、って。
私はそんな方に想いをはせて、共にありたい、と思うんです。
心が回復していくには、条件が整ったらとか タイミング、その人その人のペースとか、ありますよね
わたし自身が、あまり積極的に がんばったりとか、
なかなか出来ない方なので…