今回は、2歳半の息子に本場のエイサーを見せたくて、久しぶりに夏の沖縄を訪れました。
もともとの家のパーランクーでよく遊んでいるほか、何度か福井でも地元の祭りにエイサーが登場するとじーっと見ていたので、きっと本場のを見せたら好きになるのではないかと思っていました。
まず初日は、宿泊場所からもほど近い恩納村の夏祭り「おんなまつり」に行きました。海辺の海浜公園で、ティンクティンクのコンサート(→こういうちょっと メジャーな歌手のミニコンサートが間近に、無料で見られるのが沖縄の夏祭りのいいところ)のあと、いくつかの青年団のエイサーが始まります。
地元、恩納村の青年会は一番最後に登場するので見られませんでしたが、本場・コザの中の町青年会のエイサーは、迫力も躍動感もあって、踊りもピタッと揃っていて見ごたえがありました。息子も飽きることなくじーっと見ていました。
次の日は、沖縄市立宮里中学校の地域のお祭りである「あがりなーざとエイサーまつり」に行きました。これは基本地域のお祭りで、それこそ住宅街の中の中学校校庭で行われるので、飲酒・喫煙も禁止です。この祭は、市街・市内他地域から7,8団体のエイサーも招きますが、最後は宮里中学校のOB/OGらに よる東青年会のエイサーがトリを飾ります。
その前の山里青年会の男らしい勇壮な演舞と合わせて見ごたえがありました。中学校校庭ということで埃っぽく、すし詰め状態で落ち着きませんでしたが、こちらでも息子は眠い目をこすりながら、じーっと見ていました。
帰りの車の中や、その後の沖縄滞在はもちろん、家に帰ってきて1週間たっても、「はーいーやっ」「いーやーさーさー」と繰り返し一人で言っています。ここまでエイサーにハマるとは思いませんでした。行く末が楽しみです。
久しぶりの夏の沖縄、この時期の旬と言えば、マンゴー、ドラゴンフルール、パッションフルーツなどの南国の果実です。特にマンゴーは濃厚な甘さが人気で、贈答品として立派なものは1個1000円以上で売られていたりします。
しかし、直売所に行くと、間引きされた小さいマンゴーが7~8個で700円くらいで売られていたりします。こういうものは本土まで出荷されない、つまり産地だからこそ買えるお得な掘り出し物ということで、思わずたくさん買い込みました。その結果、朝からミニマンゴーを一人2個という贅沢。。。
昼食は、海遊びをする合間にそば屋や食堂に食べに行きました。
読谷村の島野菜食堂「てぃーあんだ」では、海の近くの古民家で、地元野菜や魚をたっぷり使った定食をいただくことができます。この日のメニューは、島野菜の天ぷら、カツオとサワラの竜田揚げでした。
猫もくつろぐゆったりとした雰囲気の中で食事ができるので大人気。2歳半の息子も、玄米入りごはん含め、たくさん食べました。
来沖時に必ず立ち寄っている浦添のてだこそば。今回は定番の田芋そばとよもぎそばに加え、新たにマーボー豆腐そばにチャレンジしました。2歳半の息子も大の沖縄そば好き(そばジョーグー)なのですが、麺にヨモギが練りこまれたふーちばーそばよりも、普通のそばが好きみたいです。マーボー豆腐そばもうまいのですが、結構辛くて汗が出ました。
汗を流すべく宿についたらオリオンビール、と思いきや、コンビニで「祝・慶良間諸島国立公園指定」と書かれたオリオン・サザンスターの缶を発見。慶良間で春先にみられるザトウクジラと慶良間諸島が描かれています。第三のビールは基本飲まないのですが、思わず買ってしまいました。
新しいデザインと言えば、こんなのもありました。冬の定番「いちばん桜」に倣って、「夏いちばん」というのを始めたんですね。夏らしいデザインだし、「桜いちばん」と同じく麦100%だし、気に入りました。
つまみもこんなのみつけました。
先日沖縄に行った時、いつもながら沖縄そばを食べ歩きました。
こちらは、インターネットの沖縄そばランキングで1位になったといういしぐふー具志店の手打ちそば。あぶりそーき付き。
沖縄に行くと必ず寄っているてだこそばのむじ(田芋とその茎入り)そば、よもぎを麺まで練り込んだよもぎそば。
番所亭のそば、よもぎそば。こちらも麺までよもぎを練り込んでいます。
しかし今回、一番の収穫は、2歳の息子が大のそば好き(そばじょーぐー)であることが分かったことでしょう。一軒目でお椀一杯のそばを軽く平らげたほか、次の店でも、もっともっと、と欲しがりました。よもぎの苦さもものともせず平らげます。将来が期待できますね!?まったく誰に似たんだか・・・。
今回は初めて子連れで沖縄に滞在したので、子連れでもゆっくりできそうな民宿に泊まりました。
まずは恩納村の北部にある「山や草」。数年前に沖縄で手にした「スローフードの店100」という本で知ったのですが、看板も出ていないので、知っている人じゃないと行けない山あいにある宿です。
でも、おばちゃんのお料理がおいしいのと、広いおうちのひと部屋を貸していただいてゆっくりできるので、数年前から2回ほど泊まっています。
今回も、自家製野菜をふんだんに使ったおいしいお料理をたくさんいただきました。また、子連れだと言ったら、お孫さん用のおもちゃを使わせていただき、そ れがうちの子供にも大ヒット!おばちゃんも孫のように可愛がってくださり、2泊ともたいへんゆっくりさせていただきました。きっとまた行きます。。。
そして糸満の平和記念公園近くにある「みん宿ヤポネシア」。友人の福永君夫妻が営んでいて、以前から何度も遊びに行かせてもらっていますが、家族を連れて泊るのは初めてです。
友人に久々に会うのも、近くの大戸海岸に行くのも楽しみですが、今年はうちの子供と1カ月違いの、ヤポの二人目の看板娘に会えるのも楽しみにしていました。ほぼ 同じくらいの子供二人が一緒に遊ぶのを見ることができてほほえましかったです。同宿の方ともいろいろとお話しできました。