Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

オランダ紀行:ユトレヒト

2015-05-18 07:34:47 | 旅日記
オランダのちょうど真ん中辺りに位置するユトレヒトは、アムステルダムから電車で約30分。
街の中心に流れる運河アウデグラフト沿いにはカフェやショップが立ち並んでいます。


とても風の強い日でした。

 

2015年はミッフィーが誕生してから60周年。
オランダ最古の市立博物館「セントラル・ミュージアム」でも展示がありました。
今後ブルーナのスタジオが移築され、一般公開される話があるようです。

Centraal museum
Nicolaaskerkhof 10 3512 XC Utrecht
030-2362362
11:00-17:00 月曜日、1/1、4/27、12/25は休み

またユトレヒトを訪れる機会があれば、1924年にリートフェルトが設計したデ・ステイル派の
代表的な建築であるリートフェルト・シュレーダー邸まで足を運んでみたいです。

絵本からグラフィックまで、幅広く
ディック・ブルーナ作品を集めた
ディック・ブルーナハウス。
2006年にオープンしました。
セントラル・ミュージアムの向かいに
あります。

ここにもミッフィーの像がありました。
しかも金色のミッフィーが50回の
誕生日を記念してオランダのデパー
トから贈られたものらしいです。

ちらっと覗き込んでいるミッフィーが
可愛らしいポスターがお出迎え。

Dick Bruna Huis
Agnietenstraat 2
      3512 XB Utrecht
030-2362392
11:00-17:00
7/6より改装のため休館。改装後は
子供のための美術館になる予定だ
そうです。




絵本作家ディック・ブルーナの
お気に入りの洋菓子店テオブロム。


Theobom
Zadelstraat 23 3511 LR Utrecht
030-2311135
8:00-18:00(月・土曜日8:00-17:00)日曜日休み


繊細な味で美味しいと
評判のパティスリー、
ボンド・エン・スモルダールス。
残念ながら閉まっていました

BOND EN SMOLDERS
Lijnmarkt 9 3511 KE Utrecht
030-2310913
9:00-17:30 (土曜日8:30-17:00)
月・日曜日休み

元はドム教会とはひとつだったドームタワー。
高さ112mあり、教会の塔としてはオランダ最大です。
1321年から約60年かけて建設され1382年に完成したドム教会の鐘楼。
ガイドツアーで展望台も見学できるそうです。465段の階段を上る必要がありますが
ドム教会はかつて宗教都市だったユトレヒトの中心的な教会で1254~1517年に建設され
ました。1674年の竜巻で一部が崩壊したため、上層部の凸部分だけがのこされています。

 

5月5日は解放記念日。オランダが
ナチスドイツから解放された日です。
今年は5年に1度の祭日で、店舗は
開店してもいいし閉めていてもいい
らしく、行ってみたかったケーキ屋
はいずれも閉まっていました

そして前日4日は戦没者追悼記念
日。第二次世界大戦中に亡くなった
人々を追悼するため、花が手向けら
れていました。










駅近くにあるミッフィーの信号
デパート「バイエンコルフ」の
前の通りにあります。以前は
別の場所にあったらしいです。




ユトレヒトは今年のツールド・フランスの出発点となっています。
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オランダ紀行:デ・ハール城

2015-05-16 06:57:40 | 旅日記
ユトレヒトの西10㎞に位置する小さな村Haarzuilensハールツィレンスにある大きなお城。
13世紀に作られ、その後絶え間ない戦争でほとんど廃墟と化していましたが、1890年になって
当時の城主エチエンヌ・ファン・ザウレン男爵が妻の実家ロスチャイルド家の莫大な資金に
よって再建しました。再建を指揮したのが、アムステルダム中央駅や国立美術館の設計を
手掛けたP.H.J.カウパース。1892年に完成しました。

お城の内部はガイドツアーのみ見学することができます。
行った時にちょうどガイドツアーが始まったところで、次が1時間後ということで
やむなくお庭を散策してユトレヒトへ移動しました。
車だとアムステルダムやユトレヒトから30分くらい。公共交通機関を利用するとなると
Vleuten駅からのバスが1時間に1本、日曜日は2時間に1本程度とかなり本数が少ないので
要注意ですね。駅から3.5kmを歩くか自転車という手もありそうですが。











