「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

河原でのんびりと花火見物

2014年08月14日 | 福井のミミより情報

8/13、えちぜんおおの夏祭りの花火大会がありました。

山に囲まれた城下町の大野市では、真冬の2月にも花火大会があり、こちらは城下町のど真ん中で行われますが、夏は市街地から少し離れた真名川の河原で行われます。

仕事の後車で福井市から駆け付けると、ちょうど打ち上げが始まったところでした。国道から適当なところで曲がって川沿いへ進むと、川沿いの堤防で花火を見ることができる場所に出ましたので、当然誰も通らないであろう川沿いの道に簡易チェアを置いて、のんびり見物しました。ほかにも、車で河原に乗り上げて見物している人、田んぼの真ん中や、国道の広い歩道に車を止めて見物している人など、盆地の中の思い思いの場所で見物している人がいたようです。

東京にいると、花火大会は人が多く、人込みの中で立って見ることが多いので、川のせせらぎや、虫のなく声を聴きながら座ってのんびりと花火が見られる地方都市はいいなーとしみじみ思います。

夜の気温が26度くらいと涼しい日で、川の水の流れを聞くとさらに涼しく感じ、持って行ったビールを開ける気にならなかったのが唯一残念でした(笑)。おかげで妻にドライバーを交代せず、帰りの道のりも運転でした。(35分ほどですが)


越前市名物?

2014年08月10日 | 福井のミミより情報

この週末は台風で海に行けなくなったので、屋内で子供が楽しめそうなところとして、越前市の「かこさとしふるさと絵本館」に行ってみました。絵本作家として有名なかこさとし氏は旧武生市の生まれで、8歳ころまで過ごしたそうです。

特に彼の絵本が好き、というわけでもなく、代表作が何かと聞かれてもよくわかりませんが、2歳半の息子も絵本を読むのが好きなので、楽しめるかもと思いました。

住宅街の中にある石造りのおしゃれな絵本館は、周辺の遊び場ともマッチするよう作られていて、居心地が良さそうです。中に入ると、代表作(と初めて知りましたが)のダルマちゃんシリーズのキャラクターが迎えてくれます。

館内には、かこさとし氏の作品を中心とする絵本がたくさんあり、温かい雰囲気の中で、図書館のように気軽に手に取って読めるようになっています。2階には、彼の代表作の原画とともに、生い立ちなどが展示されています。また、演劇などもできるホールもあり、何もないときは、代表作のキャラクターであるダルマちゃんやカラスのパン屋さん、マトリョーシカに変身できる衣装が置いてあり、子供たちが身につけて走りまわって遊べるようになっています。

うちの息子も、いろんな絵本を次から次へと手に取ったり、カラスの衣装を着て嬉しそうに走り回ったりしていました。

ちなみに、お昼は、絵本館の近くで、越前市3大B級グルメの一つ、中華そばの名店として地元で人気の若竹食堂へ。あっさりとした鶏ガラスープと歯ごたえのある麺、具だくさんの五目中華そば(700円)を楽しみました。昔ながらの食堂、といった雰囲気も良いです。

帰りは、巨大なパフェが食べてみたいと連れが言うので、武生駅近くのスイーツショップJUNへ。10種類のフルーツとプリン、アイスクリームが山盛りのプリンアラモード(950円)は、3人で分け合って食べて十分な食べ応えでした。

 


治佐川のバイカモと名水

2014年07月14日 | 福井のミミより情報

日曜日は朝から雨模様でした。雨が降らないうちにと思って、畑でかぼちゃ、ズッキーニ、モロヘイヤ、枝豆、ツルムラサキを少しばかり収穫したところで、雨が強くなったのであきらめました。その後、今週家で使う名水を汲みたいと思い、バイカモを見がてら治佐川に行ってみました。

治佐川には山からのきれいな湧水が流れ込み、美味しい水が汲めるようになっています。

その清水が流れ込む治佐川では、この時期、バイカモが白い小さい花をたくさんつけて、水中を彩っています。

 

 名水を汲んだ後は、家に帰って、朝どれのズッキーニとモロヘイヤ、ツルムラサキ、枝豆で自給自足の昼食をとりました。


6月の花見の最後は

2014年06月22日 | 福井のミミより情報

6月の福井ではいろいろな花を楽しめます。

先週は、西山公園の花菖蒲

さらに、ゆりの里公園のゆりと大安禅寺の花菖蒲

 

