緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

初めての猫カフェ

2017年10月15日 | 
先日、近くで地域猫活動をされている方達からミーティングに誘われました。

実は、兄がミーちゃんのおやつに、鳥ならいいんだろうと、またも尿石症の猫が食べてはいけない鳥メーンの缶詰やらレトルトやらをネットで注文しました。もちろん、ミーちゃんには食べさせられません。
ボランティアさんの集まりがあるのなら、そこで貰っていただこうと思い持って行ってきました。

場所は猫カフェでした。貸し切りでのミーティングです。
私にとっては初めての猫カフェです。

テーブルはなく、フロアに座って、猫をじゃらしながらです。

メンバー全員猫を飼っているせいか、入るなり猫ちゃん達からクンクンと匂いを嗅ぎまわられました。
猫ちゃん達、8匹くらいいたかな。みんな成猫にはならない若い子ばかり。

ミーティングと言っても猫ちゃん達と遊ぶのに忙しかったりして・・・。



日頃、ミーちゃんというヨタヨタのオッサン猫とばかり付き合っているものだから、元気に駆けずり回る若い猫達は新鮮で可愛い!!
その日のメンバーは6人だったのですが、一様に「うちの子達よりも可愛い」と。
若さの魅力というのは猫にも確実にあるらしい。


私は地域猫活動といっても、ほとんど何もしていないので、皆さんの話を黙って聞くだけ。
話の内容は、市の担当者があまりに簡単に生活保護を認めすぎるというような生活保護に関する話題がなぜか多かったです

後で別の場所でお茶したとき聞いた理由は次のようなことでした。

たぶん日本ではどこでも似たような状態でしょうが、今地域猫活動で一番の問題は多頭飼い崩壊だそうです。
誰かが避妊・去勢手術もせず猫を自宅で飼い始めると、その猫が子供を産んで、あっと言う間に何十匹にもなってしまいます。
餌だけ与えて、ほとんど何の管理もせずマンションの一室のような場所で何十匹もの猫を飼っていて、猫にとっても環境は劣悪。病気や障害を持った猫も多いのだそうです。

飼い主がが亡くなったり、施設に入居したりして、そういう状態が発覚すると、後始末をするのは行政ではなく地域猫のボランティアなのだそうです。
ボランティアはいつも、これ以上は無理というほどの保護猫を抱えていますし、といって放置すれば捕獲され、殺処分になります。捕獲されなければ、その猫達は野良猫として周辺に散らばります。

だから地域猫活動をしている人達にとって、一番頭が痛い問題は多頭飼い崩壊なわけです。

で、それと生活保護とどんな関係があるのかというと、多頭飼い崩壊を起こすのは市内で見る限り、ほぼ100%、生活保護受給者なんだそうです。

私が知る限り、多頭飼い崩壊はたまにテレビで報道されますが、生活保護との関係は報道されません。それでなくても生活保護受給者は非難されているからでしょうか。それとも他市では多頭飼い崩壊と生活保護は無関係なのでしょうか。

生活保護受給者だから猫を飼うなとは言えません。
でも仮に世話をしていても、ある程度高齢で、生活保護を受けていて、子猫を何匹も生ませるような飼い方をするのはNGですね。

たとえば、63歳で生活保護を受給していない私でさへも、子猫は飼えません。
今、猫は長命だと20歳くらいまで生きます。
私が83歳のその時まで、その猫を責任を持って飼えるかというと、私自身が死んでいるかもしれないし、どうなっているか分からないからです。
多頭飼い崩壊を起こす飼い主は、そういうことを全く考えない人達のようです。

ボランティアの人達は、市内には、まだ気づかれていない多頭飼いがあるに違いないと言っていました。
ですから、多頭飼い崩壊が起こる前に、何とか気が付いて介入できないか考えているみたいです。