Kasteel de Haar
Kasteellaan 1, 3455 RR
    Haarzuilens, The Netherlands
030 6778515
庭園とショップ:9:00 - 17:00
お城見学:11:00 - 17:00

ユトレヒトからデン・ハーグ方面
各駅電車でVleuten下車。
バス127番に乗り換え
kasteellaan下車徒歩20分
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オランダ紀行:リッセ

2015-05-16 06:55:34 | 旅日記
キューケンホフ公園のあるLisse周辺の砂質の土壌は球根栽培に向いていて、
砂丘をならして少しずつ栽培地が拡大していきました。
今日ではリッセの球根花は世界百ヶ国以上に輸出されているそうです。

球根を育てる畑が広がっています。一面に広がる花の絨毯が目を楽しませてくれますが、
球根の栄養が花に取られてしまうので、ある時期になると花が切り落とされてしまいます。

チューリップの他にスイセンの花も咲いていました。









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オランダ紀行:コンセルトヘボウ

2015-05-16 06:50:32 | 旅日記
コンセルトヘボウConcertgebouwとは、コンサートホールという意味です。
素晴らしい音響効果で知られ、世界でも最高のコンサートホールのひとつに
数えられています。数多くのコンサートや各種イベントが行われています。

ベルリン、ウィーンと並ぶロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が1888年以来
このホールを本拠地としています。滞在中にやっていたのがジャズのプログラムなどで
クラッシックのプログラムがなかったので聴きに行くことはできませんでした。
毎週水曜日の12時半から30分間、誰でも入れる無料のコンサートが行われているそうです。
残念ながら水曜日は朝からアムステルダムを離れるため×。
そこでバックステージツアーに参加しました。詳細はこちらを⇒Guided Tours
日曜日12:25~13:45、月曜日17:00~18:15 料金は10€

今回の旅行では美術館の時間指定のチケットやキューケンホフの入場券など、
インターネットで手配できるものが多い中、このバックステージツアーは電話予約
Tickets can be ordered by phone: 0900 671 83 45 (within the Netherlands)
0031 20 671 83 45 (from outside the Netherlands)ということで国際電話を掛けました。
日にち、人数、名前、メールアドレスを伝え、当日チケットカウンターで10€払って終わり。









メインホールの天井裏

客席の様子をここからチェック

コンセルトヘボウ賞







小ホール

ピアノがこんなところに

舞台の合間や演奏前に飲み物を飲んだりするリフレッシュカウンターの隅っこに
普段は置かれているピアノ。使う時は左の写真辺りに移動させて、床のところを
せり上げ、壁の扉の開けて小ホールへ。












調弦する部屋

食堂の壁に飾られていた写真

イベントの準備がされていました
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オランダ紀行:ミュージアム広場

2015-05-14 22:45:45 | 旅日記
国立美術館、ゴッホ美術館、アムステルダム市立美術館、コンセルトヘボウと
ミュージアム広場の周りには見どころが集まっています。
1日で3つの美術館をはしごするなんて無謀なことをしてしまい、
ミュージアム広場を行ったり来たりしていました。
市立美術館と国立美術館は日を改めて再訪し、じっくり鑑賞しました。

コンセルトヘボウ










遠くに見えるゴッホ美術館と
その奥には国立美術館が

アムステルダム市立美術館

国立美術館

2015年はミッフィー生誕60周年。

オランダ各地そして日本でも
様々なイベントが行われています。
その一つがミッフィー・アートパレード
(Nijntje art parade)で180cmの真っ白
なミッフィー像に著名なアーティスト
やクリエーターたちが各々のイメージ
でデコレーションした像60体のうち
15体は日本国内各都市を順次展示
されるそうです。

