天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

映画「おかえり、はやぶさ」を観てきました

2012-03-10 | 映画・演劇・コンサートを観る
本日公開の映画「おかえり、はやぶさ」を観てきました。



昨年から連続公開されている一連の「はやぶさ映画」の締めくくりとなる本作、
子どもにもわかりやすい映画として仕上げられており、テンポ良くストーリーが進行します。
また特にCG関係に力が入れられていましたね。
宇宙を往く「はやぶさ」を描いたCG画像がとてもきれいでした。

そして、冨田勲が手掛ける音楽が秀逸。
シンセサイザーによるクラシックの名曲が、「はやぶさ」の旅路を彩ります。





ストーリー自体は宇宙研の研究者親子の葛藤という家族ドラマなども織り込みつつも非常にシンプルなのですが、
若干進行が早すぎてついて行けない感があり、クライマックスの盛り上がりにも欠けるのが残念。
それでも、研究の本質よりも失敗ばかりを追求しようとするマスコミの姿勢などもしっかり描いていたのは「してやったり」という感じで痛快だったかも(笑)
小惑星探査機「はやぶさ」のみならず、「はやぶさ」の礎となった悲運の火星探査機「のぞみ」や「はやぶさ」の弟「イカロス」君も活躍、そして内之浦の発射場や「うすださん」こと臼田のアンテナ局も登場して物語の重要な役割を担うのは宇宙ファンにとって嬉しい演出です。

個人的には、物語の要所要所にさり気なく登場してささやかながらも存在感を放っていた美しい小道具
「『はやぶさ』のスノードーム」 が強く印象に残りました。

…そして、この「おかえり、はやぶさ」の一番の特徴は何と言っても3D映画であること!
なのですが、今日は勤め帰りに観に行ったので2D上映のレイトショーにしか間に合わなかったのです。
という訳で、明日の朝一番の3D上映を観に、また映画館へ行ってきます!

※平成24年3月11日追記

一晩明けて、観てきました「おかえり、はやぶさ」3D
実は僕、3D映画はこれが初体験!なのでかなり期待して観たのですが…

…残念ながら、「3Dは宇宙の描写には向いていないんじゃないか?」 というのが率直な感想。
なんというか、画面を立体視することで宇宙の広がり感が逆に制約されてしまい、箱庭の中のミニチュアを見ているような感覚になってしまうのですね。
広大な宇宙をひとり旅する「はやぶさ」というより、ケースに入った精巧な「はやぶさ」の模型が動く様子を見ているような。

でも、ラストの地球大気圏再突入シーンは広大な空間的スケールこそ感じさせないものの、地球に飛び込んでくる「はやぶさ」と地球帰還カプセルの振る舞いを立体視出来たのでかなり見応えがあった。
それに、かなり気合を入れて「はやぶさ」の最期の雄姿を描き込んであったので、正直感動しました。この地球大気圏再突入シーンだけでも3D版を作った意味はあったと思います。

そして、2回目なので台詞もじっくりと反芻することが出来たのですが、何気にいいこと言ってますね。
工学実証ミッションなのに失敗は一切許されない、何が何でも成功させなかれば評価されない事への葛藤、世間の人々の無関心、宇宙科学の意味など。多少ストレート過ぎるほどに、いい台詞を話してます。
最後の主人公の言葉が「はやぶさ」「イカロス」の先を見据えたものであったのが良かった!

映画「はやぶさ 遥かなる帰還」を観てきました

2012-02-12 | 映画・演劇・コンサートを観る
公開初日に観てきました、映画「はやぶさ 遥かなる帰還」





一連の「はやぶさ映画」シリーズの中でも特に前評判が高かったこの作品、期待を裏切らない出来でしたね。

この作品の前に公開された映画「はやぶさ/HAYABUSA」があくまでリアルを追求した記録映画のような仕上がりだったのに対して、
「はやぶさ 遥かなる帰還」は「見せる作品」です。役者さんも熱く演技しています。
渡辺謙演じる川口プロマネ、江口洋介演じる國中先生、まるでサムライです。NASAを向こうに回しての立ち回り、IESに懸けた情熱、カッコ良すぎます!
宇宙研の先生方やメーカーの担当者が議論を交わし声を荒げるシーンもあり、宇宙ファンも没頭して熱く楽しめる内容です。

ただし、「はやぶさプロジェクト」の膨大な情報量を持つストーリーを人間ドラマも織り込みつつ凝縮したせいか全体的にストーリー展開がかなり駆け足になっており、当時「はやぶさ」をリアルタイムで追いかけていた者としては物足りなさを感じる点も…
何しろ、イトカワ到達までの往路とIES停止までの帰路、「はやぶさ」の長く地道な宇宙での行程がほとんど省略されてしまっていますからね。
1bit通信や地球スイングバイについても説明があまり無いので、その辺の事情を熟知した宇宙ファンはともかく、宇宙に興味のなかった方は途中で内容についていけなくなるのではないかと心配になりました。

