minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

日々雑感

2009年07月13日 | 家族の日常
梅雨はあけたんでしょうか?なんだかとっても暑いのでタオラー復活。みんな生きてますかあ?私はなんとか元気でやってます。

毎朝のお弁当作りもすっかり慣れ、朝ぼーっとしていると、猫たちが「ご飯くれにゃ~」と足下にじゃれつくのを軽く蹴飛ばしながら(!) 冷蔵庫のドアを開け、朝ご飯と弁当のメニューを同時に2つ考えて支度をする、という合わせ技もスムーズにできるようになって来た。しかし、手を抜くと「最近、パターンが決まってきたな。もっと変化つけた弁当にしてくれ」などと煩いったらありゃしない。作ってもらえるだけでも感謝しろよ、と言いたいところをぐっと我慢。来年は1年いなくなる・・・うしし。なんて考えつつ、3段重ねほかほか弁当、焼きそば弁当、オムライス弁当、サンドイッチなどとバリエーションのあるお弁当作りを心がける素晴らしい母親だ(って誰も褒めてくれないから自分で褒めておく)。

スペイン語圏留学に向けて猛勉強をしている息子に負けじと基礎練習に励む今日この頃。やはり基礎がなっていないと自分で今頃気がついた(って遅すぎだろ!という声が聞こえる)。ああああ。この歳になってもまだまだやらなくてはいけない事が山積み。音楽って本当に深いな・・・。あ、猫にえさをあげなくちゃ。「もう少し私たちの事もかまってくれにゃあああ。」

西麻布アムリタです!

2009年07月09日 | ライブとミュージシャンたち
暑くなってきましたね!降ったり止んだりする小雨がシャワーのようでなんだか気持ちいい私って変でしょうか。さて、本日の夜中1時から西麻布の隠れバー「アムリタ」でminga4でライブがあります。

なんとチャージは500円ぽっきり。おつまみのような感覚で音楽も楽しんでほしい!ということだそうです。つまみになるかな~w。電車に乗り遅れた方はぜひアムリタで朝までどうぞ。私たちはさっさと帰りますけどw。DJも入りますよん。ではお待ちしております。

「アムリタ」って、吉本ばななの本があったけど、神様の飲むお酒っていう意味だったかな。

写真は全く関係ないけど20年前の「コニーアイランド」by筑紫卓也

七夕はギニアの衣装で?

2009年07月07日 | 家族の日常
今日はめずらしく七夕の日なのに晴れている(しかも気分は真夏!)。しかも21世紀で1度しかない、月食の七夕なのだとマイミクのアフリママリさんから教えていただき、ただただ驚き。そんな素敵な日だから(?)息子も期末試験が終わったし、前から息子と約束していたタイ料理(orベトナム)を食べに出かける予定。

さて、昨日はギニアから半年ぶりに帰ってきたダンサーのミカちゃんとドゥンドゥンの高木君が我が家に遊びに来た。

ギニアの食事が最後の方は食べれなくなって栄養失調、あと少しで入院騒ぎという状態でヘロヘロになって戻ってきたミカちゃん、「帰った当時はげっそり痩せたんですが、もうすっかり元通りです!」パーム油中心の料理はかなりヘビーそうだ。とにかく元気になってよかったね。

ギニアでの生活はやはり過酷だったみたい。2回ほど死にそうな目に遭ったという話ももの凄かった。今だからこそ笑って話せるけどへたな本を読むよりはるかに面白い。あごがはずれそうなくらい笑わせて頂きました。真夜中なのに近所迷惑だろうなあ・・・。

高木君のコラの先生のCDを聴かせてもらって素晴らしい歌声と音楽に感動。いやはやギニア、恐るべし。先日のエピゾさんのライブ音源なども聴きながら夜中まで盛り上がった。しかしあまりに話に夢中になって、せっかく用意していたひつまぶし&豆腐炒めを出さないまま・・・。結局枝豆しか出せなかった(汗)。ごめんね~~~!

