「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

日本の桜

2021年03月30日 | パリに暮らして~in paris
フランスがフランス的価値観を世界に広めるために、イギリスのBBCWorldのような、全世界向けのニュース専門番組として創設したFrance24というニュース番組をよく見ます。フランス語と、英語、アラビア語があるのでもちろん英語ですが。
 
そのニュース番組で、日本の桜が例年より2週間早く満開、というニュースをやっていました.
早く咲いたは地球温暖化が原因と思われる、とコメントしていました。
そういえば、4,5日前、BBC Worldでも、上野公園からの中継で、「例年はここでDrinking Partyをやっていて酔っ払いもたくさんいるんだけど、今年はそれが禁じられて皆歩いて桜を眺めるだけだ」、と報道されていました。
 
ちなみに、パリでは、すでにソメイヨシノは落花多く、家の目の前の八重桜が咲き始めたころです。公園では桜が目当てか、ワインが目当てか分かりませんが、日向でピクニックしてワインを傾けている人をよく見ます。
 
日本の花見も欧州で報道される一方、この時期に花や屋外の日差しを楽しみに集うのは世界共通なんですね。
 
 

サンクルー公園

2021年03月28日 | パリに暮らして~in paris
天気の良い日曜、パリ郊外のサンクルー公園に行きました。パリのメトロ10号線の終点からも行ける近郊の公園ですが、昔はヴェルサイユのような王宮が置かれたものの、その宮殿は普仏戦争でプロシア軍に焼き討ちにされたという歴史もあるようです。
 
まずはこの公園を有名にしている(らしい)大噴水。まだ夏前なんで水は流れていませんが、スケールの大きさは伝わります。

昔の宮殿の跡とということで、やらたこんな彫り物を見えます。
 
少し上に上ると、エッフェル塔を含めたパリの街が一望です。
パノラマ写真も撮ってみました。
ヴェルサイユにもあったように、ただっぴろい通路があります。

右上を見上げると、高台の展望台があります。



青ぞあらとともに、広々とした空間が気持ちよかったです。


 

サクラ散る

2021年03月28日 | パリに暮らして~in paris
 
3/20の週末は、パリの西の郊外、ビニャンクール公園の桜が満開でしたが、1週間後、その近くの公園(フランス・サッカー1部リーグの人気チーム、パリ・サンジェルマンの本拠地であるパルク・デ・プランス)の公園では、すでに散り気味、という感じでした。

この桜の木はまだ満開。

ネイマールやムバッペが所属する人気チームの本拠地スタジアムをバックに、桜吹雪の中を子供たちは遊んでいました。


札幌並みの緯度なのに、パリの桜の満開は東京とほぼ同じか早いくらいですね。

春爛漫

2021年03月27日 | パリに暮らして~in paris
3月も終わりになるとだいぶ暖かくなり、日も長くなってパリの街のあちこちで花が咲いています。この週末は天気が良いので散歩に出ました。
 
桜の仲間と思われる木もたくさんあります。近所の公園にもサクランボの木でしょうか?普通の桜の花の1.5倍くらいある大きな白い花びらが目立ちます。
シトロエンの自動車工場跡地に建てられた気球の上がるアンドレ・シトロエン公園には色とりどりの花が咲いています。

チューリップのような花から、桜の仲間まで。これはビガローという種類の桜だそうです。


何の花か分かりませんが、白い花の並木もきれいです。



スイセンやモクレンもよく見かけます。

こんなに気候も良くなって花も咲いていたら、コロナで外に出るなというのも無理ですね。
フランス政府がロックダウンと言いながらも、特に厳しい規制を課していないのもうなずけます。
 

フランスのラム

2021年03月26日 | パリに暮らして~in paris

フランスといえばワイン、最近の若い世代はビールも好みますが、マルティニークなどカリブ海にある中南米のフランスの海外県では、ラム酒も作られているようで、パリのスーパーでもそれらフランス海外県産のラムを買うことができます。

 

なかなか荒々しい味。。。


ピノー・デ・シャラント

2021年03月22日 | パリに暮らして~in paris

Pineau des Charentes(ピノー・デ・シャラント)というお酒がフランスのスーパーに売っていたので買ってみました。ブドウ果汁にコニャックを加えて熟成させたものだそうです。ブドウジュースにブランデーを混ぜた超甘口ワインのようなものでしょうか…。アルコール度数は17度くらいでした。

