「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

芦川植樹ツアー その②

2011年10月25日 | 「つながりの旅」とは?

芦川は、去年以来4,5回行っていますが、今回は黄色く色づきつつある山々を観ることができました。

  

また、何と言っても、芦川の魅力は、かぶと造りと呼ばれる大きな屋根を持った古民家や、野菜を洗ったりする共同の用水路など、昔ながらの風景が残る集落の風景にあると思います。

  

集落を歩くと、名産のあま~いホウレン草がビニルハウスで元気よく成長しているほか、

軒先で干し芋を創る風景や

炭焼きの風景

にも出会えます。

また、芦川では、地元の石で石垣を作り、家の塀や棚田を築いてきましたが、そのような石を利用した庚申塔や石碑のようなものもよく見かけます。普段なかなか都会では見ることができないので、一個一個興味深く持って見ると、集落散策も楽しいです。

 

帰りは、直売所で、特産のコロッケ「にんじゃくん」(村で獲れたにんじんとじゃがいも入り)、ホウレン草、コンニャクなどをいつものように買い込みます。さらに、隣町の八代のぶどう農家で、特別に残しておいてくれたピオーネと、オマケでたくさん頂いた柿をゲット。

静かな山里と温かい人々、旬のフルーツと野菜など、甲斐の恵みを沢山いただきました。

合掌。

 

 


芦川での植樹ツアー

2011年10月23日 | 山梨・芦川にて

東京の地下鉄の駅で配っているフリーペーパー、Metroミニッツの、「芦川植樹ツアー」に参加しました。

この企画は、「ふるさとツーリズム」と言って、都会に住む人が(自分の田舎以外にも)もう一つふるさとを持とう、ということを目指し、各地を訪れて地元の人たちとの交流を楽しむ、というもの。「田舎体験なんてどこにでもあるので、きっかけを提供して知ってもらい、良いところだと思ってまたその地を訪れてくれることにつなげたい」ということのようです。

エコツーリズムの精神でその土地の自然や人とのつながりを感じ、それに基づいて日々の暮らしを見直そう、という「スローツーリズム」とも重なる部分がありますね。

今回は、私が昨年から応援する、湖と石和温泉に挟まれた山里であるを舞山梨県笛吹市芦川を舞台にしたツアーということで、どんなツアーになるんだろうと参加しました。これまでの味噌造り体験などではあまり人が集まらなかったけど、このような媒体ならどういう人が集まるんだろうという興味もありました。

まず驚いたのは、30代前後の若い女性参加者が多いこと。田舎体験のイベントなどに行くと、通常は年配の方々が多いのですが、やはり都内OLが読者層となっている雑誌ならではですね。しかも、いまどきの若い女性は、「ふるさとツーリズム」とか「植樹」とかに、こんなに興味があるんだ。。。意外というか、(ニーズの)あるところにはあるんですね。)

新宿から僅か2時間強で芦川の直売所「おごっそう家」に到着。地元野菜とキノコご飯の昼食をいただき、上芦川集落の古い街並みを散策したあとは、いよいよ地元の方と我々参加者が二人一組となってイロハモミジと芝桜を植えます。紅葉時期には、周りの山に黄色くなる木が多いので、赤いモミジがあるといいね、ということのようです。

私は、地元の陽気なおばあちゃんとご一緒しました。そのおばちゃんとは、その後のBBQでもご一緒にお話しし、「今度、木が大きくなるのを見に来て、ウチへお茶にでもいらっしゃい」と、お声がけを頂きました。まさに、「ふるさと」を感じられるような、温かくてうれしい一言です。

芦川の静かな秋の風景と温かい人に癒されます。


3.11と田舎暮らし志向

2011年10月14日 | 農のある暮らし

今日は、田舎暮らしに関するセミナーに行きました。今日のテーマは房総での田舎暮らし。比較的東京から近いせいでしょうか、30,40代と50代以上と思われる人が4人ずつの参加者が熱心に聞いていました。

皆さんかなり真剣で、パソコンやタブレットPCに入力しながら話を聞く人もいて、一部の特殊な人だけでなく、かなり感度の高い人たちが、地方への移住や田舎暮らしを真剣に考えていることを感じさせました。

やはり、3.11後、電気や電車が自由に使えなくなり、スーパーからパニックのように米や水がなくなる都会での暮らしに違和感を覚え、地に足のついた生活や、安心・安全な食べ物と環境を求めて、地方へ脱出する人がかなり増えているようです。

これまでの経済優先、利便性と効率性優先という社会から距離を置く、ということもあるのかもしれませんが、やはり、社会不安を経験して改めて重要性に気付いた「人とのつながり」や、いざとなったときの生活環境として安心できる、「自然とのつながり」を感じられる暮らし、が見直されているということがその根底にあるような気がします。

