暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので、晴れた真昼間に炎天下を歩くとさすがにまだ暑いのですが、
真夏に比べたらずいぶん気温も下がりました。最近では、最高気温も28,29度でしょうか。
窓を細く開けて寝ると、明け方には寒くて目が覚めることもあります。
朝職場に自転車で行く時は、半袖ではうすら寒いくらいです。
夕方帰る頃、夏はまだ夕日が望めたのに、今はもう真っ暗です。
自然が近い分、東京に比べて、季節の移り変わりをダイレクトに感じます。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので、晴れた真昼間に炎天下を歩くとさすがにまだ暑いのですが、
真夏に比べたらずいぶん気温も下がりました。最近では、最高気温も28,29度でしょうか。
窓を細く開けて寝ると、明け方には寒くて目が覚めることもあります。
朝職場に自転車で行く時は、半袖ではうすら寒いくらいです。
夕方帰る頃、夏はまだ夕日が望めたのに、今はもう真っ暗です。
自然が近い分、東京に比べて、季節の移り変わりをダイレクトに感じます。
お彼岸の連休は、近所の神社で祭りがあり、そのチラシがポストに入っていたので、
行ってみました。
朝6時半から神事、と書いてあったので行ってみると、
住宅街の中のこじんまりした神社なのに、朝早くから社殿に人が集まり、
祭礼をやっています。
バザー、餅つき&振舞い餅、くじ引きと、
近所の子供が喜びそうなイベントが並んでいます。
午後に行くと、杵で餅をついて、近所の人が出て
辛味餅や安倍川もちをつくり、行列した近所の人に配ってます。
おおらかなことに、一人いくつまでという制限もないようです。
杵つきの餅は柔らかく、ほのぼのした村の祭り、という雰囲気での中食べるのも粋でした。
また、すぐ近くの別の神社でも祭りをやっていて、
奉納子供相撲大会やスーパーボールすくいなど、
こちらもほのぼのとした光景が見られました。
小学校低学年くらいまでは、このような地域の祭りも楽しめるでしょうし、
このような祭りのおかげで、地元や親とのお出かけが好きになるのではないかと思いました。
とはいえ、祭りの最後の福引抽選会は、米や自転車という(とても実用的な)商品を目指して、
大人もかなり夢中になっていました。。。
オンパク(温泉博覧会)は、地域活性化の手法として、、
地元の人が講師を務める参加体験型のイベントを、期間内にいくつも展開するプログラムとして
別府で始まり、今では全国にその手法が展開されています。
あわら温泉でも昨年度から行われているというので、参加してきました。
参加したのは、「プロ秘伝!福井蕎麦の真の魅力講座」というプログラムで、
坂井市のお蕎麦屋さんの組合の若い人たちが、
そばにまつわるうんちくを教えてくれたり、目の前でそばを打ってくれます。
参加者は、蕎麦ケーキや揚げ蕎麦、そばがきの試食を楽しみながら、そばについて学ぶ、というものです。。
参加人数は9名。地元のおじさん・おばさんが多いようでした。
まずは、蕎麦について学びます。
日本各地及び世界各国のソバの実も展示してくれていました。
あまり大きな違いはわからないけど…福井産そば粉の実は若干小さいかな)
世界中で、そばの実のまま、または引いた粉を利用して、麺としてではなくても、さまざまな食べ方をしているようです。
そば粉を入れたクレープ、揚げ蕎麦はもちろん美味しかったのですが、
個人的には、作りたての蕎麦がきが美味かったです。
水に溶いたそば粉を、鍋で弱火でとかしつつ、混ぜていると固まってきます。
餅のようにアツアツで粘り気があるので、それをわさび醤油につけて食べるのもオツなものでした。
最後は、先ほど目の前で売ってくれたそばを、さっそくおろしそばとして試食。
やはり、上品さはともかく、そばらしい歯ごたえと風味さを楽しむ、というのが福井の定番のようです。