ああ、それなのに帰る間際に「あ、お土産渡すのを忘れてました。」

とミカチャンがバッグからあざやかなブルーのワンピースと黄色のズボンとをとり出して私たちにプレゼント。



アフリカの生地であちらの工場でミカチャン自ら指揮をとり作らせたもの。ミカちゃんはもともと服飾の学校を出ているのでプロのアイデアと監視の元、腕のよいアフリカのお姉ちゃんたちに裁断、縫製をしてもらってくるのだ。裏地も縫い目もとても綺麗で驚くほど丁寧な仕事ぶり。

「みんな凄く腕がいいんです。裁断だって、型紙なんか全く使わずにちゃっちゃって切り出して『こんな感じ?』って作っちゃうの。それが縫い目とかとてもぴったり。魔法のよう!」

さっそく今日はお土産のアフリカンブルーのワンピースを着て、息子たちと夕食食べに行きます。本当はタイじゃなくてギニア料理がよかったけど・・・パーム油料理は私にはやはり無理かも。

向かうところ・・・

2009年07月05日 | ライブとミュージシャンたち
おとといは西荻サンジャック、やっぱり木の響きって気持ちいいな~。特にベースの音が木と木が響き合うのでご機嫌。いつかここでレコーディングしよう!との惚れ込みようですw。

そして昨日は浜松町駅のすぐそば、カラバッシュというアフリカンレストランでエピゾ・バングーラのライブ。誰と競演するのか、どんな曲をやるのか、ほとんど何も知らされず、2日前のリハーサルでようやくエピゾさんの曲を中心にバンドで演奏するということを知らされる(汗)。ピエールさんの愛娘マイア・バルーfluteの自宅でのリハーサル。沢山の曲をいっぺんに教わり・・・ひえ~っとあわてて譜面を書きつつ、録音してもらって宿題どっさり。譜面があればこんなに苦労しなくてすむんだけど、彼らはそういうものをわざと排除しているようで・・・(涙)。

カラバッシュでの宣伝もHP告知も何もないので大丈夫なのかな~、と思っていたら案の定お客様はボチボチ・・・。このところ東京ライブは「向かうところ客なし」という感じで寂しい状況が続く。はあ~~~もったいない。それでもエピゾさんはエネルギッシュに演奏しまくり「僕たちは2千人の前で演奏しているのと変わらない気持ちでいつも演奏してます。だからまた来てくださいね~。」

と熱いメッセージ。見習うべきプロミュージシャン魂。

「エピゾさんって何歳なの?」
「ははは~、アフリカでは誕生日ってないんだよね。だから何歳かわからないの。」

本当かあ?でも二十歳を超えている息子(フランスリーグでサッカー選手らしい)と娘がいて孫もいる、というのを聞いてびっくり。若く見えるけど、年齢不詳・・・話せば話すほど謎は深まるばかりw。それにしても日本語が会う度に上達している。マイアとはフランス語、英語、そしてステージではギニア語と沢山の言葉が飛び交って・・・私はさっぱりついていけないけどw。

このグループでしばらくは都内で演奏していくようですから、ぜひ次回は遊びにきてください。マイアもレオ君perもベースのRay君もみんな若くて素晴らしいミュージシャンたちでした。出会いに感謝。

明日に向かって・・・

2009年07月02日 | ライブとミュージシャンたち
息子は今日から期末考査で朝4時に起きて勉強して学校へ。一夜漬けならぬ、一朝漬けだ。

「おれ、ミュージシャンになりたいのに、なんの為にこんな(地学とか物理とか古典・・・)勉強しなくちゃならないのかわからないよ。」と5月病のせいなのか目標を失って勉強意欲もなくなっていた。私もそう言われてしまうと、地学とか数学2Bとか、漢文とか苦手だったなあ・・・・と同感。そんな苦手科目だった勉強の必要性など説得できる訳がなく「とにかくミュージシャンになる為にも英語だけはできたほうがいいよね。」としか言えない情けない母親なのだ。とほほ。

しかし、ツアーからもどって高校留学の話が具体的になってきてから急に勉強を頑張り出した。高校側がどこへ留学しても(英語圏以外でも)1年間の単位を認めてくれる、という事になったのだから凄い。留学にとても理解を示してくれる良い先生方(高校)だったので本当にラッキーだ。

7月の2次募集に急遽応募する事になって、さあ、どこの国を希望しようかといろいろと模索中。スペイン語圏に行くという目的は変わらないけど、人間は目標がないと生きて行けないんだな、と息子を見ていてつくづく感じる。明日に向かって頑張れ!

