minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

私の人生ドジだらけ(またか!)

2008年10月13日 | ライブとミュージシャンたち
土曜は小雨の中、ジャズプロムナード/情報文化ホールに来て下さって有り難うございました。お手伝いに来てくれた生徒のみなさんにも大変感謝しております。会場に入れず帰ったかたもいらっしゃったようですいませんでした。久々のフルメンバーでリハーサルもなし、という状況でいろんなミスが連発してしまいましたが、CDも沢山売れ、さらに暖かい言葉を沢山頂き、嬉し涙ちょちょぎれですw。

翌日もまたまた昼から横浜。これが、土曜には1時間かからずに到着したので、それでも1時間半見て家を出たのに、渋滞に巻込まれお昼の12時到着。もうすでに会場に役者さんたちがスタンバイしていて大慌て(汗)。これがあとあと大変な事に・・・。

横浜詩人の会の人たちの50周年記念パーティ。詩の朗読に音をつけていくという面白いライブ。もともと詩はよく解らないのだけれど、プロの役者さんが飛び切りの発声で噛んで含むように朗読すると音楽のように聴こえてきて、それに音をつけていくのがとても嬉しい体験だった。11月に女優の河野さんが下北沢でお芝居をなさるようなのでぜひ母を誘って観に行こう。(と言ってもまだ台本ができていないそうだがw。)



「駐車場に入れに行ったときに少しぶつけてしまいました。」
慌てて会場入りしたので、楽器だけ運んでそのまま自分はリハーサル。車をホテルの前のコインパーキングに入れに行って頂いたのだが、主催者の方の報告を聞いてびっくり。「はああ?嘘でしょう・・・?」

本番が終わってまたまた新宿へと向かうために、主催者と荷物を車に運びこみ、ぶつけた箇所を確認。ど真ん中にへこみが・・・。ああああ、と思いながらも「もし何かあればあとで連絡してください」と言われたので次があるのできちんと見ずにそのまま出発する。

またまた新宿までが大渋滞。車がびくとも動かない。なんとか苦手な首都高を使って新宿までたどり着く。今度は自分で駐車場へ入れる。そこでもう一度後ろを見ると、左のボディが塗装がはがれ、さらにテールランプが割れてるじゃないの?!!げげげ~。酷いなあ。これは。一体どうやってぶつけたんだろう?帰ったらトシキが怒るだろうな~、と憂鬱になっていたところにさらに、横浜の駐車場に自分のバッグ2つを置いて来てしまった事に気がつく。へこみを確認していて、すっかり自分の荷物を車に入れ忘れた。サックスと次用の洋服だけしっかり持って・・・。とほほ。

ああ、なんて最悪なんだ。天中殺か?慌ててホテルに電話をして、荷物を確認してもらうと、な、なんと2つのカバンのうち、1つはあったのに、大河バックだけが無くなっていた・・・。中身は放り出してあったようだ。私のCDやサックススタンド、靴、化粧道具はとらずに、大河バックだけを持って行く奴って一体・・・。「仕事が終わったら取りに伺いますんで。」とホテルマンにお礼を言って一反電話を切る。

新宿クラブハイツは1000人くらいの人で埋め尽くされていた。もうすでにリリィさんやラビさんは演奏終了されていたようだ。ゆっくり音楽を楽しむ状況ではなかったけど、久々の上々颱風は聴けた。『久しぶりですね!』とえみちゃんたちと再会を喜び合う。上々颱風版レットイットビーで会場は大盛り上がり。ひええ、このあとに芳雄さん、やりにくいんじゃないかしら。と思いきや、全く空気を変えてしまう存在感が。

「コマ劇場もここも今年いっぱいで無くなります。あとに何ができるんだろうね。」とつぶやきながら、ギターの弾き語りで登場。格好良すぎですw。今日は役者さんたちの底力を垣間見る事が出来た日。それにしても1000人くらいの人たちが芳雄コール。ステージの真ん中のミラーボールにライトがあたっていにしえのキャバレー全盛時代を想像しながら演奏させて頂きました。ああ、楽しかった~~~。

「え、さっちゃん、打ち上げ来ないの?」
芳雄さんやフラワートップのメンバーたちに別れを告げ、再び忘れ物を取りに首都高に乗って横浜へ向かう。時間はすでに12時を回っていた。ああ、あたし,何やってんのかなあ。大俳優のスーさんもいらしていたし、Yちゃんたちとももっと話がしたかったよ~ん。気がつけば、一日碌にご飯も食べていない(涙)。またまた自分のドジで首を絞めている事を深く反省。出るのは溜め息ばかりなり。

「生きているうちが花なんだぜ」とラストに歌った芳雄さんの歌が「生きているだけで迷惑なんだぜ、ドジは死ななきゃ直らないんだぜ~!」という替え歌となって頭の中をぐるぐるぐるぐるかけめぐる。それにしても事故だけは気をつけなくては・・・と深夜の高速を安全運転で帰路についたのであります。横浜2往復5200円也。ドジでかかった費用・・・プライスレス。誰かにお祓いを頼みたい気分です。