キンキンに冷やしても、甘口ワインよりもねっとりした甘さが口についたのでソーダで割って飲みました。しかしフランスはいろんなお酒がありますね。


またまたロックダウン、そして…

2021年03月20日 | パリに暮らして~in paris

2020年3月17日のロックダウンから丸一年立ち、また3度目のロックダウンが発表されましたー…。

しかし、今回は、屋外での運動は自宅から10km以内は制限時間なしで可能、外出証明書を携行する以外、これまでと大差ないやん?

 

それでもさすがフランス人、外出制限前日の本日は、ロックダウンになるパリから脱出して、ロックダウンにならない地方に行くべく、

多くの人が地方行きの列車に乗り込んだようです。昨晩の外出制限発表直後から、通常の2倍の人が今日パリから郊外に向かう列車を予約したとのこと…。

そして今夜、深夜12時からのロックダウン突入を前に、近所が騒がしい。

もしや、「駆け込み」でホームパーティーを催しているのではないかと思料

自宅での6人以上の会食(家族でもNG)も、18時以降の外出も禁止されてますけど…。

 

これじゃあ、この国、状況良くならないよなー・


桜が満開

2021年03月14日 | パリに暮らして~in paris

東京で桜の開花宣言が出たようですが、札幌並みの井戸のパリでは…満開です。

フランスにも緋寒桜のような桜が所々咲いていて、2月終わり位からちらほら咲いているのですが、いまいち花が小さく、日本の桜とは違います。

 

ただ、今日近所の公園で見つけた上記の桜はとってもソメイヨシノに似ています。もうこんな咲いていていいのだろうか…。もうすぐ、パリの花見の名所・ソー公園でもたくさんの八重桜が咲くと思うので、今年こそは見に行きたいのですが…3度目のロックダウンかも><;。


3.11から10年、欧州にて

2021年03月13日 | パリに暮らして~in paris

東日本大震災から10年後の3.11は、小春日和のパリで迎えました。パリ時間の朝7時前にNHKワールドをつけると、ちょうど日本は地震発生時刻の14:46を回ったところだったので、追悼式典が生中継されていて、急に震災のことが身近に思えました。

東日本大震災から10年ということは欧州各地のニュースでも報道されたほか、フランスのマクロン大統領は、「日本の復興の歩みに敬意を表する、日本の復興の歩みは、世界におけるコロナウイルスとの戦いに勇気を与えてくれる」というビデオメッセージを発表し、最後には「皆さんと一緒に、未来を」と日本語で呼びかける内容でなかなか見ごたえがあります。

https://twitter.com/ambafrancejp_jp/status/136990530043464499

もちろん、日本のみならずフランスの人々を勇気づける内容ではありますが、自分の国以外にこのように語り掛けるメッセージはなかなか日本の政治家には見られません。(前首相も時々やっていましたけど、私には胡散臭いパフォーマンスにしか見えません。)

他にも、Euronews Internationalは、福島の10年の復興の歩み、という特集を作成しています。いかに町が復興を遂げ、放射線の農産物への影響もなくなったか、というやけに一面的な内容だと思ったら…最後に日本の外務省協賛、と出てきました…。

https://www.euronews.com/2021/03/12/how-is-life-getting-back-to-normal-in-fukushima-10-years-after-the-disaster

(年度末で予算が余ったのか、最近やたら日本のPR的政府系の広告が多いなーとおもっていたところ)

 

BBCは、原発事故を起こした東電の経営陣は、予見できなかったとはいえ取りうる対策を怠ったと追及されている、街が再建されても戻らない人も多い、震災の廃棄物処理は2051年になっても終わらない、放射能汚染が完全になくなるのはまだ長い年月がかかる、今なお日本は9基の原発が稼働中ということを淡々とドキュメンタリーで伝えており、原子力災害の被害の大きさを考えさせられる内容です。

https://www.bbc.com/news/topics/c1yyg1pj9x3t/fukushima-nuclear-disaster

 

日本そして3.11がどのように世界から見られているかがわかります。