minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

こんな私でよかったら♪

2007年04月25日 | 家族の日常
 「母ちゃん、明日ひま?」息子が学校から帰るなり私にたずねた。「明日は朝から病院だけど午後からは暇よ。」「じゃあ、明日ブラバンの新入生のやつらを教えに来てくんない?いくら教えてもタンギングがぜんぜんできないんだよ。」

 え~?私が吹奏楽に顔出すのをあんなに嫌がっていた息子が・・・。保護者会で学校へ行く度に遠くから聴こえてくる吹奏楽の練習の音が気になって気になってソワソワ。「絶対来るなよ!」息子の嫌がる顔を想像し、毎回、音楽室に向かう気持ちを必死に押さえつけていた。

 「本当に母ちゃんが教えに行ってもいいの~?」息子のバリトンサックスを吹く姿もまだ一度も見てないから嬉しい。「ああ。お母さんに来てもらえない?って前から先輩たちに言われてたんだよ。」

 2年生になって、吹奏楽部に新入生が7人入って来たそうだ。少ないな~。しかしサックスは人気があるので、アルト3、テナー2、バリトン1(息子)と6人もいるらしい。息子の親友で1年のときにトランペットだった子も、トランペットが上手くならず、サックスに今年から転向したのを息子が手取り足取り指導しているようだ。

 「俺が、1時間半で半音階が吹けるように特訓したんだ。」なんて威張っていたけど、サックスってトランペットに較べればすぐに音が出る楽器だからね。

 それにしても年下嫌いの息子がどうやって他の1年生を指導しているのかはわからないけど、私に助けを求めてくるなんて、よほどお手上げ状態になったのだろう。ふふふ、母ちゃんのありがたみがようやくわかったようだな、息子よ。

 ついでにパーカッション隊も指導してきちゃおうかな。エル・クンバンチェロというラテンの曲をやっているらしいので、ついつい気になってしまうのだ(苦笑)。ラテンのリズムの楽しさ、クラーベの重要性・・・ああ、沢山教えてあげたい。でもやりすぎると『おせっかいば●あ』って言われてしまうんだろうな~。