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Vol.6 西日本旅客鉄道株式会社さまから学ぶ
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■経営理念
●JR西日本は、人間性尊重の立場に立って、労使相互信頼のもと、
基幹事業としての鉄道の活性化に努めるとともに、
地域に愛され共に繁栄する総合サービス企業となることを目指し、
わが国のリーディングカンパニーとして、
社会・経済・文化の発展、向上に貢献します。
■ハート&アクション
1.安全・正確な輸送の提供
私たちは、安全・正確な輸送に徹し、お客様に信頼される
輸送サービスを提供します。
2.お客様本位のサービス
私たちは、お客様に感謝し、お客様の立場で考え、
お客様のニーズを先取りし、心のこもった最高のサービスを目指します。
3.会社の発展は自らの幸せ
私たちは、あらゆる機会をとらえて売上げの増加に努め、
常にコスト意識を持って業務の効率化を図り、会社を発展させ、
株主の負託に応えるとともに、自らの幸せを築きます。
4.規律正しい、明るい職場づくり
私たちは、規律正しい、自由闊達な明るい職場づくりに努めます。
5.自己研鑚とチャレンジ精神
私たちは、自己研鑚に努め、豊かな感性と燃える情熱をもって、
あらゆる目標に、果敢にチャレンジします。
6.同業他社を凌ぐ強い体質づくり
私たちは、常に創意工夫に努め、同業他社を凌ぐ強い体質づくりに、
持てる力の全てを発揮します。
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【コメント】
2005/4/25 兵庫県尼崎市のJR福知山線で
決しておきてはなならない鉄道事故が発生した。
この鉄道事業を経営している西日本旅客鉄道株式会社を
取上げてみました。
■経営理念に「安全」というキーワードがあったのか?
●現在の経営理念は、1987年国鉄分割・民営化のとき
に制定されている。
●経営理念には、「安全」をうたった文言は含まれていない。
●行動指針「ハート&アクション」に
「私たちは安全・正確な輸送に・・」という文言あり。
●JR東日本グループの経営理念には、
「お客さまの視点に立ち、安全・正確な輸送・・・」
という文言あり。
■企業理念の見直し
●2005/5/13 JR西日本は、現在の「経営理念」を
抜本的に見直し、安全をより協調したものに変更する方針を
明らかにした。
●いくら理念を見直しても、行動と一体化されなければ
企業体質は変化しない。
●「理念」と「行動」の一体化に、王道はない。
● 愚直に日々の積み重ねしかないはずだ。
●”安全・正確な輸送”このイメージを全社員が理解・
共有化し、そのための活動・行動までへの落とし込みが必要。
●もっと、具体的にいうならば
何よりも優先されなければならない「安全」ということが
理解を超えて、身体に刷り込まれた状態(無意識に「安全」
を優先する行動をとる)まで、全社員の身体に擦り込んで
ほしい。
「安全第一」を知り・唱えること(理念:言っていること)と、
「安全第一」の動きができること(行動:やっていること)
とは大違いである。
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■参考資料
1)西日本旅客鉄道株式会社 HP (2005/05/15)
http://www.westjr.co.jp/company/data/greeting.html
2)中期経営構想ニューフロンティア2008-新たな創造と発展
2005/1/24 JR東日本グループ
Vol.6 西日本旅客鉄道株式会社さまから学ぶ
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■経営理念
●JR西日本は、人間性尊重の立場に立って、労使相互信頼のもと、
基幹事業としての鉄道の活性化に努めるとともに、
地域に愛され共に繁栄する総合サービス企業となることを目指し、
わが国のリーディングカンパニーとして、
社会・経済・文化の発展、向上に貢献します。
■ハート&アクション
1.安全・正確な輸送の提供
私たちは、安全・正確な輸送に徹し、お客様に信頼される
輸送サービスを提供します。
2.お客様本位のサービス
私たちは、お客様に感謝し、お客様の立場で考え、
お客様のニーズを先取りし、心のこもった最高のサービスを目指します。
3.会社の発展は自らの幸せ
私たちは、あらゆる機会をとらえて売上げの増加に努め、
常にコスト意識を持って業務の効率化を図り、会社を発展させ、
株主の負託に応えるとともに、自らの幸せを築きます。
4.規律正しい、明るい職場づくり
私たちは、規律正しい、自由闊達な明るい職場づくりに努めます。
5.自己研鑚とチャレンジ精神
私たちは、自己研鑚に努め、豊かな感性と燃える情熱をもって、
あらゆる目標に、果敢にチャレンジします。
6.同業他社を凌ぐ強い体質づくり
私たちは、常に創意工夫に努め、同業他社を凌ぐ強い体質づくりに、
持てる力の全てを発揮します。
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【コメント】
2005/4/25 兵庫県尼崎市のJR福知山線で
決しておきてはなならない鉄道事故が発生した。
この鉄道事業を経営している西日本旅客鉄道株式会社を
取上げてみました。
■経営理念に「安全」というキーワードがあったのか?
●現在の経営理念は、1987年国鉄分割・民営化のとき
に制定されている。
●経営理念には、「安全」をうたった文言は含まれていない。
●行動指針「ハート&アクション」に
「私たちは安全・正確な輸送に・・」という文言あり。
●JR東日本グループの経営理念には、
「お客さまの視点に立ち、安全・正確な輸送・・・」
という文言あり。
■企業理念の見直し
●2005/5/13 JR西日本は、現在の「経営理念」を
抜本的に見直し、安全をより協調したものに変更する方針を
明らかにした。
●いくら理念を見直しても、行動と一体化されなければ
企業体質は変化しない。
●「理念」と「行動」の一体化に、王道はない。
● 愚直に日々の積み重ねしかないはずだ。
●”安全・正確な輸送”このイメージを全社員が理解・
共有化し、そのための活動・行動までへの落とし込みが必要。
●もっと、具体的にいうならば
何よりも優先されなければならない「安全」ということが
理解を超えて、身体に刷り込まれた状態(無意識に「安全」
を優先する行動をとる)まで、全社員の身体に擦り込んで
ほしい。
「安全第一」を知り・唱えること(理念:言っていること)と、
「安全第一」の動きができること(行動:やっていること)
とは大違いである。
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■参考資料
1)西日本旅客鉄道株式会社 HP (2005/05/15)
http://www.westjr.co.jp/company/data/greeting.html
2)中期経営構想ニューフロンティア2008-新たな創造と発展
2005/1/24 JR東日本グループ
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