ちなみに、福井市の花であるあじさいも、大安禅寺他、そこかしこで楽しめます。

今日は、あわら市の北潟湖の花菖蒲祭に行きました。

北潟湖畔の広い園地に、黄色や紫などの花菖蒲が植えられています。アイリスブリッジや風力発電の風車という開放的な景色を見ながら、のんびり散策できます。

 

昨年もゆりと花菖蒲をほぼ同じ場所で楽しみましたが、どれも趣があり、飽きずに楽しめます。

 

 

 


再び永平寺で座禅

2014年06月09日 | 福井のミミより情報

昨年もこの時期に職場関係の人たちで行いましたが、今年もせっかくの機会なので永平寺の座禅と精進料理を体験しに行きました。福井にいても、なかなか個人では行かないので。

さて、お寺に入ると、吉祥閣という受付の建物の大講堂に通され、靴下を脱いで、腕時計やアクセサリーを外し、座布をもって畳一畳分のスペースに一人座ります。この時、必ず男女は分かれて座ります。そして、指導してくださる雲水さんの言葉に従って足を組み、それぞれ壁の方向に向かいます。(同じ禅宗でも、曹洞宗は壁に向かい、臨済宗は向かい合って座るんですね。)

体を両膝をお尻の3点で支え、左右に上体を揺らしてバランスをとったら、手を法界定印に結び、目を半眼(まっすぐ顔を向けたまま視線を45度下に)にして鐘の音とともに座禅を始めます。

お寺での座禅体験はここ1年間で4回目のためか、今回は安定した姿勢で座れた気がします。ただ、呼吸に無心に集中できているかというとなかなか…。雑念を振り払うためにも警策でバシッと叩いてもらいました。

座禅の後は法話。リラックスした雰囲気の中で、人生においては好きなことを求めたり、嫌いなことを疎んじたりせず、すべてをありのままに受け入れることが大事であり、それは座禅によって心身を安定させることにもつうじる、というお話を伺いました。

その後は、大学を卒業し入門して3か月という若い大学を卒業し雲水さんに案内されて諸堂案内。案内してくれる人によって説明が違うことも多々あるので、新しい発見があります。今回は、三菱財閥創始者の岩崎弥太郎が、永平寺の仏殿を寄進した(そのために永平寺唯一の檀家という説もある)ということを伺いました。

この時期の永平寺は緑がすがすがしいですね。

諸堂案内が終わるといよいよ精進料理。我が身を振り返り、修行を成就する一環としての食事という思いを新たにする「五観の偈」を朗読していただきます。

食事中はしゃべらず、食器は必ず両手で持ったうえで箸をつけ、食べ終わったら箸を右下に向けてお椀の上に置きます。食後も、作法にのっとってお膳の上に食器を重ねます。

このような作法がある上に、「食べる速度を皆に合わせて…」とか言われるので、気を張ってしまい食べた気がしないという人もいましたが、意外とおなか一杯になったという声も聞かれました。永平寺と書いた塗り箸を持って帰れるのがいいですね。

諸堂案内は団体で予約すれば拝観料(500円)のみで可能、中食(ちゅうじき)といわれる精進料理体験は3000円です。永平寺に来たら、座禅や精進料理体験を通じて、一歩深い禅の心に触れるのも改めていいと思いました。

 


和ろうそくの炎が灯る洒落た愛宕坂

2014年04月22日 | 福井のミミより情報

福井市の中心部からほど近い足羽山公園の北側に愛宕坂があります。足羽山の上にある足羽神社への参道として、かつては茶屋や料亭が立ち並んでいた場所のようです。現在は、一軒料亭が残るほか、福井市の茶道美術館や、このあたりに住まいを構えた郷土の詩人・橘曙覧の記念館がある文化的なエリアとなっています。

(橘曙覧と娘の像)

こちらでは、春と秋の約2週間、会談の両側に和ろうそくの灯りがともされる「愛宕坂、光の回廊」というイベントが行われます。この期間、付近一帯はなかなか雰囲気のある空間になります。

先週の日曜日、子供の夕方の散歩を兼ねて行ってみました。日が長くなったので、点灯される18時過ぎはまだ明るかったのですが、薄暗くなってきた笏谷石の階段に光が仄かに揺らめくのはなかなか風情を感じました。

2歳の子供は、人気の少ない割に幅広い階段を我が物顔に上るのと、揺らめくろうそくの炎が楽しかったようで、もう帰るよーといってもどんどん登って行ってしまいました…。

ちなみに、東京ではあまり見かけなかった和ろうそく、福井では時々見かけるのですが、ハゼノキなどから採った木の脂から作り、洋ローソクより炎が強く長持ちするそうで、越前和蝋燭は福井県指定の郷土工芸品になっています。