でもその分、テンポ良く進むストーリーでエンディングまで一気に観ることが出来ました。
エンドロールを飾る宇宙研の歴史と辻井伸行のピアノ曲に思わず涙腺が緩む、そんな作品でした。

映画「はやぶさ/HAYABUSA」を観てきました

2011-10-01 | 映画・演劇・コンサートを観る
観てきました、本日公開の映画「はやぶさ/HAYABUSA」





…正直、人間ドラマが主体になっているようだったので、あまり期待はしていなかったのです。

「どうせお涙頂戴な話になってるんだろ」 と。

しかし、良い意味で予想を裏切られましたね。


※閲覧注意:以下の記述の一部に、作品の詳細な内容について述べているものがあります

マニアックなまでに実在する人物や出来事を完全コピーする手法でストーリーが描かれているので、
違和感なく感情移入して観ることが出来ました。
「はやぶさ」が飛んでいた当時をよく知る宇宙ファンにとっては、思わずニヤリとさせられるシーンが楽しい。
登場人物のモデルである宇宙研関係者の先生方と演じる俳優陣とのそっくりぶりもお見事!でした。

特に似ていたのが、地球帰還カプセル担当の山田哲哉先生役の方。時々「これって、山田先生本人が演ってるんじゃないの?」と思うほど(笑)
西田敏行演じる的川泰宣先生も、ご本人とは体型はともかく姿形がまるで似ていないのにも関わらず、的川先生そのものの気配が醸しだされていたのは凄い。
西田さんってやっぱり名優なんだなぁ… 
でも、あの「熱狂的なはやぶさオタク」のキャラ設定は酷い。あれはこの作品で唯一、悪意を感じて非常に不愉快だった部分。


宇宙を往く「はやぶさ」の飛行シーンはCGで描き出されますが、
やはりCGに関しては、全天周映像プラネタリウム作品の一大傑作
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」(HBTTE)のクオリティには及びません。
地球パワースイングバイシーンにも緊張感や躍動感が今ひとつ。そしてクライマックスの地球大気圏再突入シーンでも…
正直、泣けませんでした。
あ、でもM-Vロケットの打ち上げシーン、内之浦のM台地から大気を切り裂き飛び立つCGはカッコ良かったな。
あれ、もっとじっくり作り込んで長いシーンにして欲しかった。


その分、実在の人物をモチーフにした登場人物の動きが際立っていました。
あくまでもこの作品は「はやぶさ」を支えた人々を見るための映画なのですね。

そして圧巻だったのが、エンドロール。
宇宙研の歴代のロケットたちと衛星たちがオールスターキャストで登場するという、
オーソドックスな手法ながら宇宙ファンには感涙ものの、素晴らしいエンディングでした。

さらに最後の最後で登場するのが、あの… いや、もう余計なことは言いますまい。

今後続々と封切られる一連の「はやぶさ映画」シリーズの第一弾となる「はやぶさ/HAYABUSA」
今後もまた観たくなる、そして、これから出てくる「はやぶさ映画」への期待も高まる。そんな、いい映画でした!

また、劇場版はやぶさ HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- を観てきました

2011-05-18 | 映画・演劇・コンサートを観る
また観に行ってしまいました、
劇場版はやぶさ HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- (HBTTE)

先日のワーナー・マイカル・シネマズ熊本クレアに引き続き、
今回はシネプレックス熊本まで、
熊本在住のTwitter宇宙クラスタ仲間さいばとしゆきさんと御一緒して夕方の最終上映回を観に行きました。





平日にも関わらず、結構な人数の観客が入っていましたよ。
でも、やはり年配の方が多かったですね。
全国で開催されている講演会でもそうですが、小惑星探査機「はやぶさ」への関心は若い世代よりも高齢者層で高いことが特徴のようです。
若者にも、HBTTEを通じてもっと「はやぶさ」のことを知って欲しいんだけどなぁ、「はやぶさ」や宇宙のことを好きになって欲しいんだけどなぁ…

でも、
HBTTEを観る前に腹ごしらえした、シネコンの中にあるモスバーガーの店先の、この黒板を見てちょっと嬉しくなりました。


さて、劇場版はやぶさ HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- の上映は来週末までですが、
この夏には熊本博物館のプラネタリウムで、本家HBTTEとも言える
全天周映像 HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- の上映が始まります!
帰還バージョン ディレクターズカット版で、この夏、はやぶさ、プラネタリウムで熊本上陸です。





この夏、熊本博物館プラネタリウムに、
はやぶさが舞い降ります!!

劇場版はやぶさ HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- を観てきました

2011-05-15 | 映画・演劇・コンサートを観る
プラネタリウムの全天周映像作品HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-が、
遂に映画として全国で劇場公開されました!





2011年5月14日から、角川映画配給で全国のワーナー・マイカル・シネマズ、角川シネプレックスにてロードショーされている
劇場版はやぶさ HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 
僕の地元・熊本県でも2館で上映が開始されています。
さっそく今日、ワーナー・マイカル・シネマズ熊本クレアに観に行きました。




気合の入った宣伝看板が並びます。





さて、映画館のスクリーンで観るHAYABUSA -BACK TO THE EARTH-(HBTTE)ですが…
今までにプラネタリウムで、少なくとも十数回は見ているHBTTEとは別の、新しい作品に生まれ変わっています!

