こないだ安房方面に旅行に行ったとき、泊まった民宿で、
「明日は朝から鯨の解体があるので一生に一度は見に行くといいですよ」
と薦められた。
和田浦は日本でも指折りの捕鯨基地。これが見たくて房総半島の先端まで来ても、漁の具合によっていつも見られると限らないのでこれはラッキー。早速朝4時半に起きて見に行った。
鯨は、やわらかくするために海水に17時間漬けた後、朝5時から2時間で1頭を裁かれ、業者の冷凍庫に運ばれたり地元の人に売られたりするようで、魚市場近くのには朝5時前から人だかりができていた。
実際の作業は、ぶつぎりにした肉片を包丁で次々と裁く人、大鉈をモーター巻上げのチェーンで骨と肉を切り離す人、など職人技でてきぱきと進んでいく。紫色の腸、皮をはがれて飛び散る肉片など、強烈なインパクトにも拘らず作業に見入ってしまう。このような残酷な風景の反面、「命をいただく」ということが実感できる。
でも、てきぱきと裁いていく職人の人たちにとっては、命をいただくという儀礼や感傷はあるのか、ちょっと複雑。まあ、生業としてやっているのでいちいち感傷に浸ってはやっていられないんでしょうが。。。
「明日は朝から鯨の解体があるので一生に一度は見に行くといいですよ」
と薦められた。
和田浦は日本でも指折りの捕鯨基地。これが見たくて房総半島の先端まで来ても、漁の具合によっていつも見られると限らないのでこれはラッキー。早速朝4時半に起きて見に行った。
鯨は、やわらかくするために海水に17時間漬けた後、朝5時から2時間で1頭を裁かれ、業者の冷凍庫に運ばれたり地元の人に売られたりするようで、魚市場近くのには朝5時前から人だかりができていた。
実際の作業は、ぶつぎりにした肉片を包丁で次々と裁く人、大鉈をモーター巻上げのチェーンで骨と肉を切り離す人、など職人技でてきぱきと進んでいく。紫色の腸、皮をはがれて飛び散る肉片など、強烈なインパクトにも拘らず作業に見入ってしまう。このような残酷な風景の反面、「命をいただく」ということが実感できる。
でも、てきぱきと裁いていく職人の人たちにとっては、命をいただくという儀礼や感傷はあるのか、ちょっと複雑。まあ、生業としてやっているのでいちいち感傷に浸ってはやっていられないんでしょうが。。。