これから益々、都会から田舎へ、経済成長よりも安心・安全な暮らしを、半農半Xの生き方を、という風潮が加速する気がします。とすれば、なるべく早くそのような環境に身を置いて、自分なら何ができるのか、チャレンジしたい。。。さあて、自分には何ができるのか。

 

 

 

 


大井町の家系ラーメンにて

2011年10月09日 | スローフード/B級グルメ

昨日は大井町駅近くのラーメン・武術家へ。

家系の豚骨醤油・太麺ですが、横浜の麺とは違う気がします。ちなみに、まかない丼(100円)を頼むと、チャーシュー+煮卵にマヨネーズがかかったものが提供されます。おなかいっぱいになりたい若者やガテン系はいいと思います。美味しいのですが、こってり系なので、思わず野菜が欲しくなりましたが、見当たらなかったので、相方のライスを食べて口をさっぱりさせました・・・。

ところで、あれほど学生時代から慣れ親しんだ地元横浜の家系の豚骨醤油味がしつこく・しょっぱく感じる今日この頃。。。

やはり年とともに味覚が変わったことを認めざるを得ません。家系ラーメンからは「卒業」したことにします。これからは、魚介だしに期待でしょうか。


楽しんでエコライフ

2011年10月07日 | Slow Life
昨年と比較して、電気使用量が20%以上減った人が応募対象となる、品川区の節電コンテスト。7月は24%下がったので、応募してみたら、参加賞がもらえた。区内共通商品券1000円分と、コンセントが楽にぬけるプラグの補助具。楽しんで無理なく節電できるのがいいよね。お得だし♪



飯田橋 ラーメン梟

2011年10月05日 | スローフード/B級グルメ

今日は外出ついでに、飯田橋のラーメン梟でランチ。

カウンターのみ13席の席は埋まっており、二人ほどウェイティング。ラーメンの味は、醤油、味噌、塩、魚介とんこつと、種類が多い。驚いたのは、餃子とライスは+80円で付けられること。しかも、餃子も、ふつう、ピリ辛、シソ入りから選べる。さらに、麺も味噌と醤油は太麺、塩と豚骨は細麺らしい。

塩ラーメンのスープを一口飲んで、あっさりというよりは、こってりした九州系の豚骨ベースが強いことに気づく。そういえば、具にきくらげが入っていたり、トッピングに高菜や紅しょうががあったりと、九州系を感じさせる。

食べている時は、こってりとして美味しいと思ったのですが、後味はしつこく感じました。昔はあんなに地元横浜の家系を食したのに・・・やはり年でしょうか。><;


意外と魅力の多い熱海

2011年10月02日 | 小さな旅

夏の花火を間近に見て感動したので、この週末、秋の熱海に花火を見に行きました。

熱海についたら、まずは駅前ビルの地下にあるこじんまりとした定食屋「まるに食堂」へ。かなり昭和な雰囲気ですが、網元の営む定食屋だけあって、刺身定食4種盛り750円、魚メンチ定食570円と格安。熱海には山ほどある観光地値段の店には入る気がしないので、こういう「見た目より中身」の店がありがたいです。

 

その後、駅近くの仲見世にある天然酵母パン屋「久遠」でラスクやピーナツバターを買い、相方の会社の保養所へ。駅から近いし、設備も近代的で快適、スタッフの方も親切で料理も抜群、おまけに花火の日には屋上で、夏はかき氷、今回はお茶とぜんざいのサービスまであるのが嬉しい!海を望むお部屋も広々して、ゆったりまったり。

  

昼間は、温泉地熱海の湯前神社にお参りし、お祭を見物。江戸城の殿様へお湯を届けた故事にちなんだ湯汲みレースを見学。二人組が熱いお湯を担いで、江戸城に見立てた場所へ50mほど走り、3分以内に多くのお湯を運んだほうが勝ちと言う素朴なレースだが、見ているとなかなか力が入ります。人ゴミもほどほどで地域の人も多く参加していて、ほのぼのとした気分になれるのがローカルで良い感じ。

宿に帰り、温泉でゆっくりし、多彩な季節の味覚を味わえる夕食を済ませたら、

落ち着いたころにいよいよ花火がはじまる。熱海湾から上げるので、1Kmしか離れていない市街地の宿の屋上から見ると、かなり間近で迫力満天。数か所から打ち上げられる花火の音も、山やビルに反射して臨場感たっぷり。25分間ほどの花火大会だが、かなり色とりどりの乱れうちあり、最後に金色に夜空を彩るスターマインありで、堪能できる。夏とは違い、涼しいを通り越して半そででは寒いくらいの温度だけど、花火でにぎわっているとはいえ、街も夏ほどの騒々しさがないので、落ち着いて楽しめる感じ。

今ではなかなか数少なくなってしまった会社の保養所、しかも古典的ともいえる熱海ですが、こうやってみるとなかなか楽しめます。小さい子供や体力のない年配者には、 東京から近くて海も山も温泉も小旅行気分で楽しめるので、熱海の魅力に改めて気づきました。移住者が多いのもうなずけます。