パリの凱旋門は、現在、巨大な布で覆われています。フランスのみならず日本のニュースで話題になっているので、この週末、ちょっくら写真を撮りに行ってきました。
最寄り駅を降りると、こんな感じでラッピングされた凱旋門が目に飛び込んで来ます。9/18-10/3までの週末、普段はものすごい交通量の巨大なラウンドアバウトも車が通行止めになっているので、すぐ近くまで観光客が近寄れます。
どのようの朝10時からかなりの人出。
もちろん、アーチの下の無名戦士の墓には、24時間265日灯っている火が燃え盛り、上には巨大なフランス国旗が掲げられています。
これは、歴史的建造物を布で覆う大掛かりなアートプロジェクト作家のクリスト氏とジャンヌ=クロード氏によるアート作品。クリスト氏はこの構想を60年前から温めてきたものの1年半前に亡くなり、その遺志を継ぐ形で、約1週間の作業で完成されたとのこと。凱旋門壁面の彫刻を傷つけないよう、特注の25,000㎡の布で覆われているそうです。
このイベント期間中の週末には、観客のために案内係も数多く周辺に立っていて、作家の名前が入った青いベストを着た案内係の人が、見に来る人のカメラのシャッターを押したり、説明したり、凱旋門を包んでいる布の切れ端をサンプルとして手渡したりしていました。
シャンゼリゼ通りから見るとこんな感じ。
シャンゼリゼ通りから見るとこんな感じ。
シャンゼリゼ通り通りのマクドナルドからもちらっと見えます!マックにもマカロンがあるんですね…。
久しぶりに凱旋門を間近に眺めましたが(中は見えないけど)、世界的な建築物だけあって、シルエットだけでもなかなか見ごたえがありました。
久しぶりに凱旋門を間近に眺めましたが(中は見えないけど)、世界的な建築物だけあって、シルエットだけでもなかなか見ごたえがありました。