「ウインクで乾杯」
さすがの東野圭吾さん。
パーティーコンパニオンの女性と刑事の会話が面白くて、ついつい読み進めてしまいます。
しかも、主人公に絡む刑事の”名字が同じ“なんで親近感あります。
かなり珍しいオットさんの方の姓ですが、義父が養子に行った先の名字。
その前はごく一般的な姓だったそう。
東野さんがどういう経緯でこの名前を使ったのか、聞いてみたい気がします。
「きたきた捕物帖」
宮部みゆきさんの時代ものは読みやすい。
主人公を16才の少年にしたというのも、これからの人生について考える年頃というのも、読み手にわかりやすくていい。
名前も重要で、北一という。
のちに出てくる喜多次と二人で成長していく話しだ。
北一と喜多次で、きたきたコンビ。
この二人のような出会いが現代にもあるような気がする。