minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

ああ、留学

2009年07月28日 | 家族の日常
昨日の虹はやはり良い事の前兆だった・・・。

私が高校生だったころ、友人と2人で「留学したい!」と盛り上がりいろいろと動いた事があった。Nダンススタジオというところがスイスへ派遣しているというのを見つけ、Nさんご本人にも会いに行った。当時で300万円。あまりにも高い。しかもNさんはどうも怪しい、と周囲の大人達に反対されたので、留学騒ぎは夢と消えた・・・。

「AFSというボランティア団体で高校留学を行っているのよ」という情報を岡崎に住むSさんから聞いたのが2年前。Sさんのお嬢さんもエクアドルに、親戚のAさんはデンマーク、S君はウルグアイ・・・と岡崎の人たちは驚く程AFS留学を経験しているのだ。金額はどの国でも120万くらい。奨学金も50万ほど出る。国からの奨学金も狙えるらしい。凄い!これは行くしかない!!

そんな素敵な団体があるなんて!しかも実績60年だって?私も高校生の時に知っていれば・・・。インターネットがない時代なので情報が入手できなかったのだ。ヒ~悔しい~~~~。

さっそく、息子にその話をして留学への気持ちが固まったのが6月。さてどこへ留学するかを親子で真剣に話し合い

「やはり行くなら南米だね!スペイン語をマスターしたい!音楽が面白そうなところはアルゼンチンだな!」

という事でアルゼンチン、第2希望をチリにして受験したのが先週日曜だった。面接試験で茶髪は息子だけだったようだけど。

「親の性格とか、反抗期の事とか聞かれたよ。『明るくて楽しい性格です。反抗期?小学生の時にはありましたが今はないですね。』って答えておいたヨ。『最後に何かありますか?』って言われたので『はい、誰よりもスペイン語を学びたい、アルゼンチンの音楽に触れてみたいという気持ちが強いのでどうぞ宜しくお願いします。』って言って来た。」

本日の12時がインターネットでの合格発表で「あなたの派遣国はアルゼンチンになりました。」

あっという間の2ヶ月間。世界中に提携国があって好きな国を選べるのだが、特に南米は派遣強化国なので補助金も受けられる。詳しい事を知りたいかたはこちらへ。AFS高校生留学

来年の2月から1年間の留学。息子の高校は留学を奨励している学校なので留年しないでそのまま3年生に合流できるのが息子にとっては嬉しいようだ。さあ、バタバタッと決まってしまったのだが、これからが大変だな。私もスペイン語の勉強を一緒に始めようかな・・・。