そして45体は9/30までアムステルダム、ユトレヒト、デン・ハーグ、スキポール、マーストリヒトで
展示されます。といってもその多くはアムステルダムとユトレヒトで見られるそうで、展示場所は
広場や美術館、ショップ、ホテルなど様々のようです。(公式サイト
ユトレヒトのセントラルミュージアムの入り口にあったのは見ましたが、国立美術館にあった
ようですが気づきませんでした。公式サイトには60体の像が全部見れますし、クリックすると
その像は誰がデコレーションをしてどこに立っているのか分かるようになっています。
ドローグ・デザインの中心デザイナーであり、ダッチ・デザインを有名にした立役者の1人である
リチャード・ハッテン、ミッフィーの作者ディック・ブルーナの娘マデロン・ブルーナ、ロイヤル・
デルフトなどオランダを代表するデザイナーやスタジオがこのイベントに参加しているそうです。

日本からものアーティストたちが参加しています。左側が松屋銀座でやっていたミッフィー展に
飾られていたもので、像の前に担当者方の名前などが紹介がありました。(4/26の記事
右側はユトレヒトの街中で見かけたものです。
 

8時45分頃にミュージアム広場に
着いたというのにぷらぷらしていた
ためにこんなに列が。

右側のチケットを持っていない人が
並ぶ列にはほとんど人がいなくって、
左側の長蛇の列はインターネットで
チケットを既に購入している人や
1年間有効のミュージアムカードを
持っている人、または私のように
9時~の入館時間指定のチケットを
取った人たちです。
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ハーリングHaring

2015-05-13 21:23:27 | たべものいろいろ








Cafe-Restaurant Amsterdam
Watertoreplein 6 1051 PA
020-6822666

ハーリングとはオランダ語でにしんのこと。
ちょっと塩で軽くしめた生のにしんに玉ねぎのみじん切りやピクルスと一緒に食べるのが
オランダ流みたいです。パンにハーリングを挟んで、その上に玉ねぎのみじん切りを散らした
ものなどがスナックスタンドで売られていましたを目にしました。
毎年5月末か6月に解禁日が設定され、解禁初日からハーリングを売るブースが立ち、たくさん
の人たちが初物を楽しむそうです。日本だと何でしょう、初鰹とかのイメージでしょうか。

奥にあるのはビッターバレンBitterballen、小さなクロケットCroquet(コロッケ)です。
街中を散策しているとクロケットの自販機を見かけました。オランダではコロッケは一般的な
スナックのひとつなんですね。

食事をしたカフェ・レストラン・アムステルダムは、産業革命の頃に建てられた水道局の建物を
リノベーションしたお店で、高い天井が印象的で、照明や様々なデザインの木製椅子に工業的
な雰囲気を感じました。広々としたシンプルな店内はとても居心地が良かったです。
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オランダ紀行:マウリッツハイス美術館

2015-05-12 21:09:50 | 旅日記
オランダ第3の都市デン・ハーグは諸官庁や各国大使館が集まる政治の中心地。
スキポール空港で知り合いに迎えに来てもらったその足でデン・ハーグまで連れて行って
もらいました。アムステルダム中央駅からデン・ハーグ中央駅まで電車だと1時間弱でしょうか。
スキポール空港から車だと35分か40分くらいだったかな?

ビネンホフの一角にあります。
17世紀にブラジル総督オラニエ家の
ヨーハン・マウリッツ伯爵の私邸とし
て建てられた建物で、1822年に開館
しました。美術館の規模自体はそれ
程大きくありませんが、オランダ絵画
黄金時代の作品が揃っています。
 Mauritshuis
Plein 29 2511 CS Den Haag
070-3023456
10:00-18:00(木~20:00)










ルーベンス
Old Woman and Boy with Candles










アントワープ大聖堂の祭壇画の下絵
ルーベンス「聖母被昇天」

ヤン・ダーフィッツゾーン・デ・ヘーム「花と花瓶」。
デ・ヘームの静物画はこの後、アムステルダムにある
国立美術館でも鑑賞しますが、色彩豊かな花々に動きが
あって、溢れ出るような感じが気に入っています。
カメラに収めるのを忘れてしまったのですが、
アンドリアーン・コールテ「苺のある静物」も良かったです。
比較的小さなサイズの静物画で、繊細な光の感じとやはり
苺の動きが印象的でした。それからレンブラントに師事して
いたというカーレル・ファブリティウスの「五色ひわ」にも魅かれました。彼の他の作品も観てみたいと思いました。
ただ現存する彼の作品は10点余りしかないとか。
1654年に起きたデルフト火薬庫の大爆発事故に巻き込まれ
32歳の若さで死亡。そしてこの爆発で作品の大半は失われてしまったんだそうです。










