先日はドラえもん電車に乗りに富山県の高岡までドライブ。
途中、金沢を過ぎて津幡の町にある、新幹線の見える丘公園に向かいました。北陸新幹線の試運転以降、もともとあった公園を整備して新幹線の展望台にしたようですが、今では50台ほど停められる臨時駐車場や最近整備された真新しいトイレなどがあり、一大観光地のもよう。朝10時頃から大勢の方が見に来ていました。
さて、いよいよ高岡へ。万葉線というチンチン電車の一編成がドラえもん電車です。事前にダイヤを調べていき、途中駅から乗り込みました。
このドラえもん電車、先頭のドラえもん、側面のジャイアンたちのみならず、天井にもタケコプタを装着したドラえもんやドラミちゃん、その他の小道具が描かれ、運転席にはドラえもんとドラミちゃんのぬいぐるみがあります。なかなか充実していて、乗っていて楽しいです。
城崎からは、山陰海岸沿いに1時間弱走って餘部鉄橋へ。
ここは地上70mの欄干のない鉄橋を列車が渡ることで有名でしたが、数年前に風にあおられて列車が転落、数人がなくなる事故が起き、今はコンクリートの頑丈で防風柵の着いた橋に架け替えられています。ただ、元の鉄橋の一部が保存され、列車がすぐわきを走る横で空中散歩が楽しめるようになっています。
元の鉄橋の一部はガラス張りで下が見えるようになっており、真上に立って下を見下ろすと…身震いします。
スリルと鉄道マニア気分を味わった後は、豊岡から出石へドライブ。丹後の小京都といわれる落ち着いた街並みと、信州から伝えられたという皿そばが有名なまちです。こじんまりとしていますが、趣がありました。
街の外れの城山跡には、伏見稲荷を思わせる赤い鳥居がたくさんありました。
伊根を後にして、丹後半島をぐるっと一周して城崎へ。
途中、日本最古の浦島太郎伝説の残る浦島神社がありました。
雄略天皇の御世(西暦478年)に浦嶋子が常世の国に行き、淳和天皇の頃(西暦825年)に帰って来て、天皇がその話を聞いて大明神として祀ったのがこの神社だそうで、日本書紀などにも記述があるとのこと。浦島太郎は探乗る昔話ではないんですね…。神社の拝殿にも、稲わらで造った亀が奉納されていました。
日本海側の車どおりも多くない国道178号を2時間ほどドライブして城崎へ。東尋坊をほうふつとさせる柱状節理の岩がありました。
城崎の宿は源泉の近くでした。源泉の隣では売店で玉子が売られていて、12分ほど温泉の中に吊るすと温泉卵ができあがります。目の前の宿にチェックインしたら、温泉卵が作れます、というチケットをもらいました。(宿に行く前に卵を買わなくてよかった…)
城崎といえば外湯巡り。大峪川沿いに1.5キロほどに立ち並ぶ温泉街に7つの外湯があり、各旅館の浴衣を着た観光客がそぞろ歩きを楽しんでいます。日帰り入浴者は、それぞれの外湯で入浴料を払うのですが、宿泊する人は旅館からチケットを渡されて、そのチケット(入湯税350円/人)があれば何度でも入れるんですね。この街は早めに旅館に入ってゆっくり滞在するのがおススメですね。
こちらは、一番ゴージャスな御所の湯。
夜には川沿いの街灯に灯りがともり、水面に反射する光と、旅館の光と相俟っていい感じです。
歴史のある一の湯もライトアップ。
街歩きも楽しみの一つ。湯めぐりの人が多いので、当然ながらビールやアイスクリーム、お土産を買うお店がたくさん。嬉しいのは、地ビールの生ビールも飲めること。私もパブに入って城崎地ビールをテイクアウトしました。
また、昭和な感じの射的屋などもあり、昔を懐かしむ中高年?で大賑わいでした。
温泉風情が楽しめる町でした。