「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

愛ラブ・伊良部

2006年03月31日 | 沖縄の旅案内
多良間に行けなかったので、宮古島のすぐ近くの伊良部島へ。

1年前は島の反対側、下地島方面を回ったので、今回は宮古からの船が着く佐良浜周辺を散策。途中、食堂の場所を聞いた交番のおまわりさんは、突然降り出した雨に傘を貸してくれようとしたり、観光案内をしてくれたりして親切だったけど、「渡久山酒造って泡盛工場見学できますか?」と訊いたら、「泡盛工場は、島には宮の華酒造、一軒だけだよ」だって。写真の「豊年」には、伊良部町渡久山酒造って書いてあるんだが・・・。まあ、いいか。

水道ができるまで240年ほど島唯一の水源だったサバ沖井戸を見ながら沖縄名産大盛り弁当とビールで乾杯。宮古第一の漁港、佐良浜は午後3時頃から活気付き、この日はいろとりどりの魚に混じって県魚「ぐるくん」の25cmほどの大きいものが大漁(コンテナ20杯くらい)揚がっていた。

ちなみに、宮古名産うずまきパンの亜種「シモンパン」を発見。シモン芋はブラジル特産で頭がよくなるって書いてある・・・。

すめば宮古

2006年03月30日 | 沖縄の旅案内
今回の沖縄・宮古行きは、宮古島と石垣島の間に浮かぶ離島・多良間島に行くためだった。

 船会社のHPでも宮古-多良間の船は毎日運航と書いてあったので、日曜日の船で多良間に行き、月曜の船で帰ってその足で東京へ、とフライトスケジュールも入念に組んだが、宮古の港で多良間行きの船を聞くと、
 「さあ、どっから出るんだかね。毎日は出てないと思うよ。こないだも欠航してたし。」とのこと。

 かなり不安になって多良間の民宿に電話すると、「日曜は運休ですが、ここ2、3日欠航続きなので、明日は出るかも」とのこと。一抹の期待を抱いて日曜の朝起きると・・・バケツをひっくり返したような大雨。台風シーズンでもないのにこれか、と二日酔いの頭でみょーに感心。しかし、もちろん船は欠航(雨だからか日曜だからかは結局不明)。飛行機という可能性もあるが、本当に見事な大雨の中出掛ける気にはとてもなれず、泣く泣く念願の多良間は諦めた。まあ、また来るさ。

 先ほどの大雨が嘘のようにいつの間にか雨がやんだので、宮古市街地をふらふら散歩。1年ぶりに来ると、新しい発見もあるし、何より那覇や石垣より街が静かで落ち着いている(寂れている?)。街のすぐ近くに、史跡やパイナガマビーチもあるので、散策も悪くない。

 やっているかいないのか分からない市場もなかなかおもしろい。一応市場の建物があり、野菜売りのおばあは建物内にそれぞれ売り場が決められている(出店料は1軒40円と書いてある・・・)が、 「路上の方が売れるから」という理由で、みんな市場前の歩道を占拠して野菜や果物を売っているらしい。道理でいつ来ても市場ががらんとしている訳だ。

 結局この日は、ビーチやドミトリーで沖縄の古典「おもろそうし」を読むなど、ひたすらのんびりと「うちなータイム」だった。

宮古の夜

2006年03月29日 | 沖縄の旅案内
宮古といえば「おとーり」という泡盛の回し飲みと鰹である。

 1年ぶりに訪れた宮古では、オリオンの生250円という8時までのハッピィアワーに居酒屋に入り、鰹の腹皮揚げをつまみに飲む。うまい。思わず生3杯。

 いい気分で向かいのライブが聞けるという居酒屋へハシゴ。ゆっくり本を読みながらライブの開始を待っていると、隣のオジサン二人が酒を勧めてくれるのでいい気になって一緒に飲んでいた。
 
 ライブが始まると、一緒に飲んでいた隣のオジイがやおら立ち上がって、ステージに上り、太鼓やサンシンの演奏を始める。あらら、と思っていたら、達者な芸でいつもライブを盛り上げる常連らしい。

 これにもびっくりしたが、向こうの席からは威勢のいい合いの手をあげるねーねーが。見ていると、勧められるままにステージでサンシン片手に歌いだす始末。
聞けば、民謡を習っている仙台から来たねーねーだとか。声も度胸も立派なものだ。こちらは、隣のオジイに伴奏されて「安里屋ゆんた」や「花」をたどたどしく練習するのが精一杯。やはり、「好きこそ物の上手なれ」で練習しないと・・・と酔っている頭で反省。

