毎日 半日ほどは、選別・計量・パック詰めをやってます。
誰にでも出来る軽作業だけど、グッと集中していくのが面白い。
日々状況が変わるのでそれに対応、食べる人のことを想い、
ポイントを押えて、無駄なく適確に、を目指して。
「出来るところまでで良いのよ~」と言ってもらってるけど、それでも
可能な限りやり切っていきたくなるのが人情というもの。
心地よい疲れを感じながら外に出ると、
竹林を背に 色鮮やかなノウゼンカズラ(凌霄花)が。
この職場の美化作業は、言われたわけではないけど、
自然な感じで始めました。
そしてやっぱり自然な感じでその範囲が拡がってきた。
そんなこんなで気持ちがドッシリ『ここの人』になってきたみたいね。
自分の無意識の部分で、そんなことを体験的に知ってるような――。
また別の部署の入口付近で
合歓の花が優しく咲きだした。
いつだったか、滝やお寺へ行こうと山道を走っていたら、
大きな合歓の木があちこちに。 それぞれ見事な花を咲かせてた。
「ワァ~ 」
感激して、まるでお伽の国に迷い込んだかと。
この花を見ると、いつもそんな想い出が蘇ってくるんです。