先ず、とにかく画像が美しい!!
平面のスクリーンに圧縮された画像は、圧倒的な超高精細さで度肝を抜かれます。
プラネタリウム投影ではドーム一杯に迫力ある全天周映像を映し出せるのと引き換えに、
どうしても暗く、粗い画像となってしまうことを思い知らされました。
また、映画館のドルビーサラウンドシステムが奏でるHBTTEの音楽世界の表現も凄い!
新たに生まれ変わったHBTTEを堪能しました!

何度も、十数回以上も観ているHBTTE。
それでも、劇場版はやぶさ HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- のエンディングでは
今までとは違う新たな感動で涙が流れました。
エンドロールが流れ、終演後も、観客は誰一人立とうとしません。
皆、いつまでも泣いているのです。
こんな映画が今までにあったでしょうか…?

世界一美しい流れ星となって地球に還ったはやぶさの、その最後の姿を、今までで一番美しい映像で観る。
それは残酷な、それでも愛に満ちた、「新しいはやぶさの物語」の誕生でした。

劇場版はやぶさ HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 
上映期間中にまた何度でも映画館に足を運びたくなる、もう一度観たくなる。そんな作品です。
また、観に行きます。

秋の日曜は電車に乗ってHAYABUSAを観に行こう ~HBTTE in 久留米~

2010-10-03 | 映画・演劇・コンサートを観る
小惑星探査機「はやぶさ」の波乱と感動に満ちた旅を、超高精細CGでプラネタリウムに描き出す全天周映像作品
HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-(以下HBTTE)



この夏、いよいよHBTTEが九州に上陸!
宮崎と久留米のプラネタリウムでそれぞれ上映されています。

先月、宮崎科学技術館でのHBTTEの上映を観てきたのですが
天孫降臨HAYABUSAリゾート ~HBTTE in 宮崎~ ※宮崎科学技術館での上映は9月26日(日)で終了しました)、
はやぶさファン・HBTTEファンの僕としては久留米のプラネタリウムでも観てみたい!
という訳で、秋晴れの週末に久留米まで観に出かけました。

平成22年9月25日(土曜日)

福岡県久留米市でHBTTEが上映されている福岡県青少年科学館は私鉄の西日本鉄道の駅から近い場所にあるので、
大牟田駅でJRから西鉄の電車に乗り換えて久留米方面へと向かいます。

西鉄の特急電車は前面展望が良いパノラマ車輌。

途中、引退目前の黄色い電車に乗ったりしてから(さよなら、きいろい電車~西鉄2000形車輌、引退~)、
櫛原駅という小さな駅で下車。
住宅地の中を徒歩10分で、福岡県青少年科学館に到着です。




土日祝日のHBTTEの上映は1日2回、第1回目の13時からの上映回チケットを購入。
まだ開館直後の朝早い時間なので、僕が最初の購入者だった模様。
上映開始時間が来るまで、館内の展示を見てまわることにします。


キャラクターロボット(というか、ゆるキャラですね)のくるめットくんがお出迎え。

展示スペースはコンパクトで全体的に低年齢向けですが、結構充実しています。
中でも目をひくのがこれ、放電実験ステージ

ドイツの博物館にある放電実験設備を参考に造られたという本格的なもので、
1日に何回か学芸員の方によるライブの実験ショーが行われるのですが、これが面白い!


沿面放電実験の様子。落雷実験やアーク放電、科学館スタッフの方の身体を張った人体実演も行われます。
大音響と豪快な電気火花、これは電撃放電好きには堪りませんね!
福岡県青少年科学館はライブ実演による実験ショーに力を入れているようで、身の回りの不思議(この日は大気圧がテーマでした)を取り扱った科学実験ステージもありました。
こういう科学のライブ実演は子供たちは勿論、科学好きの大人もハマるんですよね~(笑)

ディープな宇宙関連の展示もあります。

世界各国の惑星探査機の一覧。
残念ながら我らが「はやぶさ」は紹介されていませんでしたが。製作年が古かったのかな?

そして圧巻なのが、これ!

