「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

うまさぎっしり新潟の旅②

2013年05月27日 | 福井近県の旅

新潟の視察旅行の復習、その2です。妙高高原に泊まったところからです。

 まずは、上杉謙信が築いた春日山城へ。今は、城跡と謙信像があるだけです。

次に、謙信が幼少の頃に修業した林泉寺へ。曹洞宗で、永平寺中興の祖と言われる高名な僧が開山したそうです。謙信の墓や謙信直筆の額(有名な「第一義」など)が残っている立派なお寺さんです。

  

そのあと、日本で最古の醸造蔵を持つ岩の原ブドウ園へ。山梨でなく新潟?という気もしましたが、国産赤ワインの原料として有名な、マスカットベリーAという品種を作った人が新潟出身だそうです。

  

その後、カメラシーズンには多くのカメラマンが集う松代の棚田を車窓見学し、

  、

台地の芸術祭の作品も見ました。

 

最後に、モズクの種類を学びました。沖縄産のモズクとは違うようです。

 

 


八つ杉千年の森

2013年05月26日 | 福井でのすろーらいふ

今日は、食や農に関して学ぶ、エコカレッジ福井の講座2日目で、越前市の八つ杉千年の森へフィールドワークに行きました。

結構な山の中ですが、かなり整備された施設もあります。草木染め体験などもできるようで、この日もヨモギによる草木染めの体験が行われていました。

夏を思わせる涼しそうな風景が。。。

さわやかな緑の中を歩きつつ、のんびりと辺りを見たり、そよ風の音を聞いたりして過ごしました。

この場所には、杉の人工林の真ん中に『八つ杉権現』もあり、「道元禅師ゆかりの地」とも書いてありました。

ゼンマイって、広げるとこんな感じなんですね。。。

ニセアカシアの花も、野藤同様、今が満喫でしした。

プログラムに余裕があってのんびりできた分、自然の中でひたすらぼーっとしました。


うまさぎっしり新潟①

2013年05月25日 | 福井近県の旅

来年の春に大型観光キャンペーン(DC=デスティネーション・キャンペーン)を控えた新潟に視察に行きました。H27年春に北陸新幹線が金沢まで開業した半年後には、福井を含む北陸でも同じキャンペーンが行われます。その関係もあり、広ーい新潟の中でも、北陸新幹線沿線のルートを視察しました。

まずは、柏崎にある紅葉の名所・松雲山荘へ。紅葉の時期はライトアップされ、大勢の観光客が訪れるそうです。

その中にある茶道美術館は「知る人ぞ知る」というところらしく、茶室では、実際に買うと数百万円、という高級な茶器で抹茶をいただけます。

そのあとは、夕日の名所、恋人岬を経小いびきをおてジオパークと認定されている、糸魚川の翡翠園へ。フォッサマグナのヘリにある糸魚川は、たいへん古い地層と新しい地層がぶつかり合っているところだそうで、その関係で、日本ではほとんど唯一、翡翠がとれるそうです。(現在は天然記念物のため採取禁止)

その翡翠の70トンの原石があるきれいな庭園を眺めた後は、翡翠を加工した美術品を展示してあるミュージアムへ。フォッサマグナミュージアムでは、日本列島の成り立ちなどを学べます。ちなみに、昼は、この地方で「南蛮エビ」と呼ぶ甘エビがたくさん入った海鮮丼でした。

 


段ボールコンポストを始めてみた

2013年05月22日 | 福井でのすろーらいふ

ひょんなことから段ボールコンポストを始めました。

畑の集まりに行くようになって、そのグループの方から、「キットを無料で差し上げるので、やってみない?」と誘われたのがきっかけです。やってみたいけど、失敗して部屋に虫が湧いても嫌だし・・・と思っていたのですが、畑に挑戦した勢いで、「無料で挑戦できる貴重な機会だし、なんでもやってみるか!」と決めました。

段ボールコンポストのキットは、段ボールと、もみ殻炭と、ヤシの実からできたピートヤシの粉末が入っています。特にEM菌などを混ぜなくても、これらを混ぜたところに、生ごみを入れて適度にかき混ぜると、分解されるそうです。

早速やってみました。まずはもみ殻炭とピートヤシを混ぜ合わせ、そこに生ごみを投入。この時、水分は普通に三角コーナーなどで水切りすれば十分だそうで、無理に絞る必要はないとのこと。また、油ものやコーヒーのかす、卵の殻などもOKとのことです。