 


足羽山でお散歩

2014年04月20日 | 福井のミミより情報

天気のよい週末、子供を連れて足羽山に散歩に行きました。

行く途中、福井鉄道の新しい旧式車両(?)ドイツ製のレトラムを発見!先週導入されたばかりなので、カメラを抱えた人が車内や路上にたくさんいました。

さて、福井市街の中心に位置する足羽山は、標高こそ116mほどですが、桜やアジサイの名所のほか動物園もあり、市民の憩いの場として親しまれています。うちの子供も、モルモットにくぎ付け…。

 

今日は、桜のピークは過ぎましたが、まだ枝垂桜が楽しめるとのことでしたので、動物園もあるしと子供を連れて散歩に出かけました。この時期、シャガやタンポポ、チューリップなども楽しめます

 

暖かい日差しの中、山の頂上付近にあるいくつかの茶屋では、屋外に座敷を出して座って飲めるようになっており、八重桜や枝垂桜、ソメイヨシノの桜吹雪を見ながらのんびりする人もちらほらいました。

 

しかし、足羽山には、継体天皇の石像をはじめ、郷土の発展に尽力した人々の石像や顕彰碑、詩人の句碑などのほか、周りには神社仏閣もたくさんあります。よほど昔から、人々に親しまれてきた場所といえそうです。


勝山弁天桜

2014年04月14日 | 福井のミミより情報

日曜日は、九頭竜川の右岸に1.5Kmにわたって桜並木が続く勝山弁天桜を見に行きました。

雪をかぶった山々を背景に桜が見られ、また九頭竜川をまたいで鯉のぼりが泳ぐ、この辺りの桜の風景は開放感があります。

 

人が行き違いできるほどの広さの桜並木のトンネルは水仙にも縁どられ、またところどころ枝垂桜もあります。

 

桜並木の下の河原では多くの人がBBQやお花見を楽しんでおり、どこかのんびりした気分が漂います。


竹田の里ウォーキング

2014年04月14日 | 福井のミミより情報

丸岡の竹田地区といえば、山間にある枝垂桜の里として、4月半ばには大勢の人でにぎわいます。一か所にここまで枝垂桜が集中し、並木道にも公園の中にも植えられているのはみたことがありません。桜まつり期間中は、18時半から21時半ころまで、ライトアップも行われます。

http://takeda-s.main.jp/?cat=2

今年のライトアップ開始日は、まだしだれ桜には少し早かったものの、里では終わりかけのソメイヨシノが満開でした。

 

その翌日、竹田の里山を5kmほど歩くイベントがあったので参加してみました。70人ほどの参加者が、地元の方の案内で春の里山をのんびり歩くイベントです。

福井県内最古の民家とされる「千古の家」では、山桜が満開でした。

 

途中の道端や地区内のいたるところに流れる小川のほとりでは、すいせんや桜がたくさん咲いており、風景に色を添えていました。

 

この竹田地区、昔は銅などが採れる鉱山もあり、人口ももっと多かったのですが、豪雪やダムの完成により過疎化が進んで、今はしだれ桜の里づくりが地域活性化の一策になっているようです。


福井で水族館デビュー!

2014年04月13日 | 福井のミミより情報

東尋坊近くにある越前松島水族館に行ってきました。

こじんまりとして、水族館としては小規模ですが、ペンギンの空中水槽があって泳ぐ姿を下から眺められたり、床面ガラス張りの水槽の上に乗って、泳ぐ魚を上から眺めたり、餌をやるときにアザラシの背中に触れたりします。チケットにも、「体験・体感型水族館」と書いてあります。

2歳の息子にとっては水族館デビュー。イルカショーでのイルカのジャンプや魚へのエサやりなどはとても喜んでいました。

ただ、大きなマンボウやタッチプールで魚やヒトデに触るコーナーなどは、怖いと後ずさりしていました。男子なのに度胸がなくて困ります…。

この水族館、変わったところでは、カエルやゾウガメ、フラミンゴなども展示してありました。なんといっても、海の目の前で眺めが良く、水族館から磯に降りて磯遊びができたり、東尋坊と同じ柱状節理が見られる小島に渡れたり、福井の海に触れられるのが良いです。

 

水族館の後は、近くの有名旅館「若えびす」の個室昼ランチ+入浴(5000円/人)というのを体験してみました。海を臨むお部屋で地物の魚をいただき、オーシャンビューのお風呂貸し切りで入れて、プチ贅沢を楽しみました。