幻に終わった日本独自の無人宇宙往還機「HOPE」の、1/10模型。巨大です。
…これは日本の宇宙機ファンとしては、涙なしには見ることの出来ない一品ですね。


世界各国のロケット模型。
日本のM-Vは、火星探査機「のぞみ」を打ち上げた3号機ですね。
他にも何と、旧ソ連のエネルギアとブランがアメリカNASAのスペースシャトルと並んでいます(しかもエネルギアとブランの方が上にきているし)。
何気に随分とマニアックな展示です。

館内の展示をのんびり見て回ったり、ライブラリーで科学雑誌をめくったりしているうちに、HBTTEの上映時間となりました。
コスモシアターと銘打った、直径23m傾斜角30°のドームに入ります。
宮崎科学技術館のドームよりやや小振りですが、床面の傾斜角が急なので後ろの方の席に座ると転がり落ちそうな気がする程で、まさにドーム全体を“見降ろす”ような感覚。全天周映像が格段に観やすいドームです。

…さて、福岡県青少年科学館コスモシアターで観るHBTTE。
傾斜角30°のおかげでドームを「仰ぎ見る」必要がないので、楽に観ることが出来るのはやはりいいですね。
ただ、映像がかなり暗めなのが気になりました。また、映像のつなぎ目が若干ズレていて字幕文字表示にダブリが発生していたのも残念。

客席の入りは1/3程度だったのですが、上映が始まってからも観客が係員に誘導されて入場してきたり、
また、これは福岡県青少年科学館の責任ではありませんが、上映中も観客の私語が多くてドーム内がざわついていました(係員の方が再三、直接注意しに行かれていたのに止まなかったのですから話になりません)。
ちょっと残念な気持ちになってしまいましたが、格段に観やすい急傾斜角観客席ドームのおかげでストーリー中盤以降はしっかりHBTTEの世界に没頭することが出来ました。
…そしてまた、エンディングでは「宙よ」のイントロが流れると同時に泣いてしまった。

福岡県青少年科学館コスモシアターでは、
11月28日までHAYABUSA -BACK TO THE EARTH-の上映が予定されています。
2010年10月現在、九州では唯一のプラネタリウムでの全天周映像上映です。
九州・西日本地区にお住まいで、まだHBTTEを観られていない方は、是非一度久留米で御覧下さい。

天孫降臨HAYABUSAリゾート ~HBTTE in 宮崎~

2010-09-23 | 映画・演劇・コンサートを観る
小惑星探査機「はやぶさ」の波乱と感動に満ちた旅を、超高精細CGでプラネタリウムに描き出す全天周映像作品
HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-(以下HBTTE)



この夏、いよいよHBTTEが九州に上陸!
宮崎と久留米のプラネタリウムでそれぞれ上映が始まりました。

「はやぶさ」の地球帰還の1年以上前に制作されたにもかかわらず、
“奇跡の宇宙船”の壮大な旅路を、
その最期の瞬間の様子まで完璧に描写しきっていた驚異のプラネタリウム作品HBTTE
地元の九州で観られるからには、みんなで観たい!
という訳で、8月も半ばを過ぎた某週末、勤め先の宇宙好き仲間であるSさんを誘って一緒に宮崎まで観に行きました。

熊本県八代から高速道路を走って、宮崎市内に到着したのはお昼前。
「せっかく宮崎まで来たんだから…」とSさんに誘われて、HBTTE鑑賞前に先ずやって来たのはここ。

「フェニックス・シーガイア・リゾート」のホテル、
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート




「おおお~!凄い!本格的リゾートホテル!!お洒落~♪」
僕は普段こういう場所に縁がないので、思わず間抜けな感想がw

「今日は折角はやぶさの映画に誘ってくれたから」と、このホテルにあるSさんオススメのレストランでランチを御馳走していただけることに。
さすが、食通のSさん!遠慮無く御馳走になります!!

前菜。


メイン。あさりのリゾット/ゴーヤのパスタ

デザート。


ちょっと曇っているのが残念ですが、太平洋の大海原を見降ろすこんな絶景を眺めながら、
素敵なランチを頂きました。
Sさん、御馳走様でした!

さて、いよいよHBTTEを観るべくプラネタリウムへ…
でも、もう一回寄り道を。
「折角、宮崎まで来たからには是非、mitsutoくんを連れていきたい場所があるんだよ」
というSさんに連れられて、やって来たのは…


江田神社


シーガイアのすぐ近くの松林の中にひっそり佇む、小さな神社ですが、何と!
伊邪那岐尊が黄泉の国から戻った際にみそぎを行い、
天照大神素盞鳴尊月読尊を産んだと伝えられる地に建つ、由緒正しい神社なのです。
今でもこの近くに、伊邪那岐尊がみそぎを行った「みそぎ池」が残っているそうです。
さすが宮崎、天孫降臨の地!



境内の奥に、さらに進む路があります。

鬱蒼とした木立の中を進むと…


小さな社が。
ここは、伊邪那岐尊がみそぎをした池を祀る“みそぎ御殿”のようです。
みそぎ池は見当たりませんでしたが、きっとこの近くにあるのでしょう。

四拝 八拍手 四拝で、日本神話の神様たちにお参りします。
はやぶさ君を地球まで導いて下さってありがとうございました。
イカロス君あかつきくんみちびきさんや『はやぶさ2』、
そして全ての日本の宇宙の子供たちのことも、どうぞお見守り下さい…」


お参りも済んで、清々しい気持ちになったところで
さぁ、HBTTEを観に行きましょう!