そして、周りとよく混ぜます。この時、中央に生ごみを置いて、少しずつ周りの粉末と混ぜて行くのがいいようです。

あとは、虫がわかないように密閉し、風通しの良い所に置いておくだけ。簡単です。Tシャツを縫ったような、スッポリ覆うカバーもセットになって売っているんですね。

コンポスト二日目。前日に投入した生ごみは臭いも発せず、一回り小さくなっている印象ですが、姿かたちが目に見えて分解されているわけではありません。やり方が正しいのかよくわかりませんが、「あきらめない限りは失敗はない」という言葉を信じて今日もごみを投入します。

ということで、段ボールコンポストの行方はまだ判りませんが、当然ながら回収に出すごみは少なくなり、ごみ袋も軽くなりました。なんでも、福井市には最終処分場がないので、ごみの焼却灰は遠く群馬県の処分場まで運んでいるそうで・・・。経済的にも、環境的にも「!?」ですね。まずは、ごみを「減らす」という、3R=Reduse, Reuse,Recycle のキホン的な重要性を改めて感じました。


三国祭り

2013年05月21日 | 福井のミミより情報

北陸三大祭りの一つといわれる三国祭りに行ってみました。

仕事を早めに切り上げて、夕焼けを見ながらドライブして夜の7時半ごろに着きましたが、三国の古い港町では、町屋の一軒一軒に「奉燈」とかいた提灯がともされ、路地には祭りへ向かう家族連れやカップルがそぞろ歩いていて、「ニッポンの祭り」とも言えるようなわくわくする雰囲気が流れていました。

まずは祭りの中心である三国神社へ向かうと、神社の前の山車の収蔵庫で人だかりができていました。中には、高さ7,8mの石田三成をかたどった山車が。。。なかなか大きくて見ごたえがあります。

三国神社では、すごい人ゴミになっていました。都会のラッシュからしばらくご無沙汰しているので、福井でもこんなに混雑することがあるんだ―と、ミョーなことに感心してしまいました。

神社にお参りして帰ってきたら、ちょうど、一台の山車が蔵入りするところでした。これも高さ7,8mの義経の山車が、15人くらいの引き手によって大きな車輪でゆっくり動いたり、一気に方向転換したりと、これも目の前で見ると迫力があります。

つかのまでしたが、祭りの雰囲気と迫力を垣間見ることができました。来年はもっとじっくり見れるかな。。。

 

 


畑日和

2013年05月19日 | 福井でのすろーらいふ

今日は曇り空でそれほど暑くもなく、絶好の畑日和でした。

まずは、みんなの畑に肥料をやって水をまいた後、雑草が出ないようにマルチを敷きます。そこに、トウモロコシの苗を植えました。

さらに、別の畝にはサツマイモの苗も。サツマイモは節から芽が出るので、節が土の中に隠れるよう、茎を土の中に横たえて植えるんですね。

 
その後は、借りているうちの畑にマルチを敷きました。せっかくなんでいろいろやってみようと、簡単なシソのほか、かぼちゃ、ズッキーニ、安納芋をひと苗ずつ植えてみました。失敗するかもしれないのに一苗でいいの?、と笑われましたが、まあ手間もかけられないので、あまりうまくいかないだろうけど、どんなものかと思って一つだけやってみた訳で・・・。
 
2週間前にとりあえず植えてみたネギとニラは一応根付いていました。あとは、空いているスペースに、モロヘイヤ、チンゲンサイ、水菜、クウシンサイの種を蒔きました。さらに、マルチの空いている部分には枝豆を蒔いて、鳥に食べられないように寒冷紗をかけてみました。
 
周りの人は、畑を広々使って、そんなにいろいろ所狭しとやっていないのに、みょーにうちの畑だけぎっしりいろいろなのですが、家に帰ってふと気づきました。「うちらは畑が希少な東京仕込みの貧乏根性で、せっかく畑を借りたから空いているところには何か植えようとするけど、こちらでは畑も珍しくないから、『まあ苗間を広く取って、二、三種類の苗を植えて・・・』と鷹揚なんだ」と。。。
 
まあ、何でも経験なので、この先どうなるか、楽しみに見守ることにしましょう。

九頭竜新緑祭り

2013年05月19日 | 福井のミミより情報

先日の土曜日、九頭竜湖のほとりで行われた新緑祭りに行きました。福井市中心部からだと、片道1時間半のドライブです。

途中、大野市では、田植えをしたばかりの田んぼに、芝桜のピンクの縁取りがされてきれいでした。

 

九頭竜湖に近づくにつれて、国道も細くカーブが多くなりますが、木々の緑は若々しい黄緑色が濃くなっていきました。新緑祭り会場からは雪をわずかにかぶった山をバックに、緑の山々を間近に臨むことができます。