 とはいえ最後はカチャーシーでお開き。調子に乗ってもう一軒ハシゴしました。。。

Whole Earth な一日

2006年03月24日 | エコ/グリーンツーリズム、地域づくり
田貫湖で冷たい空気の中に屹立する雄大な富士山を眺めた後、いよいよ青木々原樹海&洞窟探検へ。

樹海の風景は、葉っぱをおおかた落とした冬の風景となっており、以前青い葉っぱがワサワサしている夏に来た時と同じ場所に立っても、全く違う場所に見える。

洞窟では、ゴツゴツした溶岩の上をホフク前進し、なかなか通り抜けられないような狭い岩盤の隙間に頭から飛び込んだり、氷の床を靴底とお尻で滑走し、氷柱や巨大なつららに激突しそうになるなど、ドキドキワクワクの洞窟体験を満喫。
ああいう困難な自然を前にすると、体裁とか見栄とかを気にしている余裕がないので、素の自分が出てしまう・・・
きっとそういう体験から、勇気とか慎重さとか仲間との助け合いとかを昔の子ども達は身につけていったんだろうなー。しかし、洞窟からようやくにして地上に近づくと、光と通り抜ける風のありがたみを実感。足元にあんな別世界が広がっているなんて。。。

更に次の日は、洞窟の疲れと前の晩の酒の残りもものともせず、早起きして熱気球に乗った。

みんなで組み立てた熱気球に乗って高度15mくらいに行くと、遥か向こうの駿河湾や伊豆半島も見える。高所恐怖症の人には辛かったみたいだけど・・・。まあ、恐怖症でなくても、遥か地面の仲間達が小さく見えて、真下を見るとチョッと怖い。

大きな自然と小さな自分、楽しい仲間を満喫した春の休日でした。

冨士山の休日

2006年03月22日 | 小さな旅
久々に富士山の麓のホールアース自然学校に遊びに行った。

この日は、近所の富士錦酒造の蔵開き。
即ち、造り酒屋のオープンデーで、酒の試飲販売のほか、縁日やカラオケ大会もあって大盛況。快晴の下、雄大な富士山をバックに、富士宮名産の焼きそばをつまんだり、大吟醸に舌鼓を打ったり。。。酒を振舞ってくれた蔵人のおじいちゃんもほろよい加減だった。

帰り道には、田んぼ脇の素敵なログハウス風のフォトギャラリーにご縁があってお邪魔する。フォトギャラリーで見る富士山とその写真も素晴らしいが、「地元の古代遺跡が忘れ去られてしまうのが残念なので、これを食べた人が思い出してくれるように・・・」とそこのお母さんが手作りした「縄文風クッキー」を頂き、おいしさに感激。

散歩の道すがらギャラリーに入ってきて、喫茶店かと思ってコーヒーを注文する人もいるらしい・・・。そういえばクッキーにも、
「これは好意でお裾分けしているもので売り物ではありませんが、お気づきの点はお知らせください」
と洒落た一言が書いてある。
雄大な富士のもと、心に余裕を持って手作りの生活を楽しんでいるようでなかなかスバラシイ。

夕方には視界いっぱいに広がる赤富士を望み、里山風景に心が和む。自然体験プログラムはしていないが、富士山と里山風景と、温かいホールアースの雰囲気に心和んで早くも大満足。

沖縄ブーム・・・

2006年03月17日 | 沖縄の旅案内
今日まで3日間、新宿の会社を離れて東京駅周辺の真新しいオフィスビルでセミナー受講。やはりビジネス街の東京駅周辺は、猥雑な雰囲気の新宿とは違い、なんだか気分が良い。そのビルの地下におしゃれなお店が並ぶ中、沖縄料理屋「でいご」を発見。雰囲気も良さそうなのでランチに行ってみた。

