緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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緑内障の点眼薬で皮膚アレルギー?

2023年05月23日 | 健康
1年くらい前から右目のまぶたが腫れぼったくなってきて、奥二重も消えた状態でした。
通っている眼科で訴えても「花粉症でしょ」って感じで抗アレルギーの点眼薬を処方されるだけ。

確かに花粉症の季節にはまぶたの腫れがひどくなり、痒みも出るのでそうなのかなと思っていました。
でも点眼薬では痒みは収まるのですが腫れは収まらない。
それに右目だけってなぜ?

ところが最近、左目にも異変が・・・。
目の上下に赤い筋ができて、それが凄く痒いのでした。
それに目の縁も痒くて気持ち悪い。
ここにきて、これは皮膚科に行くべきだなと考えました。

私が考えた可能性はガーデニングで植物か昆虫に接触し、そのアレルギー。
もう一つは緑内障の点眼薬。
でも、緑内障の点眼薬は長く使用しているものなので、今更そんな反応がでるのかなとも・・。
取り敢えず、以前、茶道仲間に教えて貰った皮膚科に行きました。

医師はあっさりと原因は緑内障の点眼薬だと言いました。
緑内障の点眼薬を注していて、私と同じような症状の人はたくさんいらっしゃるのだそうです。
治療法ですが、緑内障の点眼薬を止めるわけにはいきません。
問題は緑内障の点眼薬がまぶたや眼の縁、眼の周囲の皮膚についてしまうことなのだそうです。

それを防ぐにはどうするか、眼の縁なんて、点眼薬が付くことを防ぎようもないではないですか。
しかし先生は方法を教えてくれました。
眼科用のワセリンがあり、目薬を注す前にそれを目の周囲、特に眼の縁に塗るのだそうです。
もちろん目の周囲はベトベトになります。
それでもワセリンは水分をはじくので点眼薬が付くことを防げるのです。

ワセリンは予防策なのですが、現時点のまぶたの腫れや赤み、痒みも治さなくちゃねと言われました。
それで腫れた場所に塗るようにステロイドの軟膏を処方されました。
同時に飲み薬として抗アレルギー剤のセレスタミンが処方されました。
花粉症によく使われる薬です。
効果としてはセレスタミンの方が強いのだそうで、眠くなるので夜飲むように言われました。

結果ですが、治ってしまいました。
1年ぶりくらいで奥二重が戻ってきました。
我ながら長期間よくぞ放置していたものだと思います。

治ったことを2度目の受診時に報告したのですが、ただ気になったこともあります。
ステロイドの軟膏も、セレスタミン(これもステロイドが入っている)も、長期間使用することができない薬なのです。
使用を止めて、症状が戻ったらどうするのかです。

特に右目のまぶたの腫れは、緑内障の点眼薬が原因とも言い切れないのです。
というのも、点眼薬は両目に注していて、むしろ薬の種類としては左目の方が多いのです。
そんな話を医師にすると、医師曰く「可能性として大きいのは基礎化粧品」なのだそうです。
特に洗顔フォーム。

化粧品も右目だけというのは分かりません。
まぶたは皮膚が薄いので一番カブレたりしやすい場所ですが、私の右目のまぶたは特に弱いのか。
取り敢えずは様子見で、また腫れるようなら医師に薦められた基礎化粧品の使用を検討するつもりです。