全体的に、質問しながらの見学で、いろいろな話を聞くとおもしろかったです。
昨日の今庄に引き続き、今日も近隣でお祭りがおこなわれていたので出かけてみました。
まずは、福井の産業会館・ゆーあい福井で行われたマナビ・フェスタ。
これは、県内の各種のサークル・趣味の同人会の学芸会・発表会の場となっているようです。
絵手紙、フラダンスなどを鑑賞し、館内の展示を見て回るスタンプラリーで、景品として花の苗をもらいました。
その後、鯖江の亀蔵で、絶品のかき揚げと卸そばを食べた後、鯖江のめがねミュージアムでやっている
めがね祭りへ行きました。
鯖江は、今でも、国内産の眼鏡の90%以上のシェアを占めるそうで、
町中のあちこちでもメガネ屋さんの看板を見つけます。
めがね祭りは、そのような地元産の眼鏡を定価の3割引きで買える他、
眼鏡の無料洗浄、使わなくなった眼鏡の供養などをやっていました。
そのあとは、サンドームで開かれている「丹南産業フェア」に行きました。
丹南地域で盛んな、越前漆器、越前焼、越前和紙などの、
出店が出ると同時に、販売もしています。
東京でもよくあるような、大規模な展示会でしたが、
人の込み具合がちょうどいいくらいかも・・・。
昔の北陸道、北国街道の宿場町、南越前町の今庄でお祭りがあったので行ってみました。
関西・琵琶湖方面から、越前・北陸方面へ行くには、昔は、
敦賀と今庄との間にある、栃の木峠、木の芽峠、中山峠を越えなければならず、
いずれの道にせよ、ふもとにある今庄を通るため、宿場町としてここが栄えたそうです。
また、昭和30年代には、物資や人を運ぶ鉄道の北陸本線の峠越えのため、今庄に機関区が設けられ、
機関車が何台も配置されていたようです。ただ、北陸線が電化されて機関車が不要になると、
今庄の駅も、普通電車しか止まらない小さな駅になってしまい、往時の繁栄は見る影もありません。
雪が降ると、いまだに電車が不通になる難所の区間ではあるようです。
さて、お祭りでは、機関区があって栄えたころを偲んで、機関車など昔の鉄道写真が展示されています。
(鉄道ファンらしき立派なカメラを抱えた人もチラホラ…)
また、昔の本陣跡や旅籠、酒蔵など、昔の街並みが残る街道沿いでは、
炊き込みご飯や栃餅、赤飯、特産のソバなどを売る出店が並んでいます。
中には、名産の焼き鯖を丸一本焼いているお店もあります。
サバも、炎天下で焼いている人も、アツそう~。
ムカゴの胡麻和えがおいしかったです。
スタンプラリーや火縄銃の実演、チンドン屋さんの練り歩きもあり、
大人から子供まで、土蔵やうだつなどが残る古い街並みで、
ぶらぶら歩きを楽しむという、どこかほのぼのするお祭りでした。
福井の地上放送は、NHKのほか、
日テレ・朝日放送系の福井放送と、フジテレビ系の福井テレビの2つしかありません。
なので、ケーブルテレビに加入している人が多いようです。
我が家は特に不自由を感じませんが、家にいることの多い妻は、
かなりいろんな番組を録画して、選択肢が少ない中で、フル活用しているようです。
あまりTVを見ない私が家にいるときは、録画したものの中から、私が興味を持ちそうな、
地元福井を取り上げた番組を流してくれます。
その中で、オモシロいと思ったのが、
「知ろう、使おう、県施設」
というローカル番組。
資料館や生活学習館など、
県立施設を紹介し、その活用を呼び掛けるものです。
(原発の立地交付金で施設が充実しているからでしょうか…)
このような番組は、これまでどこの地域でも見たことがありませんでした。
私たちのように県外から越してきて、地域のことを知りたいと思っている人間には
なかなか興味深いです。
ちなみに、先日若狭地方に泊ったら、京都に近いからか、
他にもあと2チャンネルくらいを見ることができて、
TV好きの妻は羨ましがっていました。
命あるものをいただいていることに感謝し、捕獲した魚や鳥獣を野に放す仏教の放生会(ほうじょうえ)に
ちなんだ小浜の放生祭を見る機会がありました。
