「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

夏は直売所がおもしろい

2014年06月30日 | 福井グルメ

今日は雨で畑に行けなかったので予定が狂いました。果物もないし、気晴らしに、福井市内の直売所に行ってみました。

この時期は、トマトやきゅうりなどの夏野菜が豊富にあることと、スイカやメロンなど地場産の果物を見つけられることが楽しみです。

今日は、福井で生まれた金色のスイカ、金福スイカを買いました。特別にうまい!というわけではありませんが、それなりに美味しいし、何よりも見た目とネーミングのインパクトで3年連続買っています。

  

6月末はまだ早いかなと思ったのですが、すでに完熟して美味しく食べられました。種は、通常より白っぽいものが多く、そのまま食べても気にならないくらい柔らかかったです。

あわら市や坂井市にこの時期に行くと、特産のマルセイユメロン「花咲乙女」をはじめとしたメロンがたくさんならんでいるほか、福井市でも、木田地区で栽培される赤ジソ木田チソ(ジュースや漬物用か?)

、鯖江の吉川地区が特産の実が肉厚の吉川なすなど、特色ある地場野菜が多くて楽しみです。

 


しだれ桜の季節

2014年04月16日 | 福井グルメ

永平寺町にある浄土真宗のお寺、興行寺の枝垂桜です。

1406年に創建された浄土真宗のお寺です。北陸に浄土真宗を広めた蓮如上人の真筆の自画像があるなど、蓮如ともかかわりが深いお寺のようです。そのような寺宝があるからか、所蔵品等を通じて越前における浄土真宗の伝播の様子を伝える展示や仏教関連の展示、DVD映像を流す「真宗未来館華の蔵」という施設もあるようです。すごいお寺ですね。

さて、もうすぐ、蓮如上人の命日を祀る蓮如忌です。なんでも、京都の本願寺から、蓮如が布教の拠点とした福井県の北端の吉崎まで、今も蓮如上人の御影像を乗せた神輿を信者が担いで約300Kmを徒歩で7日間かけてやってきます。それが吉崎に到着するのが4/23で、その後10間にかけて、吉崎で様々な法要が行われます。このような行事が330年以上人々の手でおこなれているのが、仏教文化が生活に根着いている福井らしいところだと思います。

 

 

 にちで


あの庭園がライトアップ!

2014年03月15日 | 福井グルメ

福井市の中心部にある、越前松平氏の別邸、御泉水(養浩館)庭園が今日と明日の二日間、地元のボランティアの皆さんによりライトアップされ、無料開放されています。

この御泉水庭園、アメリカの日本庭園専門誌では、日本でトップクラスの庭園として毎年上位にランクインしていますが、ふだんは町中にあるのにひっそりしています。ただ、現在、吉永小百合さんがここをバックに撮影したSoftbankのCMが流れているので、そのうち知られたら人気が出るかも…。

二胡やハープの演奏もあり、この時ばかりは、地元を中心に大勢の方が訪れています。また、回遊式庭園であるため、池の水に反射する夜景を撮ろうとするカメラマンも大勢います。ちょうど園内の梅も咲いており、ほのかな明かりに白や赤の梅の花がぼんやり照らされていい感じです。

  

庭園の隣には、地元放映地区の「宝」という字をかたどって廃油のキャンドルが並べてあります。庭園内部の通路や、外周も地元の人の手作りによる廃油キャンドルによりほのかに照らされています。

このイベント、地元のボランティアの皆さんにより、14年も続けらているようです。訪れる人はもちろんですが、地元の人も喜ぶ、地元の人による、いわば地元に根差したイベントですね。まさに、「住んでよし、訪れてよし」のまちづくりの好例だと思います。


さすが越前がに

2014年02月06日 | 福井グルメ

越前がにと言えば、福井が誇るNo.1ブランドの高級食材。

福井新聞は、「越前かにのことなら何でも分かる総合専門情報サイト かにカニ福井」というのを立ち上げています。

http://kani.fukuishimbun.co.jp/

こちらには、かにが食べられる食事処、宿のほか、かにに関するニュース、かにの食べ方など、まさに「何でも分かる」サイトです。

まあ、結構それなりにお値段がするお店しか載っていないのですが…。

 


福井といえば油揚げ

2013年09月26日 | 福井グルメ

加賀の一向一揆で有名な浄土真宗をはじめ、仏教文化が色濃く残る福井。

その精進料理の影響か、福井は油揚げの消費量が日本一だそうです。スーパーでは、油揚げ売り場の面積が広く、厚揚げ、薄揚げなど、さまざまな種類の揚げが並びます。食べ方はと言えば、出汁で煮るのが一般的ですが、アツアツの揚げにショウガや大根おろしを乗せて、醤油をかけて食べるのも美味しいです。

その中でも、日本で唯一の油揚げレストラン、とうたっている店が丸岡の山の中にあります。TVケンミンショウなどでも取り上げられて、休日は2,3時間待ちという人気店です。スーパーでも売られていますが、25cm四方、厚さ4cmという巨大サイズです。

その人気の油揚げレストラン、谷口屋の油揚げを並ばずに食するならこんなツアーもあります。

丸岡城を訪れて、名物料理を味わう粋酔の旅

http://www.fuku-e.com/230_tour/index.php?id=30

 


