minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

さっぱり解りませ~ン

2008年10月15日 | 家族の日常
キンモクセイの花もすっかり散り、いつまでもノースリーブ(夏も冬も)のステージ衣装の私は風邪気味。だってステージは暑いんだもん。これって確実に更年期(涙)?

さて、今日は息子の授業参観。息子の大好きな数学の先生を一度見たいと思っていたので、朝早かったけど頑張って早起き。そのあとも参観受付のお当番。

やはり中学ともなると、子供たちは(特に男子)親に来てもらいたくないようだ。受付をしていても、来るお母さんは本当にわずか。1学年で2,3人。だから、せっかく学校に来ても教室に入れず、5分もしないうちに、すごすごと帰っていくお母さんたちが・・・。

私も中学になって1度しかまだ行った事がなかったが「大事なものを忘れた」という連絡が入り、堂々と忘れ物を届ける名目で見学して来れた!それなのに、恥ずかしそうに「ああ」と言っただけ。「ありがとう」の一言くらい言えんのかっ(怒)!!そのかわりに息子の友人達がしっかり挨拶してくれた。やっぱ中学生は可愛いなあ。

数学の授業では「関数」をやっており、y=ax2なんてやつをグラフにしたり、計算したり・・・。プリントを配って問題を解いていたが、先生が私にもそのプリントを下さった。

「うわあ、さっぱり解りませ~~~ん(涙)。」と言うと先生は
「そんな事ないでしょう。」と苦笑。

その後、先生の説明がとても解り易く、ああ、そうだったな~と問題が解けて行く・・・。やはり私が数学が苦手だったのは良い先生にめぐりあえなかったからなのね~!とすっかり納得したのであります。(本当か?)

あさっては、面白い英語の授業(英語でCM撮りをしたものを他の生徒が採点するというもの)を参観する予定。嫌がられようが目立とうが、絶対に観に行くぞ~~~!ああ、親ばかまっしぐら・・・。



終わりよければ・・・

2008年10月14日 | ライブとミュージシャンたち
ようやく怒濤の3days最終日。朝、体は疲れているのに9時に目が覚めてしまい、仕方なくお風呂に入って準備をはじめていると息子が制服を着てでかける支度をしていた。

「あれ、今日は祭日なのに?」
「ブラバンで敬老会のコンサートに行くんだよ。」
「そっか、いってらっしゃ~い。」
「あ、母ちゃんが欲しがっていたシュークリーム、ゲットしてやったぞ。」

ええええ?そう、4,5日前からリプトンのリモーネ(レモンティ)のペットボトルを買うとついてくるお菓子の形をしたおまけを集めていたのですw。5種類あるうちの4種類をいろんなコンビニに行きまくり、ようやくゲットしたので息子に自慢して見せたら「けっ、まるでガキだな。」と一蹴されてしまった。それでも『あと一つのシュークリームが見つからないのよ~』と言っていたのをちゃんと覚えていてくれたんだ!!有り難ううううう(涙)。

という事で朝から気分良く(単純!)吉祥寺へ。演奏前に新ちゃんが赤ちゃんを連れて来てくれてさらに幸せな気分に!赤ちゃんの笑顔ってたまりません。超かわいい~~~~!すべてが帳消しになってしまうパワーがあるから不思議。ま、演奏自体は3日間のどれもこれも面白かったんだけど今日のサムタイムは新ちゃんのピアノも冴えまくり、とても面白いライブになった。




サムタイムが終了し、その足で今度は新宿ちりんぼうに向かう。ちりんぼうの「30周年」パーティだった。神村君と会うのも久しぶり。またまた神村君の赤ちゃんの写真を見せてもらってデレデレ。今日は赤ちゃんの日だな!

さっそくお座敷にキーボードとベースアンプをセッティングして大勢の酔っぱらいたちの前で生音で演奏。みんなすでにノリノリ。最後はみんなが踊りまくって・・・。ああ、どうして音楽ってこんなに幸せになれるんだろう。トクちゃん、30周年おめでとう!花の冠をかぶったトクちゃんがとても幸せそうで可愛らしかった。

2セット目にはYちゃんと芳雄さんの奥様Aさんが来てくださった。またまた会えてうれし~(昨日の宴会に出られなかったので尚更だ)。

「昨日の芳雄さんのコンサートでミクミク、感動して泣いてたんですよ。」とYちゃん。三國連太郎さんが涙してくれたとは・・・。芳雄さんの歌には人を感動させる声と力があるんですね。

演奏後に日本映画ファンのトシキとAさんが、日本映画の裏話などで盛上がる。Aさん、貴重なお話ありがとうございます。『祭りの準備』という映画、絶対借りて来て観よう!