かつての城下町であり、京への魚などを水揚げする商人町であった小浜で、
二日間にわたり、12の地区の神楽や神輿、囃子などが町を練り歩き、
八幡神社に奉納される、若狭地方最大のお祭りだそうです。
小浜の街は、小浜西組といわれる一帯に、昔ながらの町人の町屋が残り、
風情ある街並みを醸し出しています。
「ふくいの伝統的古民家」という表札が掲げられた家も多数あります。
その街並みに、朝から、笛や鉦の音が鳴り響き、法被を着た地区ごとのグループが
暑い中を練り歩いています。
街並みのところどころには、本陣といわれる場所が地区ごとの拝所となっているようで、
兜や獅子舞の面や榊が飾られており、練り歩く一団は、その本陣の前で囃子や舞を披露しながら、
八幡神社を目指します。
昔ながらの細い路地に笛や太鼓の調子が響くからか、
「懐かしい感じの日本の祭り」という感じがします。
二日目には、すべての神楽や囃子のグループが一堂に会する盛大な催しもあるようですが、
お囃子の練り歩きを街角で眺めるのも、しめやかで情緒がありました。
おおい町で行われたビーチバレーの大会のレセプションに代理出席する機会がありました。
男女の選手64名と来賓30名ほどが、テーブルの軽食を囲む、という形式でした。
(立派なホテルなどはないので、町の町民ホールでケータリングでやっていました)
ビーチバレーはテレビで見たことしかありませんが、
選手たちは、プロでやっている人もちらほら。
ただ、たいていは実業団や、会社勤めの傍ら…ということのようです。
背の高い人ばかりでなく、普通より小さい人もいたほか、
40才前後の選手もいて年齢層も幅広く、
さまざまな選手が出場していて面白いなーと思いました。
隣に座った選手に、屋内バレーと比べたビーチバレーの醍醐味を伺ったら、
1チーム2人という少人数で行うので、相手との駆け引きがおもしろい、ということでした。なるほど。
ちなみに、ビーチバレー大会が全国でツアー形式で行われますが、
このうち、毎年1回はこの福井県嶺南地区で行うそうです。
もちろん、この地区に多くの原子力発電所を抱える関西電力さんが「特別協賛」しているからでしょう。
エネルギー政策の見直しに伴い、今後はどうなるかわかりませんが…。
原発マネーによる特別協賛がなくても開催できるほど、地域に根ざした大会になるといいですね。
日中は夏のような日差しが照りつけ、毎日30度以上の真夏日が続きますが、朝晩はずいぶん涼しくなりました。日が暮れてからはクーラーがいらないし、こないだなどは、夜網戸にして寝ていたら、朝方寒いくらいで目が覚めてしまいました。
職場から帰る時間、真夏はまだうす明るかったものの、最近は完全に真っ暗で、風も涼しいくらいです。直売所に並ぶ果物も、スイカが完全に終わり、イチジク、なしが殆どです。
小浜のホテルで出された食事も、マツタケの土瓶蒸し、マツタケの釜めしなど、秋の味覚が楽しめました。
福井では数少ない全国的に知名度のある観光スポット、永平寺に行って来ました。
むかーし、学生時代も来たような気がしますが、山深い寺だったという以外とくに印象がありません。
バチがあたりそうですが…。
今回は、親戚が来たついでに、じっくり見ました。
入ったすぐ奥の部屋で、全体概要と諸注意を聞き、拝観に出発となりますが、
説明をしてくれる雲水(=修行僧)も、説明の最初と最後は、参拝客に「合掌」を促します。
さすが大本山、修業の場、と身が引き締まる思いです。
拝観ルートの前半は、いちばん上の法堂までかなりの階段を上るのでしんどいですが、
大きなお堂から深山の緑は心が落ち着きます。
下りの廊下から眺める数々のお堂も、風格があります。
結局、たっぷりと1時間半の見学ですが、
「大本山」の名に恥じない、立派なお寺だということが堪能できました。
横浜の鶴見にも曹洞宗大本山の総持寺があり、よく高校時代に部活のトレーニングで
走って行きましたが、やはり山にある修行の場ということで、
凛とした空気があるのが違いますね。
合掌。