仕事がちょっとおもしろくなってきました。
いつもの時間に行くと、T子さんが笑顔で「オッ、来た来た 」という感じで迎えてくれる。
品目は数種類。
その品目ごとに「これは、こういう風にして、」というのがあって、
やり始めた頃は、聴き取るのもタイヘンだったし
「私はこれ、やっていけるのかしら…」と不安でした。
私はとっても物忘れが良いので 一度伝えてもらったことはメモして一覧表にした。
やり方などは、その時々で変わって行くので、帰宅してからその一覧表を補足修正していく。
最近、やっと本腰入るようになってきたことが嬉しいんです。
お客さまが「あら、美味しそう~」と手にとってみたくなるようなパック詰めをしたい。
自然にそう思えてきて、手間かかる工程も苦にならない。
『マキマキ(たぶんウチだけの業界用語 )』も、新たな素材で専用のを作ってみた。
これでさらにやりやすく……なるかな?
T子さんが休憩している間、
任せてもらえる、という手応え。これは嬉しく、張り合いがある。
だからこそ、自分の判断だけでやってしまわずに、
「これは、どうかな?」というものは、メモつけて訊く。
訊いてやりたくなるんです。
T子さんの右腕の、指1本くらいには なりたいな。