とまあ、色んな人達とお話すると、色々と知ることがありますね。

以下、ボランティアの一人から拡散してほしいと頼まれた保護猫情報があります。阪神間在住で子猫を飼いたいと思われている方は検討してください。


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みどりさま
お忙しいところすみません。
里親さん募集のお願いです。
拡散 くちこみよろしくお願いいたしますm(__)m

ジモティー掲載中です。
兵庫 芦屋 YUKI ①~⑤
(日付は9月30日になっています)
ジモティーのアドレスは文の最後です。

市の教育関係の方からのご依頼です。子猫5匹(生後2ヶ月半~3ヶ月)保護したのですが自宅で飼えなく、里親さんを捜してくださいとお願いされました。

念のためと血液検査しました。
白血病➖でしたがFIP(猫エイズ)は➕でした。

動物病院で、FIP(猫エイズ)検査は生後6か月以上の猫さんにしないと正確な結果はでないと言われました。

ここ15年、80匹以上の猫さんのお世話をしてきました。中にはエイズの猫さんもいましたが、これがエイズの発症という症状にであったことがありません..….…
人は もちろん 犬さんにも感染いたしません。
エイズというだけで飼って貰える率が少なくなります。みんなふわふわでかわいい子猫さんです。
とっても お忙しい中 また長々すみません‼
どうぞ拡散 口コミよろしくお願いいたしますm(__)m


ジモティ 兵庫 芦屋 
YUKI で ①~⑤ で登録しました。
 





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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
猫カフェ (しまそだち)
2017-10-15 16:10:42
猫カフェは、未経験です
そう言えば 公園が 猫カフェ状態でしたのに
最近 猫に会いません ??

「多頭飼い崩壊を起こすのは生活保護受給者が多い」説

実家の近くにも生活力が 無いのに 多数の猫を飼っている(?)人が 居ます
実家の畑を荒らすので 

そうなんですよね
今からペットを思うと 自分の寿命を考えてしまいます

里親 見つかるとよろしいですね
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しまそだち様 (みどり)
2017-10-15 20:16:25
猫を何匹も飼っても、ちゃんと避妊・去勢手術を受けていて、マナーを守っていれば問題はないのですけど。
野良ネコへの餌やりも、避妊・去勢手術を受けさせて耳を桜耳にして、餌の始末もきちんとすれば良いのですが・・・。
うちも大きい事は言えません。
飼いネコを放し飼いにしていましたから。
今のミーちゃんは怖がりで、庭だけで外には出ませんが。

多頭飼い崩壊の現場というのは、猫達にとっても地獄絵図のような酷いものです。
次元が違うというか・・・。

高齢者とペット、本当は動物と触れ合うことは良いことなので、それこそ今後の課題として、何かあった時は飼っていたペットを引き取れるような、そんなシステムができればなぁと、個人的には思っています。


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Unknown (keba)
2017-10-15 23:33:25
猫カフェ、あたしも行ったことないです。

あたしたちが以前住んでいたマンションの近くの一軒家に
高齢者が一人住んでて猫を飼っていました。
そのおばあちゃんが亡くなって猫だけが取り残されました。
黒いみすぼらしい猫でしたが、近所の人たちが面倒を見てて
あたしたちも貢がせていただいていて、
そのうち誰かに引き取られたけどうまくいかず、みたいな
試行錯誤の中会えなくなっちゃいました。
その時の「もう猫と触れ合えないのか〜」の寂しさが
我が家が猫を飼い始めたきっかけです。

何かあった時に引き取るシステム、本当にできてほしいです。
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猫ちゃん (あるばとろす)
2017-10-15 23:57:50
近所にも保護活動をしている方がいます。子猫は可愛いけど、自分が年取ると最後までみれるか心配ですね。飼えなくなったら市町村でみてくれる人を斡旋してくてたらいいのですが。
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みどり様 (晴れ後曇り)
2017-10-16 08:24:31
つい最近聞いた話ですが、
公共の集合住宅に居る高齢女性が
猫に毎日餌をやるので猫が集まって来る、
数が増えて何10匹以上も来るらしい。
餌を食べ終わると三々五々と散っていくが
その周辺は猫のたまり場になっている。
見かねて注意したが一人暮らしで寂しいと言われ、
行政にも相談したが良い案が無いそうです。