この3日間、いろいろとヘコむ事もあったけど振り返ればとても素敵な3日間だった。新たな素敵な人たちに出会えた事にも感謝。音楽の神様、ありがとうございます!!そして、ヘコんでいる私を励ましてくれた友人達、本当にありがとう。

私の人生ドジだらけ(またか!)

2008年10月13日 | ライブとミュージシャンたち
土曜は小雨の中、ジャズプロムナード/情報文化ホールに来て下さって有り難うございました。お手伝いに来てくれた生徒のみなさんにも大変感謝しております。会場に入れず帰ったかたもいらっしゃったようですいませんでした。久々のフルメンバーでリハーサルもなし、という状況でいろんなミスが連発してしまいましたが、CDも沢山売れ、さらに暖かい言葉を沢山頂き、嬉し涙ちょちょぎれですw。

翌日もまたまた昼から横浜。これが、土曜には1時間かからずに到着したので、それでも1時間半見て家を出たのに、渋滞に巻込まれお昼の12時到着。もうすでに会場に役者さんたちがスタンバイしていて大慌て(汗)。これがあとあと大変な事に・・・。

横浜詩人の会の人たちの50周年記念パーティ。詩の朗読に音をつけていくという面白いライブ。もともと詩はよく解らないのだけれど、プロの役者さんが飛び切りの発声で噛んで含むように朗読すると音楽のように聴こえてきて、それに音をつけていくのがとても嬉しい体験だった。11月に女優の河野さんが下北沢でお芝居をなさるようなのでぜひ母を誘って観に行こう。(と言ってもまだ台本ができていないそうだがw。)



「駐車場に入れに行ったときに少しぶつけてしまいました。」
慌てて会場入りしたので、楽器だけ運んでそのまま自分はリハーサル。車をホテルの前のコインパーキングに入れに行って頂いたのだが、主催者の方の報告を聞いてびっくり。「はああ?嘘でしょう・・・?」

本番が終わってまたまた新宿へと向かうために、主催者と荷物を車に運びこみ、ぶつけた箇所を確認。ど真ん中にへこみが・・・。ああああ、と思いながらも「もし何かあればあとで連絡してください」と言われたので次があるのできちんと見ずにそのまま出発する。

またまた新宿までが大渋滞。車がびくとも動かない。なんとか苦手な首都高を使って新宿までたどり着く。今度は自分で駐車場へ入れる。そこでもう一度後ろを見ると、左のボディが塗装がはがれ、さらにテールランプが割れてるじゃないの?!!げげげ~。酷いなあ。これは。一体どうやってぶつけたんだろう?帰ったらトシキが怒るだろうな~、と憂鬱になっていたところにさらに、横浜の駐車場に自分のバッグ2つを置いて来てしまった事に気がつく。へこみを確認していて、すっかり自分の荷物を車に入れ忘れた。サックスと次用の洋服だけしっかり持って・・・。とほほ。

ああ、なんて最悪なんだ。天中殺か?慌ててホテルに電話をして、荷物を確認してもらうと、な、なんと2つのカバンのうち、1つはあったのに、大河バックだけが無くなっていた・・・。中身は放り出してあったようだ。私のCDやサックススタンド、靴、化粧道具はとらずに、大河バックだけを持って行く奴って一体・・・。「仕事が終わったら取りに伺いますんで。」とホテルマンにお礼を言って一反電話を切る。

新宿クラブハイツは1000人くらいの人で埋め尽くされていた。もうすでにリリィさんやラビさんは演奏終了されていたようだ。ゆっくり音楽を楽しむ状況ではなかったけど、久々の上々颱風は聴けた。『久しぶりですね!』とえみちゃんたちと再会を喜び合う。上々颱風版レットイットビーで会場は大盛り上がり。ひええ、このあとに芳雄さん、やりにくいんじゃないかしら。と思いきや、全く空気を変えてしまう存在感が。

