Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

「ハチミツとクローバー」

2007-12-24 22:32:38 | 映画
TSUTAYAに行って、韓国ドラマの占める割合の多さに
2月に見ていた「ヌナ」の日本語字幕のDVDまで並んでいたし、
「イブのすべて」も20話完全版というのも発売されているんですねえ。
その昔「イブのすべて」をノーカットで見たくて、音声が韓国語/廣東語を購入して
見ていたので、ブームの威力を改めて感じました。

「ハチミツとクローバー」、全員が片想いの切ないストーリーに大学時代を懐かしく
思い出していました。好きな人と見た海がキラキラしていたこととかね。
あ~あ、出来ることなら大学生に戻りたい。。。いろんな意味でやり直したい。
誰かを好きになっても必ずしも相手が自分を好きになってくれるわけじゃないし、
恋って思い通りにいかないもの、というのは幾つになっても変わらないものですが
歳を重ねていくと純粋さが薄れていくといいますか。

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「理想の結婚」

2007-12-24 22:17:26 | 映画
オスカー・ワイルドの戯曲
「An Ideal Husband」 を映画化したもの。
テンポの早い ひねりの効いたロマンティックコメディです。
映画館でも2回観た、かなり気に入っている
作品で連休中レンタルでまた見ていました。

1895年、ロンドンの社交界で人も羨む理想的な夫婦がひょんなことから危機を迎え、
揺れ動く姿を軽妙に描いています。独身貴族アーサー(ルパート・エヴェレット)、
親友で政治家のロバート(ジェレミー・ノーザム)、聡明な妻ガートルード(ケイト・
ブランシェット)、ロバートの妹メイベル(ミニー・ドライヴァー)そしてガートルードの
旧友であり、アーサーの元婚約者で 今ではウィーンの社交界の華となった
チーヴリー夫人(ジュリアン・ムーア)。
登場人物も演じる俳優もそれぞれ強烈な個性を放っていて魅力的です。
会話のやりとりも男女の思惑や計算、互いに表面的に取り繕っている感じが
当時の上流階級の人々を鋭く風刺している気もして楽しめます。
いろいろこじれた事態を収拾するのはいつだってアーサーで、結局のところ
デカダンで怠け者のアーサーが『理想の夫』というのもなかなか面白いです。

ルパート・エヴェレットについ目がいってしまうのですが、この物語はアーサーを
中心に回っているような気がして、彼の会話のやり取りが一番楽しめます。
アーサーとガートルードは元々の知り合いなのか、チーヴリー夫人がロバートの
旧悪を暴露することを見越して、ガートルードがショックを受けた時のために
「何か困った事があったら 僕のところへ来てくれ。力になる」と言ったり、
理想化していた夫の過去の過ちを知り、許せないでいる彼女に「彼を追いつめるな。
完全でない人間にこそ愛が必要なんだ。 汚れた世界をありのまま愛するのは勇気が
いる。あなたには勇気はある。使うのを恐れるな。」 と助言したり。
元婚約者であるチーヴリー夫人との会話にはない温かみが感じられます。
チーヴリー夫人とアーサーのやり取りは騙しあいで、これはこれで参考になります。
駆け引きの上手い女性にちょと憧れますが 身近にいると振り回されて怖いかも
ロバートの過去をネタに結婚を迫ってくる彼女に「与えるだけで見返りなし それこそ
愛の真髄だ」 とさらっとかわし、最後はネタの証拠である手紙を取り戻しと大活躍。
合間には「早く結婚しろ」と父親のお小言を軽くあしらい、一方で結婚へ踏ん切りが
つかないアーサーに苛立ち、チーヴリー夫人に嫉妬するロバートの妹メイベルに
「いいかい 僕が見たもので気に入ったものはまだない 」となだめたり。
楽しかったシーンをあれこれ挙げていたら 手元にDVDが欲しくなってしまいました。
コメント (2)
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