猫カフェ賑やかそうですね。
社会見学の一環として勉強になりましたね
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keba様 (みどり)
2017-10-16 09:57:02
本当に、これからは高齢化社会です。
高齢者がペットを心配なく飼えるシステム、作らなくてはなりませんね。
飼う側も、可愛い子猫じゃなくちゃ嫌、などと言わず、高齢猫を引き取る意識変革が必要です。
そうやって、高齢人間と高齢猫が、ともに幸せな老後を送るシステム、考えなくちゃね。
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あるばとろす様 (みどり)
2017-10-16 10:03:21
猫のことで何かあっても、たぶんどこの市町村でも似たようなものだと思いますが、市町村はボランティアにほぼ丸投げみたいですね。
私が住んでいる市でも動物愛護センターがあるのですが、ある獣医さんが言っていましたが、あそこは愛護なんて名ばかりで実態は半世紀前の保健所と変わらないと。
市民が動くしかないのですよ。

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晴れ後曇り様 (みどり)
2017-10-16 12:09:54
無責任な餌やりで困っているのですね。
そういうのは行政に相談しても動いてくれません。
(但し相談したという実績は作っておく必要はあります。)
市内で活動している地域猫活動のNPOがきっとある筈ですので、そこで相談されると良いのでは?
実際、高齢女性に何とかしろと言っても何もできないですから。
かと言って餌やりを止めれば猫は飢えて周辺に散らばり、地域全体として何の解決にもなりません。
その為の地域猫活動です。

猫カフェ、とても快適にしてあって、猫達も可愛かったです♡
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あこがれの猫カフェ (にゃんころりん)
2017-10-16 21:45:47
こんばんは。

いつかは行ってみたい猫カフエ。猫がうじゃうじゃいる!!! ああ、羨ましい。
多頭飼いはお年寄りに多いので、生活保護家庭に結びつきやすいのかも知れませんね。
エサをやればスリスリ寄ってくるので、つい淋しくて家にいれてしまうのでしょう。
避妊手術するにしてもお金がかかりますから、そのまま放置してあっという間に猫算で増えてしまうのでしょうね。
私も猫にはずっとそばにいてほしいですが、最後まで見届ける責任があるので、自分の年齢から逆算して今のオッサン猫一代で我慢です。
ペットと入居できて飼い主が亡くなったあとも世話をしてくれる特別養護老人ホームが横須賀にあります。
http://sakura2000.jp/publics/index/34/&anchor_link=page34#page34
私もこんなところに入りたいです。
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Unknown (coco21)
2017-10-17 08:09:42
またまた未知の世界ですよ。
猫カフェですか?うーん!

斜め前の庭付きの1軒やが空き家なのです。
朝早く猫があっちからこっちからそこに塀から飛び込んでいます。
ねぐらにしているのでしょうか?
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にゃんころりん様 (みどり)
2017-10-17 16:05:51
猫カフェでミーティングって、ミーティングにならないみたいな(笑)

齢をとったら若い猫は無理でも行き場のない年寄り猫なら飼えるかもとは思います。
今いるミーちゃんは一人暮らしの高齢者が飼っていて、その高齢者が意識不明で入院するので処分するというのを貰った猫だし。
それでも引き受けられるのは70代前半まででしょうか。
自分の死後に飼っていたペット(犬猫)を引き受けるというNPOみたいなものもありますが値段が高すぎ。
紹介してくださった老人ホームは良さそうですね。
私も入りたいです。
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coco21様 (みどり)
2017-10-17 16:10:06
街中に猫のいる風景、私は好きです。
でも段々難しくなってきましたね。
猫に癒されたい人は猫カフェに行くしかないなんて、ちょっと淋しい。

朝早くから猫が集まるんですか。
ねぐらというより、日向ぼっこするのに良い場所では?
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