「コマ劇場もここも今年いっぱいで無くなります。あとに何ができるんだろうね。」とつぶやきながら、ギターの弾き語りで登場。格好良すぎですw。今日は役者さんたちの底力を垣間見る事が出来た日。それにしても1000人くらいの人たちが芳雄コール。ステージの真ん中のミラーボールにライトがあたっていにしえのキャバレー全盛時代を想像しながら演奏させて頂きました。ああ、楽しかった~~~。

「え、さっちゃん、打ち上げ来ないの?」
芳雄さんやフラワートップのメンバーたちに別れを告げ、再び忘れ物を取りに首都高に乗って横浜へ向かう。時間はすでに12時を回っていた。ああ、あたし,何やってんのかなあ。大俳優のスーさんもいらしていたし、Yちゃんたちとももっと話がしたかったよ~ん。気がつけば、一日碌にご飯も食べていない(涙)。またまた自分のドジで首を絞めている事を深く反省。出るのは溜め息ばかりなり。

「生きているうちが花なんだぜ」とラストに歌った芳雄さんの歌が「生きているだけで迷惑なんだぜ、ドジは死ななきゃ直らないんだぜ~!」という替え歌となって頭の中をぐるぐるぐるぐるかけめぐる。それにしても事故だけは気をつけなくては・・・と深夜の高速を安全運転で帰路についたのであります。横浜2往復5200円也。ドジでかかった費用・・・プライスレス。誰かにお祓いを頼みたい気分です。



実りの秋

2008年10月09日 | 家族の日常
毎年恒例の横浜ジャズプロムナードが土曜日にある。情報文化センターだから5年くらい前に一度おおたかさんと演奏したところだ。こじんまりした素敵なホールだった。ただ、小さいホールなのですぐに満席になって、入場できなくて帰らされたお客様が沢山いらしたのでそれがちょっと残念だった。という事で、お早めにどうぞお越し下さい。どこもかしこもジャズで埋め尽くされ、人が全国各地からやってくるのがとても有り難い。毎年本当に楽しみなイベントであります。

そして翌日はまたまた横浜で詩の朗読とサックスの共演、そのまま夜は新宿でブルースナイト。芳雄さんは映画のために今、金髪です。ライブ終了後は角刈りにするんだ、と言ってました。どんな髪型も格好良い。これから3本も同時に映画の予定があるとか。凄いです。緒方さん亡きあとは芳雄さんに頑張ってもらわねば・・・。

またまたその翌日は昼間サムタイム、夜はちりんぼうでお座敷minga。ダブルヘッターが2日続くなんて私にしては前代未聞。体力が持てばいいけど。がんばるぞ~、芸術の秋!



MAU@OPEN

2008年10月07日 | 家族の日常
収穫祭(ぴかり祭り)の仲間たちがそのまま尾瀬から新宿へ大移動。西表島の三線奏者や尾瀬のボーダーや、東京の仲間たちも沢山来てくれて新宿オープンも暖かい雰囲気につつまれていた。みんな、来てくれてありがとう。

演奏後も別れるのが名残惜しく、結局、池袋の餃子市で朝の始発まで飲み続け・・・(もちろん、私は運転手なのでウーロン茶だけw)。新宿から出て早々に飲酒検問に捕まる。まわりはみんなベロベロだけど、私は自信を持ってハーハーッと2回もよけいに息を吹きかけてやった!「はい、ありがとうございます。」と検問を無事に通過できた瞬間、全員が車の中で「ばんざ~~~い!紗知、よくやった!」って、そんなにたいした事じゃないんだけどサ。

今日から今週末にある、新宿ブルースナイトのリハーサルが始まる(ほぼ毎日)。1年に1度くらいしか会わないけど、みんな元気かな。さあ、リハーサルに行ってこよう。





命の洗濯~収穫祭

2008年10月05日 | ライブとミュージシャンたち
急遽決まった尾瀬での収穫祭。息子は火曜に中間試験があるというのに『絶対行く!』と張り切って参加を表明。東京から大勢テントを持って「ゆうらぎ舎」に三々五々集まった。今回は私達はテントを持たず、ゆうらぎ舎の小屋をお借りする事に(やっほ~、ラクチン!)。いつもテントをたてると雨が降るのに、今回は気温も暖かくピーカンのお天気。もうこれからはテントたてるの止めようかしらん。