さあて明日は西荻サンジャック。生音と木のハコが先日のAppleJumpとはまた違った響きで気持ち良いので、ぜひいらしてくださいませ!



第2の心臓?

2009年07月01日 | 家族の日常
時間さえあればウォーキングをし、大量の汗をかき帰ってからシャワーを浴びて、そのあと練習というストイックな日々を過ごす利樹。私といえばビデオの編集にはまったり、洗濯物を取り込んだり、夕飯の支度をしたり、村上春樹の「遠い太鼓」を読みながら「ああ、絶対イタリアだけは住みたくないなあ!あの女癖の悪い首相も、さもありなん!」などとテレビのワイドショーを見てぶつぶつ言いながら・・・家事とレッスン以外はパソコンのそばから離れられない日々。

「知ってる?『ふくらはぎは第2の心臓』って言われているんだぞ。紗知のように歩くのが嫌いだと、あとあと大変な事になるよ。絶対にウォーキングとか有酸素運動をしたほうがいいよ。」

子持ちししゃものようなご自慢のふくらはぎをぴくぴくさせながら言い放った。

「ええ?ふくらはぎが???運動なら水泳に時々行ってるからそれでもいいんじゃない?」
「いや、水泳は有酸素運動には入らないって説もあるくらい、上手く泳げる人はあまり運動にならないんだよ。」

そういえば、殆ど足は使わないから、いくら泳いでも殆ど疲れない。ふ~~~ん。ちょっと納得。

という事で、本日は意を決して(ってそれほどオーバーなものでもないけど)靴下&運動靴を履いてウォーキングに出る事にした。

今日は曇っているのでウォーキングにはぴったりの気候。それでも1時間くらいの距離はかなり汗をかく。息子が昨年まで通っていた中学校の裏を通り、ブラバンの練習の音が聞こえてきたり、体育館ではバスケの選手達が練習していたり、そういうのを楽しみながら、緑いっぱいの暗渠(あんきょ)をず~~~っと歩くのは気持ち良い。沈丁花が枯れはじめ(それでも良い匂い)、その代わりに「今度は私の番!」とばかりにあじさいが色とりどりに咲き出している。暗渠って池袋に嫁に来るまで知らない言葉だったけど、川を埋め立てて散歩道にしたものを言うのだ(知らなかったのは私だけか?)。

暗渠のところどころに意味不明の裸の赤ちゃん像が置いてあったり、幼稚園の前だけ可愛いアートが書かれていたり、誰も寄り付かないぼうふらだらけの池があったりと結構飽きない。時々痩せこけたノラ猫がパン屑を食べていたり、大きなカラスがベンチに止まっていて目があって思わずふせたり、薄汚れたぞうきんがあるな~ってよく見たら、浮浪者のおじさんが寝ててびっくりしたり・・・さすが池袋。

ただ歩くという行為は私には無理なので、目的を目白のケーキ屋に設定。ここのバレンシアケーキが大好物なので、それを買いに行くという目標をたてる。目白駅近くになると豪邸が立ち並び、さすがに浮浪者のおじさんは寝ていない。おしゃれな家とか、由緒正しきお屋敷などを鑑賞しつつ、ケーキ屋へたどりつく。

久しぶりに行ったらバレンシアケーキがなくなっていた。しかも値上がりしている!ぷんぷん。仕方ないのでよく似た形のレモンのケーキを購入して元来た道を帰る。

レモンのケーキもとても美味ですっぱさと甘さがこの季節にふさわしい爽やかな味だった・・・でも、散歩で消費したカロリーを考えれば・・・(汗)。ま、それよりも『第2の心臓』を鍛える為と思えば・・・カロリーなんて関係ないか。


何してんねん?と思わずつっこみたくなる赤ちゃん像