宮崎科学技術館
ここにあるプラネタリウムで、全天周映像作品HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-が上映されています。
建屋の外観も、銀色に光るプラネタリウムのドームが印象的ですね。
今から、あの中でHBTTEを観ます。プラネタリウムを観る前はやっぱりワクワクしますね!
今日は特に、自分の最高のお気に入りの映像作品を親しい人に観てもらうので、喜びと緊張感が入り交じって心地良いです。



…さて、宮崎科学技術館の誇る超巨大な直径27mドームで観るHBTTE。
今までHBTTEを観てきた中で最大のドームということもあり、描き出される宇宙空間の壮大さが際立っていたように思います。ゆったりと作品世界に浸ることが出来ました。
もう何度も観た筈の、大好きだった宇宙船の旅路…
それでもやはり、泣いて仕舞いますね。

上映終了後、ほぼ席が埋まる程度に入った観客の方々が、皆で余韻に浸っているような穏やかな雰囲気だったのが印象的でした、宮崎科学技術館のHBTTE。
涙ぐんでいる方も多数見かけました。
Sさんも「…よかった!」と言っておられました。

「これは、はやぶさという生命の、受精(打ち上げ)から誕生(軌道投入)、成長(イトカワへの旅路)と、
そして死の物語だね。」
(Sさんの感想)

外に出ると、夏の強烈な日差しがやや西に傾きながら、H-Iロケットの実物大模型を照らしていました。



「『はやぶさ2』が、このH-Iロケットの妹のH-IIAに乗って、新しい旅に出る日が早く来るといいな…!」

宮崎で、リゾートして神社詣でして、HBTTEを満喫。素晴らしい一日になりました!
Sさん、今日はお疲れ様でした。
やっぱり、誰かと一緒に観ると楽しいね。明日は、うちの家族を連れてまた来ようかな!

※宮崎科学技術館でのHAYABUSA -BACK TO THE EARTH-上映は、
9月26日(日曜日)までです。
まだ観られていない方は、是非御覧下さい。


次は、久留米の方にも観に行こう!
※平成22年10月3日追記:久留米にも観に行きました。
秋の日曜は電車に乗ってHAYABUSAを観に行こう ~HBTTE in 久留米~

祇園祭2010

2010-07-21 | 映画・演劇・コンサートを観る
京都の夏を彩る祇園祭
一言に祇園祭と言っても、7月の間一ヶ月間に渡り様々な行事が催されます。
そのハイライトが、17日の山鉾巡行。今年は京都に見に行きました!
Special thanks:天燈茶房京都支部 (kamiちゃん&mogmog)

山鉾巡行は朝9時に一番手の長刀鉾が四条烏丸をスタートします。
ちょうど出発時刻頃に地下鉄の四条駅から地上に上がると、凄い混雑!



四条通に、出発を待つ山鉾が列をなしています。壮観!!

それにしても、天下に名高い祇園祭の山鉾巡行の最中だというのに、スタート地点の四条烏丸の交差点は烏丸通が交通規制されていないというのが驚き。
山鉾はビュンビュン行き交うクルマの合間を縫って交差点を渡って出発します。




目の前を、次々に山鉾が通過して行きます。
それにしても、間近で見る山鉾はこれでもかと言わんばかりに絢爛豪華そのもの!
何故かオリエンタルな模様のタペストリーが、純日本風の雰囲気にしっくり溶け込んでいるのが不思議です。


高く聳える鉾が、京都の真夏の青空と白雲に突き刺さるようです。
折しも今日、京都地方は梅雨明けしました。毎年、山鉾巡行と同時に京都の梅雨は明けるんだとか。


こんな可愛い山が通ります。
これは四条傘鉾ですね。この傘の姿が、応仁の乱以来の傘鉾の原型なんだとか。


聖徳太子を祀るという太子山
山に乗ってる人形がむこうを向いてるのが残念。


続いてやってきたのは菊水鉾かな?

こんな調子で、四条烏丸の交差点に立っていれば32の山鉾の姿をすべて見ることが出来る訳ですが、
この夏の盛りに長時間、大混雑の群衆に押し合い圧し合いしながら立っていると、流石に具合が悪くなりそうです。
四条通を山鉾を追うように、少し歩いてみます。


鉾に追いつきました。
真横から見ると、重量感がありますねぇ~


やって来たのは鶏鉾でしょうか。
四条通沿いのビルと比較すると、鉾の高さがよく分かります。

そのまま四条通を歩き続けて、四条河原町の交差点までやって来ました。
ここで山鉾巡行のハイライト、辻廻しが行われます。


構造上、直進することしか出来ない山鉾を、
車輪の下に枕木を噛ませたり水をかけて滑りを良くした上で横に引っ張り、半ば強引に直角に方向転換してしまうのです!



山鉾を動かすすべての人が呼吸を合わせて、一気にドリフトさせる様子は迫力満点!

それにしても、これって「宇宙クラスタ(主にTwitter上での宇宙好きの総称)」的には、火星探査機「のぞみ」や小惑星探査機「はやぶさ」でおなじみの軌道航法「スイングバイ」を連想させるんだよなぁ…
よって「祇園スイングバイ」と命名するw (それじゃ交差点から飛び出してどこかに飛んで行っちゃうだろ、という突っ込みは無しで!)


