「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

品川は桜が満開

2012年04月09日 | 「つながりの旅」とは?

家の近所の線路沿いに桜並木があります。その桜並木の下を通り過ぎるのがワクワクするほど、桜が満開でした。

昨日の買い物からの帰り道は、ちょうど夕ぐれ時の時間帯で、淡いピンク色の光の中に、桜が咲き誇っているのがきれいでした。夕日に照らされる薄桃色の花弁が見えます。特に愛着を感じるわけでもないこの土地ですが、昨日見た桜並木の風景は、一見の価値がありました。


自分のことは自分で

2012年02月18日 | 「つながりの旅」とは?

仕事次第で、どこに住んでどんな人生が決まるかなんて寂しい。

自ら実現したい生き方、住みか、ライフスタイルを選びとり、その環境の中で、周りのリソースを活かして仕事を創る。。。ってことは痛いほど、分かっているんだけど、ここ数年来、実現できていない。

すぐに身動きはとれなくても、まずはマクロ&ミクロの視点、長めのタイムスパンで、ニーズと資源を結びつけるイメトレをするか。。。


芦川植樹ツアー その②

2011年10月25日 | 「つながりの旅」とは?

芦川は、去年以来4,5回行っていますが、今回は黄色く色づきつつある山々を観ることができました。

  

また、何と言っても、芦川の魅力は、かぶと造りと呼ばれる大きな屋根を持った古民家や、野菜を洗ったりする共同の用水路など、昔ながらの風景が残る集落の風景にあると思います。

  

集落を歩くと、名産のあま~いホウレン草がビニルハウスで元気よく成長しているほか、

軒先で干し芋を創る風景や

炭焼きの風景

にも出会えます。

また、芦川では、地元の石で石垣を作り、家の塀や棚田を築いてきましたが、そのような石を利用した庚申塔や石碑のようなものもよく見かけます。普段なかなか都会では見ることができないので、一個一個興味深く持って見ると、集落散策も楽しいです。

 

帰りは、直売所で、特産のコロッケ「にんじゃくん」(村で獲れたにんじんとじゃがいも入り)、ホウレン草、コンニャクなどをいつものように買い込みます。さらに、隣町の八代のぶどう農家で、特別に残しておいてくれたピオーネと、オマケでたくさん頂いた柿をゲット。

静かな山里と温かい人々、旬のフルーツと野菜など、甲斐の恵みを沢山いただきました。

合掌。

 

 


脱・原発アクション6.11 in 新宿

2011年06月11日 | 「つながりの旅」とは?
東日本大震災から3カ月後の今日は、全国100万人の脱・原発アクションデ―。
私も、ナマケモノ倶楽部の仲間と一緒に新宿の街を歩きました。

夕方新宿西口につくと、駅前をにぎやかにデモの一団が通り過ぎていきます。シュプレヒコールをするひとたちもいるけど、大半はプラカードを持ったり、なりモノを持ったりして、「自己主張をするパレード」のようです。

ナマケモノ倶楽部のメンバーも、幟、アンペアダウンマーク、パーランク―、カスタネット、愛犬(!)など、様々なグッズを手に持って、にぎやかに行進します。

警察官大勢に見守られながら(!)居並ぶ車の前を堂々と歩いて横断するのはなかなか気分がいいです。もっとも、さすがは新宿の街、通行人も多いのですが、何だろう、と思って興味深く(または冷たい目で)見る人もいれば、胡散臭そうに無視を決め込む人も多くいます。

ただ、TBSのネットニュースでも取り上げられていましたが、デモの参加者は4月以来着実に増えているし、運動も全国的に広がっています。新宿のデモも2万人が参加したらしいし。(http://www.alterna.co.jp/5893)

少しずつでも、このような動きが広まればいいなあ。

ポスト311へのメッセージ~

2011年05月24日 | 「つながりの旅」とは?
「幸せの経済学」の編者、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんから、ポスト311を生きる日本のみなさんに、とメッセージ。
http://www.voluntary.jp/weblog/myblog/275/1946763#1946763


