今日は夏至。「でんきを消して。スローな夜を。」というキャンドルナイトの日ですね。うちでもやってみました。
キャンドルナイトを通じて、節電や環境問題を考えようという動きが東日本大震災の際に一気に広がりましたが、最近ではそのような空気が忘れ去られているように感じます。キャンドルナイトを実践することを通じて、改めて考えてほしいと思います。
私たちは震災の前から、キャンドルナイトを通じて、ろうそくの光と言う新しい楽しみを見出しながら今の暮らしを考え直そうという運動をやってきました。
「私たちは 100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2003年の夏至の日、6月22日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、ある人は世界のいろいろな場所で
生きる人びとのことを思いながら。(中略)
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。」
(100万人のキャンドルナイト呼びかけ文より)
一過性の動きで広がったことは、一過性の動きで消えてしまいます。一時のブームではなく、キャンドルナイトを通じて日々の暮らしを考えるということを地道に続けていきたいと思います。