そば播き

2013年08月19日 | 福井グルメ

夏の畑、 8月半ばの日曜はそば播きでした。


しばらく休ませていた畑に、耕運機をかけて、散水用の通路を作ったうえで、そばの実をばらばらとばら播いて行きます。ただし、ここしばらく雨が降っておらず、地面はカラカラなので、何度かじょうろを持って畑と水路を往復し、ある程度水をやって土を湿らせてから播き、播いた後にまた水やりをしました。



今日の作業は、1歳8カ月のうちの息子も少しだけお手伝いができました。みずやりは、じょうろに手を添えて、そば播きは、親に倣って播いているようで、そばの実を足元にばらばらこぼしていました。



水不足のおかげで、畑の枝豆は実をつけども実が大きくならず、モロヘイヤもネギもあまり大きくなっていませんでした。
少し息子に水をやってもらえばよかったかな。。。


震災記念日 in 福井

2013年06月29日 | 福井グルメ

今日は、福井では震災記念日。昼間の無線で、黙とうが呼びかけられ、TVのローカルニュースでも、慰霊祭の様子が放映されました。65年前の今日、1948年6月28日、丸岡付近を震源とする福井地震が発生し、3700人以上が亡くなりました。

・死者3700人は、東日本大震災、阪神大震災に次ぐ戦後3番目の規模

・死者の殆どは、福井市と坂井郡(人口20万人ほど)に集中し、被害率1%以上というのは例を見ない

・福井平野の建物の全壊率は6割以上

・丸岡城や北陸線九頭竜川橋梁が倒壊

・福井市で震度6を記録したこの地震をきっかけに「震度7」が新設された

という大規模なものでした。

東京にいるときは、教科書で知っていたくらいでしたが、関東大震災が発生した9月1日が「防災の日」として職場でも学校でも避難訓練を行うように、こちらではこの時期に防災訓練が多いようです。

今日の慰霊祭は、福井地震と、その3年前の戦争による福井空襲の被害者を偲び、防災への備えや不戦への誓いを新たにする、というものだそうです。

沖縄に住んで、6月23日が慰霊の日、ということが刻み込まれました。郷に入っては郷に従え、といことで、福井の震災記念日も覚えておこうと思います。

 

 


新湊から高岡へ

2013年05月03日 | 福井グルメ

チューリップ祭りの後は、新湊へ向かいました。

途中の富山平野では、雄大な立山連山が間近に見えます。同じ北陸でも、ほど近くにある低い山々の後ろにかすかに白山が見える福井と違い、平野の向こうにドーンと雄大な立山が見えるのはスケールが大きくていいですね。

↑ 昨年できた新湊大橋の上からの立山連山は絶景でした。

また、新湊には、↓ベニスのように運河に橋がたくさんかかる内川地区もあります。ここからも山並みがきれいでした。

そのあとは高岡へ。鋳物の街として栄えた通りや、土蔵が立ち並ぶ通りがあり、古い町並みが残っています。

  

高岡と言えば、藤子不二雄Aのふるさと。ふれあい公園には、実物大?ドラえもんがいて一緒に写真が撮れます。

この公園の高台からも、雪をいただいた立山連山がよく見えました。

 緑が多くて暮らしやすそう・・・。そういえば富山は、幸福度ランキング、福井に次いで2位でした。


久しぶりにプチ贅沢を・・・

2013年04月26日 | 福井グルメ

仕事のお付き合いで、あわら温泉の旅館で懇親会、という運びになり、久しぶりに和食のフルコースをいただきました。見た目も素敵だったので、少しご紹介。

まずは前菜と乾杯用の女将手作り梅酒。

お椀物には、京都の料亭で愛用されているという高級食材「若狭ぐじ」がと筍を面白い形に巻いたものが入っていて、上品なお味。

刺身は、越前港朝獲れのかわはぎの刺身+肝、甘エビ。

イセエビを焼いたものも出てきました。

肉料理は、若狭牛と筍の重ね焼き。

酢の物は、彩りもきれいな貝の盛り合わせ。

地酒飲み比べセットもありました。

あわら温泉では、女将の会の女将さん方が、みなさん利き酒師の資格をとりましたからね。。。

 


越前大野では桜も終わり

2013年04月17日 | 福井グルメ

週末の土曜日、越前大野に行きました。

大野城(亀山城)がある亀山公園、新聞では「満開」となっていましたが、行ってみたらかなり落花が盛んでした。

ただ、せっかくなので、お城の上まで登ってみることにしました。

盆地の中の山の上にお城が建っているため、再建された3階建ての天守閣の上からは、360度見渡せます。雪をかぶった白山や日本百名山の荒島岳などに囲まれた大野市街が一望。

山の上までは麓から20分ほど歩きますが、いい運動になります。再建された天守閣であるため、天守閣の内部はコンクリートの無粋な作りですが、最後の大野藩の領主となった土井家伝来の品などが展示されています。

市街地から少し離れると、水を張り始めた田んぼに雪山が映り、菜の花と桜の背景を飾っていました。まさに、里山の春、という感じですね。