最近は週末ごとに 山梨に通っていますが、
山梨県のいちばん
東京寄りの上野原でも、最近、マチとムラとの交流、地域活性化の取り組みがなされていると聞いて気になっていました。そんな折、「しごと塾さいはら」のイベントの案内を頂いたので、この週末に行ってみました。
西原地区は、中央線上野原駅から車で40分くらい山奥に入ったところにある、人口750人くらいの山間の集落です。ここでは、近年、地域活性化のNPOも立ち上がり、移住してきた若者や、びりゅう館という、食事やそば打ち体験もできる観光交流館に勤める外部の方などとともに、名産のそばや田舎体験をウリに人に来てもらおうと頑張っているようです。
「しごと塾さいはら」は、 都市と農村の交流を学ぶ人たちが、西原の取組みを聞きに訪れた際に、ここに継続的に関わりたいと昨年から自主的に立ち上げた会で、そばづくりや、じゃがいもづくりをしながら、地域の人たちとの交流をしているようです。
山の緑の間に、家と畑がコンパクトに広がる西原では、先週じゃがいもを掘ったという畑に溝を掘り、そばの実を15cm間隔で15粒くらいずつ、捲いていきました。結構山が近くまで迫っているので、イノシシやクマにやられる畑もあるようで、これが無事に育つかドキドキです。
お昼は、びりゅう館自慢の天ざるそば。季節の野菜の天ぷら、特産の刺身コンニャク、漬物もついて、850円はお得感たっぷり!すぐ隣の水車で朝挽いたという蕎麦も食べ甲斐がありました。
あいにくの雨で午後の散策はできなかったけど、その後も、地域の方のお話を伺ったり、地元産の野菜を頂いたりと、山里でのんびりしました。
「しごと塾さいはら」は、このような活動を始めて1年ほどとのことですが、キーになる地元の方との関係も築けつつあるようで、今後の発展が楽しみです。