michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

飼育係には向いてない?

2025-02-09 09:21:30 | TV

リラの花咲くけものみち

まず、ロケが良い。北海道の美しい大自然。そして生き生きとした動物たち。私には これだけでも魅力いっぱい。

夕べは、命の選択とか…すごい重いテーマでした。

 

 

私は、若い頃に牛の飼育の経験が。

ある時、産まれてきた仔牛が病弱だった。それで、経営係さんに点滴など頼んだけど、

「あれはもうダメだ。治療してもムダだよ」と聞いてくれなかった。

 

それで せめてと、栄養剤をミルクに混ぜて哺乳瓶で飲ませてました。

毎回、私の膝の上で抱いて。  それでも、どんどん衰弱して――。

1週間ほどした頃、そうして抱いたまま、命がスーッと消えてしまった。

私は両手で抱いたまま牛舎で大泣きしてしまいました。

 

そのことをパートのおじいさん達に話したら、「そうか…」という表情。

「そんでも…看取ってやれたからなー」と言ってくれたのです。

それでまた泣いてしまったのですが――。

 

あの仔は、私が最期まで看てやれたよね。私に出来る精一杯のことをして。

 そう思って自分の心をなんとか納得させました。

 

親しい同僚は「michiちゃんは、飼育係には向いてないかもね…」と言いました。

自分でもそう思った。

 

それでも、そうやって、

一人でも分かってくれる人、想いを分かち合える人がいてくれたりして、それで何とか飼育という仕事を続けられたと思います

 

 

 

 

 

 


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