『小吉の女房』が面白い。ウチらにはピッタリ☆
先回の最後のあたりがグッときた。
理不尽なことで家を追い出される。ふつうなら、残念とか悔しいとか、そういう気持ちが涌いてくるでしょうに、小吉の女房は、家を見まわして、様々な想い出が蘇り「ああ、楽しかった~」と言うんです。
エッ!と思いました。こんな観方ができる人もいるのかしら。
(これは勝海舟の父、勝小吉による自叙伝であり古典の名作でもある『夢酔独言』を下敷きにしたものだそう。)
ドラマだとしても、なんと前向きなと思いました。これぞ幸せへの道――。
そんな風に良いショックを受け、最近、
自分の日常の一コマでも「ちがう風に感じる人もいるだろな」などと考えられることが、時々。
先日は、ある人とのメール会話の中で心がゴチャついてきたんですが、自分の読み取り方が浅いと気づき、
ふと、「色々考えてくれてるんだなー」と思えたんです。