主催のDちゃんの友人で、西表島から三線を弾くシンゴさん親子も参加してコンサートをやる事になっていたので、沖縄、ジャズのライブで盛上がる。

「西表に住んでいると、おじい、おばあがとても元気なんです。年をとるって事はどんどん弱くなるんではなくて、いろんな経験を重ねていって強くなっていくんだなあ、ってつくづく思います。俺もそういうおじいになりたいと思います。」

近所のおばさんたちに三線を聴かせているシンゴさん。

シンゴさんはまだ30代だろう。もともと東京の人だったそうだが、10年前に西表に移り住んだ。しかし、西表で生活するのはとても大変な事らしい。古い習慣があって、ほとんど毎月お祭りや村の行事があり、参加しなくてはいけない。一人一人に役割分担もある。そして、誰もが西表の伝統の歌や踊り、三線などができなくてはいけないそうだ。

「いろいろな人との交流とか役割があるので、家にいて一人の時間を・・・って訳にはいかないんですよ。小さな村の住民全部が一つの家族なんです。沖縄の小さな島にいってのんびり三線でも弾いて生活したいと思っている人には、はっきり言って向いてません。」

かなりの覚悟がないとだめなのね。でも遊びに行きたい憧れの西表島。最後に共演できてまたまた素敵な出会いが生まれた。「いつでも僕らの家に泊まりに来て下さい。」よっしゃ、宿は確保できた。あとは飛行機代だけだ・・・そこが問題なんサ~。

ゆうらぎ舎のおいしい自家製キノコ汁(すいとん)を頂き、ライブの合間に窯でゆうらぎ舎名物、石釜ピザ!穫れたての野菜、穫れたてのハーブ、リンゴetc....ああ、極楽。何度来ても幸せになれる素敵な空間。

コンサートも終わり、やはり尾瀬の秋はダウンが必要になるほど冷えていたが、空を見上げると満点の星。たき火を囲みながらお酒を飲んでいると、これからチベットのラマ僧たちが瞑想の時に使う鐘の演奏をする、というのでみんなで芝生へ移動する。

「この鐘(金?ボールのような形)は、制作する時に太陽の光に当ててはいけない(すぐに割れてしまう)んです。ですから夜中に一晩かけて作り、朝までに仕上げるという特殊な方法で作られています。しかも、最近はこの特別な鐘を作る人たちがいないので、なかなか入手できないんです。私はチベット僧に1ヶ月通い込んでようやく入手できました。鳴らし方も教えてもらう事ができたんです。」

チベットの山奥で、ラマ僧たちの間でもこの鐘の事は公言してはいけないという神秘の音。先日の鈴ん小屋で聴いたクリスタルボールに似た響きだった。この音を聴きながら満点の星を観ているとすーっと輝く流れ星が・・・・。わ~~なんて贅沢な一時。ここはチベット?大宇宙・・・マンダラの世界に入り込み、すっかり気分はダライラマ?!(恐れ多い!)の貴重な体験をさせてもらいました。収穫祭ばんざ~~~い、自然の恵みとパワーにまたまた感謝。

ここで寝っ転がって満点の星を観るだけでも来た甲斐があります。めちゃくちゃ寒いから寝袋が必要だけど。

この素敵な波動を持ったまま、明日はMAUのライブです。尾瀬の仲間たちも新宿オープンに集まるそうなので、楽しみ。ぜひ来て下さい!!

秋の味覚とサンジャック

2008年10月03日 | 家族の日常
病院に検診に行ったら、怪しげな影がどんどん小さくなっている事がわかりほっと胸をなでおろす。ヨカッタ~。でもプールのお許しはまだでない・・・。

夕方から横浜で詩人の会のリハーサル。民藝の役者さんが詩を朗読する合間にサックスを吹く。役者さんは長い詩をすでに暗記していた。流石プロだあああ。私もがんばらねば!ジャズプロムナードの翌日の2時くらいからですが、もし興味あるかたがいらっしゃったら、私に直接連絡ください。何人かはご招待できそうです。

夜はMAUのリハーサル。TくんとMちゃんが夜中にギニアのリズムを沢山教えに来てくれました。終わってからお礼に塩辛パスタを作ってむしゃむしゃ。大好評だった!しかし真夜中にこんなハードなもの食べていいんだろうか。彼らは12月からまたギニアに半年ほど行ってしまうようなので、MAUのライブで会えるのもあと少し。寂しくなるな~。

そして今日はサンジャックで新ちゃんと3人です。美味しい料理も楽しみです。みんな、遊びに来てくださ~い!!!





