緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

食事指導を受けました。

2020年04月14日 | 健康
前回、血液検査の結果、亜鉛と鉄が欠乏していたことが分かり、今日、実際の食事内容を持って病院に行き、指導を受けました。
そのご報告です。興味のない方はスルーして下さい。

病院に着くと自動ドアは開けっ放し。
換気の為のようでした。
中も窓が開いていて、空気清浄機もついていて、気を遣っている雰囲気でした。

私が持って行ったのは3年間の数値が印刷された去年末の健康診断の結果表。
それと最近の3日分の食事内容の記録です。

前回の受診の後、私自身、ネットで色々と調べたり、食事内容を変えたりしました。
実は今回の検査結果で私が一番驚いたのは亜鉛や鉄の不足ではなく、中性脂肪の値がそれまでの倍近くになっていたことだったのです。
そのことについても相談したいと思っていました。

まず医師とお話をし、その後、栄養士の方に私の食事内容の分析をしてもらい、その方とお話をしました。
中性脂肪の値が跳ね上がったのには思い当たることがありました。
私はコレステロール値が少し高めで、その対策として、人からクルミを毎日一掴み食べればよいと聞き、クルミを食べるようになっていたのです。

中性脂肪の値が跳ね上がったのは、それが原因ではと考えたのですが、栄養士はその通りだろうということでした。
クルミを含むナッツ類は、脂肪が多く含まれており、食べ過ぎれば中性脂肪の値が増えてもおかしくないとのことでした。

栄養士の話によれば、新たに健康に良いと言われるものを摂取した場合、その分、今まで食べていたものの中から何かを減らさなければならないのだそうです。
それはよく理解できることでした。
昔、ヨーグルトが体に良いと聞いて朝晩食後に食べ始めたところ、体重が増えたことがありました。
ヨーグルトの分だけ余分に摂取カロリーが増えたのです。
今回のクルミの場合、その分、脂肪分を他から減らさなければならなかったのです。

というわけで、これからはクルミは毎日一掴みではなく、一かけら食べることにします。
さらに脂肪を減らすには、サラダにかけるドレッシングに含まれる油や、トーストに塗っていたクリームチーズの油分を意識しないといけないとのことでした。(クリームチーズはチーズというより、バターほどではないにしろ油分が主とのこと)

それ以外は、私の場合、食事内容はバランスよく摂れていて特に問題がありませんでした。
ではなぜ亜鉛と鉄が不足してしまったのか。
私はネットで亜鉛が多く含まれている食物を調べて、他の人が普通に食べていて、私が食べていないものとして卵があることに気づきました。
それで一日一個、卵を食べるようにしたことを話すと、栄養士の方は賛成してくれました。

亜鉛が多く含まれている食べ物としては牡蛎やレバーがありますが、そんなに毎日食べられるものではありません。
卵は、かつてはコレステロール値を上げると言われていましたが、それはネズミを使った実験での話だったと聞いており、人間の場合、コレステロール値が上がるということはなく、完全栄養食品としての価値があり、黄身には亜鉛がそこそこ含まれています。
一日一個食べたとしても悪い影響はないみたいです。
亜鉛は他にアサリやシジミなどの貝類、牛肩肉などに含まれているのですが、毎日少しづつという意味では卵が一番みたいです。(あくまで私の場合です。)

もう一つの鉄分の不足ですが、私自身思い当たることとして、野菜そのものはたくさん食べていましたが緑黄色野菜をあまり食べていなかったことです。
今後はホウレンソウや小松菜などの緑黄色野菜を積極的に食べようと思います。

栄養士に質問したことですが、ネットの様々なサイトでは、亜鉛不足の原因として、ファストフードやレトルト食品などの摂取の増加が挙げられていました。
私はファストフードを食べることは滅多にないのですが、レトルト食品については、その範疇が疑問でした。
というのも以下のようなものをよく食べているからです。
右側はヒジキの煮物です。
口で説明しても分かり辛いので、病院にはもう一点、サラダに入れる煮豆の真空パックも実際に持って行って聞きました。
このような食品は、二人家族の場合、少量なのでとても使いやすいのですが、加工食品として亜鉛不足と関係するか知りたかったのです。

栄養士の答えは、亜鉛が不足する要因となるレトルト食品とは、レトルトパウチされた安価なカレーなどを指すとのことで、上記のポテトサラダやヒジキなどは関係がないとのことでした。
むしろ持っていったイオンのポテトサラダに関してはギャバが含有されており、カロリーも30%減なのでとても良いとのことでした。
ポテトサラダは家で作ると、どうしてもマヨネーズを入れ過ぎてカロリー過多になるので、こういうものにキュウリを足して食べれば良いとの話でした。

以下に栄養士がチャチャっとカロリー計算して、色々と分析してくれた私の一日の食事内容を記しておきます。

朝食
6枚切り胚芽入り玄米パン、1枚半をトースト
パン1枚の上に乗せた具材 クリームチーズ少々、コールスローサラダ少々、薄切りハム3枚、スライスチーズ1枚
パン半枚の上に乗せた具材 ジャム少々
コーヒー1杯 砂糖抜きクリープ入り
牛乳 120ml
バナナ 1本
トータルでカロリー620㎉

昼食
スパゲティカルボナーラ 一皿
コールスローサラダ 少々
薄切りハム 3枚
イチゴ 3個
クルミと干しブドウ 少々
クッキー 1枚
紅茶 1杯 砂糖抜き牛乳入り
トータルでカロリー640㎉

夕食
ご飯 一膳
鶏のから揚げ 3個(80g)
レタスサラダ フレンチドレッシング 少々
胡瓜とカニカマの酢の物 一鉢
豚コマ肉と野菜(キャベツ・シメジ)の煮物 一皿
イチゴ 3個 練乳 
トータルでカロリー670㎉
 
イチゴやバナナなど果物をたくさん摂っているみたいに見えますが、この日はたまたまイチゴがあっただけで普段はそんなに食べません。
ちなみに昼食のスパゲッティカルボナーラと夕食の鶏のから揚げは冷凍食品です。
私は料理に熱心な人間ではないので便利な冷凍食品はよく利用します。

栄養士との話は、たとえばカルシウム摂取の為には牛乳は200ml飲んだ方が良いとか色々とあったのですが、亜鉛不足・鉄不足に関する部分を主に書いてみました。

この日、薬は30日分貰い、1か月後、薬と食事で数値や体調がどのように変化するかみることになりました。

                         

人間界は新コロナウィルスで憂いに満ちていますが植物界は今が花盛りです。
タイトルの写真はゴヨウアケビの花です。
今年も人工授粉しましたので、また実が生る筈です。

庭ではこの時期、毎年のように春蘭が咲きます。


バランの花も咲きました。

茶道の先生の家の庭にもバランが植えてあり、4月の冒頭、お稽古に行った時、蕾や花があるかどうか見たところ、ちゃんとありました。
茶道の先生のバランは密植しておらず、スカスカに植えていますが、そんなふうに根元に日の光が当たるような状態の方が花芽が付きやすいようです。
ちなみに今では茶道のお稽古もすべて休止となっています。

明日からはまたガーデニングに励む日々になりそうです。