山鉾が次々にスイングバイしていきます。

歩き疲れたし、人ごみにも疲れたので、
ここで山鉾の追跡を終了。


祇園祭は山鉾巡行を終えると所謂「後の祭り」になり、京都は本格的な夏を迎えます。

今年も、全国的に(いや、全北半球的に、かな?)暑い熱い夏になりそうです。
皆様も夏バテなどすること無く、楽しい夏をお過し下さいませ!

祇園祭の京都から。天燈茶房亭主mitsuto1976 拝

大相撲を見てきました。その6「相撲土産」

2010-04-11 | 映画・演劇・コンサートを観る
大相撲を見てきました。その5「ヒョー、ショー、ジョウ!」からの続き。
はぁ~ドスコイドスコイ


平成22年大相撲三月場所初日の結びの一番は、横綱白鵬がさすがの白星スタートで全取り組みが終了。
締めは、男女の里(みなのさと)関の弓取り式です。



器用な弓取りを披露する男女の里関を尻目に、さっさと帰る観客。
「もったいない、弓取りまでちゃんと観ていけばいいのに…」ということで、我が家の一行は最後まで枡席に座って鑑賞。
どっちみち、帰り客が出口に殺到しててなかなか出られないから同じことなんだよね。

ところで、弓取り式が終わったら土俵はどうなるかご存じですか?

実は、こんな風にカバーが被せられるんですよ。
やっぱり土で出来てるから、千秋楽まで持たせるために「風化侵食対策」が必要なんでしょうね。

それにしても、毎日力士が土俵に上がって汗水流してがっぷり四つに組むし、
その上、塩をまいたりするから、千秋楽には土俵の含有塩分濃度は相当高くなってるだろうな…
土俵を撤去した後はあの土はどう処理するんだろう等としょうもないことを心配してみたりするw

さて大阪なんばの大阪府立体育会館から京都府下の妹夫婦kamimog家に帰宅後は、お楽しみの「お土産チェックタイム」です!
 これがお茶屋からチケットと一緒にオプションで購入した
「相撲観戦記念品セット」
大相撲を見てきました。その2「枡席に座ったら、先ずは…」参照)
かなり大きい専用バッグに入っています。

ジャーン!これが中身

大きな箱が2つと、何故か「みたらし団子」w
それにパンフレットと、巾着袋。


巾着袋の中身は「駄菓子詰め合わせ」でした。
相撲を観ながらお茶受けにつまむと楽しそうですねぇ、尤も我々は終始お酒を飲んでいたので茶菓子は必要ありませんでしたが(笑)

 箱の一つには、塗椀が入っていました。
相撲の画の模様で、しかもペアです!おじいちゃんおばあちゃんにあげたら喜ばれそう。


もう一つの箱には力士のイラスト入りバスタオルが入っていました!
妹mogmogに広げて持ってもらいましたが、かなり大きい。しかも国産の高級品です。
風呂好きの僕としては、これが一番嬉しいかもwww

以上、天燈茶房の大相撲徒然レポートでした!
ナマで観る相撲は予想以上に面白かった、mogmogは早速旦那のkamiちゃんに「名古屋場所も観に行こうか」とか言ってるみたい。

それでは…締めの口上をば。
天燈茶房読者の皆様には大相撲観戦記に長々とお付き合い頂き、ごっつぁんです!!
はぁ~、ドスコイ~ドスコイ!!

「やれやれ、千秋楽から2週間も経ってやっとレポート書き終わったね。。。
ったく、うちの茶房の亭主はいつもグダグダなんだから」 byももちゃん

大相撲を見てきました。その5「ヒョー、ショー、ジョウ!」

2010-04-11 | 映画・演劇・コンサートを観る
大相撲を見てきました。その4 「八卦良い!」からの続き。
はぁ~ドスコイドスコイ


土俵の上では取り組みが続いていますが、館内に入ってから数時間も一畳程度の広さしか無い枡席に一家4人で詰め込まれてさすがに足が痺れてきました。
ちょっと身体をほぐして、ついでに大相撲の舞台裏…いや土俵裏を見てみましょうか。

大阪府立体育会館の正面玄関奥、入館すると先ず目に入る場所には、これが展示されています!
実は来た時から気になっていたのですw

賜杯です!
さすがにデカい。これを持って優勝力士に渡すのは大変だろうなぁ。。。



 優勝賞品の数々。


大阪市長賞は野菜、それも豪快に1トンです(笑)
相撲部屋ではちゃんこで使う野菜の消費量もハンパない筈だから、これは喜ばれそう。


大分県名産、椎茸の詰め合わせ。
当分、ちゃんこの出汁を取るのに困ることはなさそうですw

 何故か賞品の横でにっこり微笑む琴光喜関(のハリボテ)。


朝8時半に入った後で外に昼ご飯を食べに行く人がいるのか、館内への再入場は可能ですが、
連れ込みは厳禁です!