■ポスト311へのメッセージ
~自分の中にあるはずの、健全な常識や知恵を頼りにしよう


私の心は、困難な時を過ごしているすべての日本の友人たちや仲間たちとともにあります。まず私が言いたいのは、深刻な危機の中にあっても落ち着きと威厳を保ち続けた日本の皆さんが世界に与えた感動のことです。世界の他の場所なら、略奪や騒乱や混乱状態が起こってもおかしくないような惨禍の中にあってなお、穏かさと互いへの思いやりを失わなかった日本の皆さんの様子に、世界中が驚きました。現代に生きる私たちみんなにとっての素晴らしい模範を、あなた方は示してくれたのです。

私は心から願っています。この危機をきっかけに、あなた方の国における発展と進歩の方向性が根本的に見直されることを。ますます多くのエネルギー消費を必要とする経済システムの愚かさと残酷さに、人々が気づくことを。日本ばかりではありません。世界中の人々が、消費を煽り続けて経済成長を追求する社会・経済システムの罠にかかって、目を眩まされてきたのです。経済成長なるものは、生物の世界における成長とは相容れないものです。それどころか、経済成長とは、無限の多様性を原理とする生命の世界に、それと正反対の“モノカルチャー(均質性)”という死の原理を持ち込むことによって、自然がよって立つ基盤そのものを突き崩そうとするのです。

このように時代遅れで腐敗した経済成長という考え方が、もうこれ以上人々を押し流さないよう、私は願っています。自分の心の声が、そして自分の中にあるはずの健全な常識や知恵がきっと頼りになります。あなた方の国で起こった大災害は、これまでむやみに経済成長のみを信奉してきた人々の心をも揺さぶったはずです。同時に、経済の原理ではなく、いのちの原理の側に立つ人々の思いを確信に変え、相互の絆を強めることになったことと、私は期待しています。

この危機の中でこそ、私たちは手をさしのべ合い、コミュニティのつながりを編み直さなければなりません。そして、生きている大地へと向き直り、動植物をはじめとする自然界との一体性を取り戻すのです。


2011年4月   ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ


My heart goes out to all of my friends and colleagues in Japan at this
difficult time. First of all, I want to say how touched the outside world
has been by your remarkable composure and dignity in the face of such a
serious crisis. Across the world, people have been amazed by the peaceful
and respectful behaviour in Japan. At a time when, in many countries, there
would be looting, friction and breakdown, you have managed to maintain the
social fabric in an admirable manner. You are a great and inspiring model
for all of us.

I sincerely hope that this crisis will lead to a profound reassessment of
the direction of development and progress in your country. I hope that
people will wake up to the absurdity and cruelty of an economic system that
demands an ever-increased consumption of energy. Around the world our minds
have been clouded by a political and economic system that traps us in a
blind pursuit of global growth through ever-increasing consumerism. This
economic growth is anti-thetical to biological growth in the living world.
It stifles the very foundations of life, the infinite diversity of the
living world, imposing instead a deadly monoculture.

I hope that this outdated and corrupt notion about economic growth will not
continue to overwhelm us, that we will find guidance in common sense and
wisdom, and in listening to our hearts. What has happened in your country
has hopefully shaken the firmament of those who have blindly held to their
belief in economic progress, and simultaneously strengthened the conviction
and the collaboration among those who affirm instead, the very principles of
life itself.

In this time of crises we need to reach out to one another and the living
earth, rebuilding the community fabric and our connections to the plants,
the animals and the rest of creation.

(翻訳:辻信一)


被災地の様子

2011年05月06日 | 「つながりの旅」とは?


津波で押し流された家や大破した家にカメラを向けることはためらわれましたが、被災地の様子を目の当たりにすると、津波の威力や地震の被害といった自然の圧倒的な力を感じます。また、雨のように曲がった線路や手の施しようのない駅舎を見ると、業界人としては、呆然としてしまいます。

気仙沼線大谷海岸駅とその付近
  

田んぼのがれき、電柱や車も…


虹色の雲の下でガラスの破片や釘をみんなで取り除く「地雷除去」作業


段々と片付いてきた田んぼの彼方からの日の出

四国へ行ってきました ~高知編友人の友人まで公開

2010年12月30日 | 「つながりの旅」とは?
クリスマスの休みを利用して四国へ行ってきました。
昨年は讃岐うどん食い倒れツアーでしたが、
今回は・・・みかんと瀬戸内の魚、それとやっぱりうどんでした。

それはさておき、まずは龍馬伝で人気沸騰中の高知に入りました。
といっても、桂浜よりも先にまず連れあいに連れて行かれたのは、
あんぱんまんミュージアム!