藤井オケのオモロい人々

2008年10月01日 | 家族の日常
昨日はピットインで藤井郷子オーケストラだった。はちゃめちゃなミュージシャン達の集団でまるでサーカス団。団長のような藤井さんがメンバー紹介を始めるとこれがまた長丁場。大変な事になる。

ドラムのH君の場合。彼はイケメンジャニーズ系ドラマー。衣装もこのオーケストラでは異色の超派手銀座ホスト系ジャケットを着たりするので、藤井さんから「そんな衣装、どこで買うの?」とステージ上でよく弄られている。昨日も「彼は先日、渋谷のブティックで洋服を見ていたら、隣に同じ服を見つめている人がいて、よく見たら、美川憲一だったそうです。趣味が同じなんですねえ。」と紹介。

演奏後、H君との会話。
「あの話、本当なの?どこの店?」
「本当なんです。クロコダイルの上のブティックで、よく覗いているんですが高いからめったに買いませんヨ。」
「へ~。でもこの頃は一時より洋服が地味になったね~。」
「そうです、このバンドではなるべく自宅で着ている地味なものを着てます。何を言われるかわからないから・・・。」
「わかる、わかる、私も藤井さんの仕事ではなるべく地味な洋服を着ているのよ!」と二人で頷き合うのだったw。


最近藤井オーケストラに加入したカナダ系ギターリストのチュルコ君は日本語ペラペラ。
チュルコ「譜面がありませ~ん。」
郷子「あれ、『飛不動』でしょ?何度かやっている曲だから、あるはずだけど・・・。」
チュルコ「あ、これか、ローマ字で『Tobifudo』って書いてあるから解らなかったんだ!」
郷子「にくったらしい外人!」

おとぼけトロンボーン隊の3人組。Nさん以外は、代々いろんな個性の持ち主が入れ替わり立ち替わりしているパートだが、超美人の彼女にふられてパーマをかけてきたT君は酔っぱらっているのかリハーサルからミス連発。「ぜんぜん譜面が追いつかないや~。」と暢気な一言。また、飄々とした顔で「このソロの部分、緊張して吹けそうもありませ~ン。」などと小学生のような泣き言を言うK君。「大丈夫、ここは俺のソロだからね。」と横でなぐさめるNさん。困った顔が楽しみで、わざとTBのソロパートを書いている、藤井さんの嬉しそうな顔。やはり藤井さとこでなく、サド子だな、と確信。かくしてTB隊のソロパートではどんな事が起きるのか、本番中も全員の注目を浴びる事となるのであります。

このバンドの極めつけはやはりなんといってもサックスの泉君。ステージで焼酎を飲みながら演奏するのは慣れたけど(苦笑)、今回は「チーズ鱈」まで持ってステージにあがっていた。藤井さんの長いメンバー紹介の時用か。「紗知さん、食べます?」って本番中に言われても・・・(苦笑)。

最後に初めて証されたNYナンキン虫事件。田村tpさんと藤井さん(ご夫婦)が先月20日にNYに行って、いきなりナンキン虫にさされてレコーディングもライブもキャンセルして散々な目に合いながら帰国してきたという話。カナダやロスが発祥らしいが、今、全米でナンキン虫大発生らしい。10日経ってようやく治まったけど、と腕などを見せてもらったが、水疱瘡のあとのようなものが点々と・・・。「痛みはないんだけど、痒くてぶつぶつが気持ち悪くて本当に大変だったのよ~。」こわ~~~い。

真面目にやるのがアホくさくなるようなバンドだけど(苦笑)、ひとつくらいこんなオーケストラがあってもいいですかねw。50周年を迎える藤井郷子さん、団長としてこれからも猛獣たちを引っ張って行ってくださ~い。