新緑まつりでは、特産の昇竜マイタケやこの時期ならではの山菜、手打ちそばなどを売る屋台が多く並んだほか、ダムに流れ着いた流木でのアート体験(流木お持ち帰り無料!)、アンモナイトの化石が見つかる地ならではの化石発掘体験、九頭竜川でのボート体験などもできました。

  (流木・・・お持ち帰り無料)

中でも面白いと思ったのが、昭和62年まで亜鉛を掘り出していた中竜鉱山で実際に使われていたトロッコの乗車体験。鉱山なんてあったんだーと思って聞いてみると、一時は千人規模で人が働く日本屈指の大規模鉱山だったようです。

 

また、さらに驚いたのが、その鉱山の跡を活かして、平成18年まで、専用バスで地下120mまで降りて坑道や採鉱現場を見ることができたアドベンチャーランドがあったそうです。

意外な地域の歴史を知ることができてよかったです。


エコカレッジ福井

2013年05月14日 | 福井でのすろーらいふ

環境の市民講座=エコカレッジ福井(http://www.eco-fukui.net/)の入学式に行ってきました。およそ1年間にわたり、月2回ほど、エネルギーや食と農、まちづくりという3つの分野に分かれて学ぶ市民環境講座です。

ここ10年来、東京、沖縄で環境の市民活動にさまざまな形でかかわってきたので、福井でもそういう動きに加わりたいと考えました。

定員50人のところ、なんとか定員に達するくらいの応募はあったようですが、この日の出席者は30人ほどでしょうか。これまでの4年にわたる講座の卒業生の方も、運営スタッフとして大勢いらっしゃいました。

第一回ということもあり、他の参加者の方と自己紹介、志望動機などを話したのですが、参加者の方がご年配の方が多く、しかも男性が多いことに驚きました。一般的に言って、環境の市民活動では女性が多く、また、このような講座で年配者が多いのは当然と言え、学生や20,30代も多少入ると思うのですが・・・2,3人でした。

福井に来て驚いたことの一つに、スーパーでレジ袋の代わりにマイバッグを使うことが浸透していることでした。那覇では、行政や大手スーパーと連携し、エコバッグ持参を呼び掛ける環境NPOの立場にいたので、当たり前のようにマイバッグを使う福井は進んでいるなーと思ったのですが、市民の間の環境意識は差があるのかもしれません。

また、参加者の話を聞いていても、「山の管理がどうのこうの・・・」とか、「集落のはずれの不法投棄が・・・」とか、東京ではなかなか聞けないような話も伺いました。まあ、この先どうなる事やら・・・楽しみです。


北陸のつつじの名所、西山公園

2013年05月13日 | 福井のミミより情報

鯖江市の西山公園でつつじが満開となったので、行ってみました。ヒラドツツジを中心に10種5万株のつつじがあるということで、晴天の下、色鮮やかでした。

 

晴天の日曜日ということもあって、お弁当を食べたり、芝生広場で遊んだりする家族連れを中心に多くの人で賑わっていました。

 

石仏に縁取られた山道を登ってくと、展望台からは、白山をはじめとする山々と、そのふもとに広がる水を張った田んぼが見渡せます。

 

また、西山公園の目玉と言えば、春の桜、つつじ、秋の紅葉とともに、動物園コーナーのレッサーパンダです。ちょうど愛らしい表情で動き回っていて、子供たちが食い入るように見つめていました。

無料の施設なのに、子供用のアスレチック用具もあって、家族で1日中遊べる西山公園、来年には道の駅もできるようです。


国宝・瑞龍寺のライトアップ

2013年05月11日 | 福井近県の旅

チューリップ祭りの後、富山県高岡市にある、曹洞宗のお寺・瑞龍寺に行ってみました。富山県唯一、北陸でも数えるほどしかない国宝と言われると、ミーハーなもので。。。

こちらのお寺は、加賀百万石の財力を示す、前田利長の菩提寺であり、山門・仏殿・法堂という国宝を中心に、端正な七堂伽藍が建ち並んでいます。参道自体も、高岡駅近くの住宅街の中でもひときわ目立つように作られており、お寺の壮大な規模と言い、普通の寺ではないことを感じさせます。

なおかつ、ちょうど行った日は、年に3,4回期間限定で行われるライトアップの日でした。もう5月ということで、日が長くなったこともあり、ライトアップが始まる18時半では、まだ空に紺色が残っていました。

伽藍にいろんな角度から、さまざまな色のライトが照らされ、山門が浮かび上がるのは荘厳です。

人出もかなり多かったです。ゆっくり回って伽藍の奥まで行き、振り返ったら、すっかり暗くなった空に、仏殿が浮かびあがりました。