道端にさりげなくあんぱんまんの石像が立っている
ひなびた山村にあるこのミュージアムは、
子供たちの夢と笑いに包まれて、
のんびりとした空気が流れています。

ミュージアムの周りでは、街の街灯やホールまでも
アンパンマンをかたどっています。

子供の漫画だろうと、あまりじっくり見たことはなかったけど、
よくよく向き合ってみると、
温かみのある絵を配し、勧善懲悪や地域への愛着がにじみ出ている
ところなんてなかなか悪くないと思いました。

「つながりの旅」について

2010年05月19日 | 「つながりの旅」とは?
最近、環境問題への意識の高まりから、
「スロー」とか「ロハス」という言葉を耳にしますね。

これは、多くの人が、「経済優先」、「もっと早く、より便利なモノを」、
という現代社会の「歪み」に違和感を覚え、
心の豊かさや、自然と調和した生き方を取り戻すことを求めている
表れではないでしょうか。

このような時代こそ、「人と人、人と自然とのつながりを感じ、考え直す旅」
=「つながりの旅」が大事だと考えます。

民俗学では、「旅は他火、即ち、他人の火(くらし)に触れて、
自分の暮らしを省みること」とも言うそうです。旅好きの私は、
上記のような「つながりを重んじる旅の心」を日常生活にも活かすこと、
即ち、「人や自然とのつながり」を重んじ、そこから得られる気付きを大切にして
日々の暮らしを充実させること」
を目指しています。

そこで、「つながりを感じた旅の記録」や、日ごろの暮らしの中で感じた「スロー」
な「気づき」を自分なりにまとめてみました。

何かご興味を覚えましたら、フィードバックをいただけると嬉しいです


※スローな旅(つながりの旅)とは、

・「人と人とのつながり」や、「人や自然とのつながり」を実感する旅
・訪問先の自然や文化に配慮し、旅人を受け入れた地域の人々も元気になるような旅
・旅をする人が何か「気づき」を得て、旅から帰った後も、
 より充実した日々を過ごせるようになる旅

(参考:NGOナマケモノ倶楽部HP スローツーリズム宣言)




2007年09月29日 | 「つながりの旅」とは?
旅が好きだ。あちこち旅してきたし、
これからも旅を続けていく。

そんな思いを漠然と抱いてきたけど、
そもそも何で旅が好きなのか考えてみた。


旅とは、私にとって、未知の人や場所と出会い、刺激を受けること
非日常の空間で、日常生活を振り返る契機となること

旅を通して、人が新たな人、その土地の自然環境や文化、
新たな自分の側面に出会うことにより刺激を受けて、
旅から帰ってきた後も元気になる、行き方を変える、日常が変わる。
そして、ツアーに参加する人も、訪れた人を迎える地域も元気になるとよい。

これまで各地を旅して培ってきた出会いを通して、
そんな旅(ツアー)を企画・紹介(プロデュース)したいなあ。

旅と日常

2005年09月09日 | 「つながりの旅」とは?
旅が好きだ。 というより、旅は僕の人生といってもいいくらい。
だから週末もしょっちゅう出かけているし、

でも、
「生活のベースは日常にあるので、毎日が旅だと思って、日常を楽しんでます。」と、肩に力を入れずにさらりと言う知人の言葉で、はッとした。

「日常が充実していないから、非日常を求めて旅に出ているのでは?」と一瞬自分に問いかける。

正直そういう時期もあった。
でも、これまで以上に、今は自信を持ってこう言う。
「旅に出て、見知らぬ風景や人と出会う。
 そこから得たもので日常をより充実させたいから旅に出る」のだと。

日常生活大事だね。 ピース。