レンブラントの出世作「ニコラス・
テュルプ博士の解剖学講義」

パウルス・ポッテル「雄牛」

フェルメール「デルフト眺望」

フェルメール「ディアナとニンフたち」

成人したばかりの1652年、父親が
亡くなった直後に制作したもので、
穏やかな光に包まれているところ
などに、その後のフェルメールの
特徴が感じられました。神話的主題
(月の女神ディアナと侍女のニンフ)
で描いた唯一の作品だそうです。
貴重な作品を独り占め状態で、間近
でじっくり心ゆくまで観ることができて
幸せなひとときでした。










フェルメール「真珠の耳飾りの少女
(青いターバンの少女)」

ビネンホフBinnenhofに総理府や
中央官庁などが集まっています。
その割にはオープンな感じでした。

国会議事堂として使われている
騎士の館Ridderzaalはホラント伯爵
のフロリス5世が建設した13世紀の
宮殿。毎年9月の第3火曜日には、
国会の開会式が行われるそうです。












ビネンホフの北側にある
ホフフェイファの池からの眺め
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オランダ紀行:KLMオランダ航空

2015-05-11 21:16:26 | 旅日記
KLMは一昨年ポルトガルへ行く時にも利用しました。(2013-11-19の記事
今回は午前便でしたが、出発が日曜日ということもあってか、席が空いているところも
ちらほら見えました。せっかく通路側の席を取ったことだし、そのまま座っていましたが、
ベルト着用サインが消えた後、移動される方もいらっしゃいました。

飛行機が一旦動き出したものの、途中でドアが一つちゃんと閉まっていないかも?ということで
駐機場へ戻るハプニングがありました。ハプニングといえば、スキポール空港で呼び止められ
スーツケースや手荷物の中をチェックされてしまいました
お財布の中や両替したユーロ紙幣の入った封筒など、まあともかく色々と見られました。
今までそういうことがなかったので、ショックでした。そんなに怪しい人間に見えたのかなあ
何はともあれ、何も没収されることなく解放されてホント良かったです。

<行きの機内食>







和食を選んだつもりはなかった
けれど、改めて写真を見てみると
和食を食べていたのかも。。。





マヨネーズが苦手だというのに
ツナサラダを全部食べてしまい、
この後苦しい思いをすることに
なるのでした

行きはいろんなことで
ボロボロ状態だったんです(笑)


帰りは強風のため、遅延しているチューリッヒからの乗継客を待っていたので
40分ほど遅れましたが、定刻通り成田に到着しました。
帰りは11時間弱の飛行時間だというのに、あっという間に感じました。

行きも帰りもMr.Childrenの「hypnosis」と「祈り ~涙の軌道」、それから
ゆずの「REASON」をマイ プレイリストに入れて、この3曲をずっと繰り返し
聴きながら寝ていました。なので、この3曲を聴くとロイヤルブルーの機内が
頭に浮かんでしまいます。そして「hypnosis」はちょうどスキポール空港へ
着陸する時に流れていたので、小雨が降る空港の様子が思い出されます。
<帰りの機内食>








洋食(チキン)を選びました。
カレーぽい味付けでした。

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成田空港にて

2015-05-10 09:45:46 | 旅日記
日本に戻ってきました。夏を思わせるような日差しと暑さですね。
この1週間、向こうでテレビを見たのはチャンピオンズリーグの試合だけ。
ネットも電車の時間を調べたり、お店の場所を調べたりするだけでした。
世の中のことに疎くなっていて浦島太郎状態です


キューケンホフ公園
コメント (4)
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