が、「大里村のゴーヤちゃんプルー定食」950円は、はっきり言って高いのにおいしくない。コーレグースを掛けてなんとか様になるが、自分が作ったほうがうまい。

おまけに、注文時に店員さんに、
「大里村って合併で南城市になったんじゃなかったですか?」
って聞いたら、「分りません」と冷たく一蹴。

以前、大久保の沖縄料理屋で「久米仙、カラカラ1合で」
と注文したら、店長が出てきて、「カラカラって何ですか?」
と訊かれた時もあった。

沖縄ブームで次々と料理店ができるのはいいけど、
あまりにも「流行りに乗っただけ」っていうのもねえ。。。





いわてスローツアーの追体験

2006年03月14日 | エコ/グリーンツーリズム、地域づくり
いわてのスローツアーで訪ねた「森と風のがっこう」が、久慈地域の記録映画を上映するイベントが東京であった。森と風のがっこうの人々と、北岩手という地域とにつながる人々が50人以上集まった。

自然への畏敬の念を抱き、その恵みを頂きながら、郷土料理や伝統芸能、農具といった先人達の暮らしの知恵を消すのはもったいないと、丁寧に暮らしを紡ぎだす人々の姿に、我々が忘れてしまった何か、見たことはないのに懐かしいような何かを見た。

それは、モノにあふれながらせわしない毎日を送る我々の暮らしと対照的な、シンプルだが手作りの温かみと人のぬくもりに彩られた暮らし。心の故郷ともいうべき本当の豊かさ。

半年ほど前に自分が参加したツアーの様子もダイジェストで映し出され、ツアーに関わった人々が、どういう想いを感じ、また共有したいと思っていたのか、改めて知ることがきた。

自然とのつながり、人とのつながりを紡いでいくこと、そして、そのようなきっかけとなるスローツアーの良さを改めて認識できた。
http://blog.goo.ne.jp/misho260_1973/e/360acb82ba4b475703904c14674440e7

アイヌの森へ

2006年03月11日 | エコ/グリーンツーリズム、地域づくり
以前、カフェスローのイベント
http://blog.goo.ne.jp/misho260_1973/e/8f675cef0890a8313812d576b0a6555d
で耳にして以来気になっていた、アイヌのチコロナイの森を守る植林ツアーに参加することにした。

北海道は久しぶり。14年ほど前に自転車で一周して以来は、稚内で循環型の農園を営む知人を訪ねたり、道東の自然に浸りに行ったりしたくらいで、最近はご縁が薄くなっていた。

でも、自然を敬い、共生する文化を持つ先住民の本を読むうちに、アイヌの人々の持つ自然観に興味を持った。これは同じ血を引くネイティブ・アメリカンはもちろん、琉球人や縄文人にも通じるものであり、我々現代人がどこかに忘れてきてしまったモノだと思う。

久々の北海道の自然と共に、そんな先人達の文化に思いを馳せてきたい。
久々に行くので、旭山動物園と美瑛の丘にも行ってみようかな。

沖縄系ブログリンク集

2006年03月08日 | 沖縄の旅案内
ふとしたことから人気ブログランキング・地域情報(沖縄)というのを見つけた。

そこにはいろとりどりの沖縄系のブログがランキングされていた。
正に沖縄情報満載。

これから私が沖縄旅行の情報を収集する際に、はたまた東京で沖縄料理が食べたいときに、またはうちなーの写真や日記を見てホッこりしたいときに、活用させてもらいましょうね。。。

沖縄そば in 新宿南口

2006年03月07日 | 沖縄の旅案内
会社の裏、新宿南口に沖縄そばの店がオープンしたので探訪してみた。 物産店である「沖縄宝島」の一部でランチにそばをだしていたのが高じて、ついに一階フロアがそば専門店(夜はバー?)に衣替えしたのを最近発見。沖縄病患者としては見過ごしてはおけなかったのだ。 おしゃれな店内では、アセロラ/シークワ-サー/さんぴん茶が飲み放題。出されたそばの上には玉子焼きがふんわりとかかり、あぶりソーキは別添えで「からし・わさび」が添えて出されるという芸こまぶり。そして、ソーキに使われる豚は、特産のブランド「あぐー豚」というこだわりよう。沖縄ではあんまりお目にかかれないような洒落た沖縄そば屋である。 肝心の味は、あっさりスープでまあまあ。ソーキの味はなかなか行ける。なによりも会社から徒歩2分というのがよい。 これでひと安心。 ・・・と思っていたら、帰り道、下北沢で新手の沖縄料理屋を発見。その名も「パナリ屋」。パナリとくれば、八重山ファンは見逃せない。。。 また一つ探訪すべき場所が現れた。うーん。手ごわい。 (※この写真は粟国島のそば)