さて、土俵では取り組みも大詰め、初日結びの一番では横綱白鵬が安美錦を送り出しで下して全勝優勝への好調なスタートを切りました。
(まぁ例によって取り組み写真は無いんだけどねwww)
ああ、今日は面白かった!
次回に続く。ごっつぁんです!!

大相撲を見てきました。その4「八卦良い!」

2010-04-09 | 映画・演劇・コンサートを観る
大相撲を見てきました。その3「土俵の上の、お相撲さんたち」からの続き。
はぁ~ドスコイドスコイ


相撲の観戦記なのにがっぷり四つの取り組み写真が1枚も無いのはやっぱりイカンだろ、という気がしたので
写真ファイルを探してみましたら…
どうにかありました!取り組み写真!
これです!

八卦良い、残った残った!!





以上!取り組み写真終了~!!

実はこの日は、日馬富士から頭突きを喰らった稀勢の里が脳しんとうを起こしてダウンするという一幕もあったのですが、
どよめく館内で我々一行「おおー!あらら、大丈夫?」とか騒いでいて撮影を忘れていたというw
ああ我ながら何やってるんだよ!


よいしょ~


どっこい~


八卦良い!

…僕も狭い枡席に詰め込まれてちょっと疲れたので、土俵の外に遊びに行ってみましょうか。
という訳でまだまだ続く。はぁ~ドスコイドスコイ

大相撲を見てきました。その3「土俵の上の、お相撲さんたち」

2010-04-07 | 映画・演劇・コンサートを観る
大相撲三月場所、初日は大入満員御礼

大相撲を見てきました。その2「枡席に座ったら、先ずは…」からの続き。
はぁ~ドスコイドスコイ


NHKの相撲中継は午後から放送していますが、大相撲の取り組みは何と!朝8:40スタートです。
朝っぱらから夕方まで、延々と取り組みが続くんですねぇ…

最初に相撲をとるのは「序の口」クラスのお相撲さんたちで、取り組みが進むにつれて「序二段」「三段目」と進んでいきます。
熱心な相撲ファンは本当に朝イチから一日中、取り組みを見ていたりするそうですが、成程幕下の前の取り組みは何というか素朴で、学校の相撲部の試合を見ているようでそれはそれで面白い。
出身地がアナウンスされるから、地元出身の力士をつい応援してしまったり。
負けてしまってガックリうなだれて、しょんぼり引き揚げて行く若い力士を見ていると「次があるさ、次は勝てよ!」と応援したくなります。
そうか、こうして皆んな相撲ファンになっていくんだな(笑)

土俵の上には、アンコ型の力士登場。


迫力ありますねー!


幕下の取組に入ってから、土俵入りがあります。





土俵出。

今日は初日なので、相撲協会理事長の御挨拶があります。



お相撲さんたちを引き連れて挨拶する理事長。
話題のイケメン力士がいますね!

中入り後に、横綱土俵入りです!





横綱白鵬、カッコいいですねぇ!

続いて賜杯の返還式があります。
この前の初場所で優勝した横綱朝青龍がいろいろあって引退してしまったので、師匠の高砂親方が代理で返還しました。
こういうシーンはかなり珍しいんじゃないでしょうか。


…さて、ここまで御覧になって気が付かれたかと思いますが、取り組みの写真が1枚もありませんね。
これはですね~、土俵までの距離が結構ある上に館内は光量が足りなくて、コンデジだと相撲をとってる様子を撮影するとことごとくピンぼけになってしまったんですよ!
という訳で、相撲の観戦記なのに取り組みの写真が無いという前代未聞の相撲レポートになってしまいました、とほほ。
ゴメンナサイ!

まぁこういうのも天燈茶房らしくていいか(笑)



開き直って次回に続く。はぁ~ドスコイドスコイ

大相撲を見てきました。その2「枡席に座ったら、先ずは…」

2010-03-31 | 映画・演劇・コンサートを観る
大相撲を見てきました。その1「会場に入る前から異空間」からの続き。
はぁ~ドスコイドスコイ


さて、お茶屋の人に案内されて、予約していた枡席に着きました。
枡席には湯呑茶碗がセットされています。なるほど案内人さんが持っていた急須はホントにお茶を注ぐ為のものだったんですねぇ…

っていうか、狭っ!
一畳程度の面積しかありませんが、これで4人分のスペースですよ。
今日は僕と父、妹夫婦kamimogときっちり定員一杯の4人で来てるし、しかも僕も父もkamiちゃんも背丈が結構あってガタイがいい野郎共ときているw
こりゃ文字通り寿司詰めになっちゃいますねぇ。。。
紅一点のmogmogは男どもに押し潰されてお気の毒様。

とは言え正面側(NHKのTV中継で映されるのと同じように、場内が見渡せるサイド)の、なかなかいい席ですねぇ。
もう土俵では取り組みが始まっています。さて早速、枡席に収まって相撲観戦初体験…


って、何なのこの荷物は!
ただでさえ狭いのに、どうするのよこれ?

実はこれ、お茶屋でチケットを買うとオプションで購入出来る「相撲観戦記念品セット」なのです!せっかくなのでと、今回のチケットを手配したkamimogがオプションも付けてくれたようです。。。
案内人さんから「ハイどうぞ!」と人数分を渡されますが、4人で座ってるのがやっとのスペースしか無いのに、どこに置けっていうんだ!?
結局これは、後でお茶屋で預かってもらうことに。

そしてお茶屋からは、さっきの急須のお茶とは別に飲み物も提供されます。勿論これも別料金のオプション。
流石お茶屋、商売人よのぉフッフッフ…
とりあえずビールをオーダーすると、豪快に大瓶が出てきました。

早速、カンパーイ!!

別料金のオプションはまだまだ続く。
さらにお茶屋からは弁当も渡されます。

風呂敷をほどくと…


立派なお重に入った弁当です。
お重には大相撲三月場所のロゴ入りです。






豪華三段重ね!
こりゃビールも進むわ。ドンドン飲むぞー!!

さて、お気付きかと思いますが枡席に座ったのはいいけれど全然、土俵の取り組みを見ていません(笑)
正直、押し込み合って座ったり飲んだり食べたり片付けたりとあれこれ忙しくてなかなか落ち着いて相撲観戦という訳にいかないのですよこれが。
「大相撲の枡席って不思議なシステムだなー!」

それでもさすがにしばらく経つとmogmogから
「ミーちゃん、飲んでばかりいないで相撲を見たら!?」とツッコまれました。
やれやれ、そうだった今日は相撲を見に来たんだった…

まだ午後早い時間ですが、大相撲三月場所初日の取組はもうだいぶ進んでいます。
それでは、土俵でのお相撲さんの取り組みを見てみましょう!
次回に続く。はぁ~ドスコイドスコイ

大相撲を見てきました。その1「会場に入る前から異空間」

2010-03-25 | 映画・演劇・コンサートを観る
日本の「国技」、相撲。

僕は先日、生まれて初めて生で大相撲を見てきたのですが、
土俵上のお相撲さん達の迫力ある取り組みも勿論ですが、会場の土俵の周りの独特の雰囲気が面白かった!
そんな「大相撲初体験」の僕目線で見た大相撲の世界を徒然レポートしてみたいと思いますので、どうぞ暫しお付き合いを!
はぁ~ドスコイドスコイ

平成22年3月14日。
今日は大相撲三月場所(春場所)の初日です。

ここが三月場所の会場、大阪なんばの大阪府立体育会館。
幟旗が並んで、外観からして大相撲らしい雰囲気です。



 建物の上にある、これは太鼓を叩く場所でしょうか?

さっそく府立体育会館の中に入りましょう。
正面入口を入ったところには、赤提灯を灯した「案内書」がずらりと並んでいます。

これがお茶屋と呼ばれるもので、チケット販売取次から弁当やらお土産物の手配までを取り仕切っている業者さんです。大相撲のチケットは、このお茶屋を通して入手するというのが一般的のようです。
ここでチケットをお茶屋さんに渡して、何故か急須を手にした案内役の人に自分の枡席まで連れて行ってもらいます。

席に着く前から既に異空間が始まっているような感覚です。

さて、枡席に着くとまたまた不思議な事が…
次回に続く。はぁ~ドスコイドスコイ

ここでした!

2010-03-24 | 映画・演劇・コンサートを観る
問題:ここはどこ?

昨日、思わせぶりに紹介した日本人なら(多分)誰でも知ってる、ある“場所”の…舞台裏ですが…
Twitterのつぶやきにリンクを張ったところ、たくさんの回答頂きました。
ありがとうございます!
「あの写真だけじゃ解るまい」と高を括っていたんですが(失礼!)、驚いたことに結構正解が多かったんですよ。
フォロワーの皆さん、察しがいいですねぇ~!

それでは、正解発表といきましょう!

あの暗がりの工事現場のような場所から上にあがると、そこには…

座布団が敷かれた、桟敷席があります。
この座布団は、座るだけじゃなくて時には引っ剥がしてぶん投げたりもするんですよね~(本当はいけないんですがw)。

さて、ではどこ目がけてぶん投げるのか。
勿論…ここにです!

土俵!
そうです、ここは大相撲三月場所(春場所)が開催されている大阪府立体育会館だったのです!
元々床がフラットな体育館に土俵を設えて、周りに足場を組んでせり上がった桟敷席を作っていたんですねぇ。
問題の写真は、桟敷席の足場の下側を見たものだったのです。

という訳で、見事正解されたTwitterフォロワーの皆さん、お見事でした!

僕は大相撲を生で観るのは初めてです。
三月場所(春場所)の初日、3月14日に大阪なんばの府立体育会館まで観に行きました。
天燈茶房初の体育会系スポーツ観戦企画、明日以降順を追ってレポート記事を書きますので、どうぞお付き合い下さい!
はぁ~ドスコイドスコイ