天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

2013初夏・北欧バルト海紀行 #002:KLM870便(福岡→アムステルダム)エコノミークラスの機内食

2013-05-11 | 食べる
#001:九州から欧州へ。KLM870便、福岡空港発アムステルダム行きからの続き

国際線の飛行機に乗ったらやっぱり楽しみなのが機内食
日本とヨーロッパを結ぶ長距離路線である福岡発アムステルダム行きのKLM870便では機内食のサービスが2回ありますが、
先ずは離陸後1時間程経過して、飛行機が日本領空から外に出る頃に出される1回めの食事がこちら。



和食と洋食から選べますが、ビーフ料理の洋食を選んでみました。
福岡の老舗レストラン会社「ロイヤル」で調理されたものと思われる、日本人の口にも合う味付けの洋食メニューです。
でもしっかりチーズとクラッカーが付いているのがヨーロッパのエアラインらしいところかな。

1回めの食事が終わると機内は消灯されて就寝時間になりますが、
乗客が皆寝静まった頃合いを見計らうように突然、夜食のアイスクリームが配られます。



アイスも福岡で積み込んだと思われる、グリコのバニラアイスでした。
でも一緒に配られるミネラルウォーターはヨーロッパの銘柄ですね。
それにしても、何故か機内が寝静まるのを待ってから配られるこのアイス。気が付かずに熟睡していて、貰い損ねる人もいるようです。
僕も「アイスを食べるためになるべく寝ないで、映画でも観ながら待って起きてる」という妙なクセがついてしまいました(笑)

アイスクリームを食べてもまだ物足りない時は、客室の一番後ろにあるギャレーへ行ってみましょう。


機内の乾燥対策の飲料水と一緒に、
小腹の空いた乗客がいつでもつまめるように、数種類のおやつが用意されています。


僕は飛行機の中ではやたらと食いしん坊なので、一通りおやつを貰ってきました。
ヨーロッパではよくスーパーマーケットのお菓子売り場で見かける銘柄のクッキーとビスケットとチョコバーです。
これだけ食べればさすがにお腹いっぱい、安心して眠れそうですね。もぐもぐムシャムシャ…

でも、もう2回めの機内食の時間。



2回めの食事は1種類のみ。トマトソースのパスタでした。

パスタを食べ終えたら、もうアムステルダムはすぐ近く。着陸に向けて降下が始まります。
腹ごしらえも済んで、すっかり満腹満足でヨーロッパに到着です!

#003:KLM870便(福岡→アムステルダム)空の上からの風景に続く

おまけ画像

僕がアムステルダム行きKLMオランダ航空870便に乗った2013年4月27日は、オランダ王国の新国王即位式典の3日前でした。
オランダのナショナルフラッグキャリアであるKLMの機内でも、これを記念して乗客に即位式を祝うカードが配られました。



この即位式記念カード、ポストカードかと思ったら実は「機内免税品販売の10ユーロ分の値引きクーポン券」だったようです。
自国の王室の祝典をネタに商売するなよなー(苦笑)

2013初夏・北欧バルト海紀行 #001:九州から欧州へ。KLM870便、福岡空港発アムステルダム行き

2013-05-10 | 旅行
今年のゴールデンウィークも旅に出ました。
行き先はヨーロッパ。バルト海を北に進んだフィンランド湾の奥深くにあるエストニアと、その対岸のフィンランド



一昨年の年末、暫くやめていた海外への旅を再開して、ドイツのバルト海沿いの小さな町ペーネミュンデ を訪れて以来、これで連続して四度目のヨーロッパ。
意図していた訳ではないのですが、気が付けば全ての旅で「鉄道と宇宙、そして音楽と芸術」 を追い求めてバルト海沿岸の国々を順番に巡ってきました。
そして今回、一連の旅の総仕上げとして選んだ目的地がバルト海の北の果てにある国々でした。

ようやく遅い春を迎えた北欧、バルト海の国には旅を締め括るのに相応しい何があるのか…?
これから暫し御一緒に、旅の想い出語りにお付き合い下さいませ!

天燈茶房亭主mitsuto1976 拝

2013年4月27日

ヨーロッパへの旅立ちの日ですが、今日は趣が異なります。
いつもは先ず、地元九州の空港から一旦国内線の飛行機に乗って成田空港まで飛び、そこで改て出国手続きを行なってからヨーロッパ行き国際線に乗り継ぐ…という手順を踏んでいましたが、今日はいきなり福岡空港からオランダまで飛んでしまいます!
この4月から運行を開始したばかりの史上初の九州とヨーロッパとの直通便、KLMオランダ航空の福岡ーアムステルダム便に、今回初めて乗ってみることにしたのです。
成田乗り継ぎだと福岡空港から始発早朝便の成田行きに乗らないといけないので、福岡市内に前泊していましたが、福岡アムステルダム直通便だとそれも必要ありません。
自宅近くの駅から熊本駅行きの始発普通電車に乗り、熊本駅で始発の新大阪行き新幹線さくら号に乗り換えて、朝8時には福岡空港国際線ターミナルに到着。
アムステルダム・スキポール国際空港行きKLM870便のチェックイン開始時刻にも余裕で間に合います。

アムステルダム行きKLM870便となる飛行機の機材は、午前8時20分到着のKLM869便としてアムステルダムからやって来ます。
これから乗るヨーロッパの飛行機が着陸するところを見ようかなと思い、展望デッキに行ってみるといきなり空色のボーイングB777-200が滑走路に降りて来ました。

KLM869便は所定の時刻より20分ばかり早着したようです。

自分の乗る機材が無事に到着したのを見届けたので安心して、チェックイン手続きを行います。こちらの方もカウンターが空いていて、あっという間に荷物の預け入れまで完了。
さらに出国手続きも行列も出来ておらずスンナリ通過。
この時期は成田だと混み合っていて一連の手続きを終えるのに小一時間ほどかかるのが普通なのに、拍子抜けするほど素早く搭乗ゲートへ来てしまいました。福岡空港って、空いててホントに快適だなぁ!
もっとも、あまり早く来過ぎたせいで搭乗開始まで1時間半以上もヒマを持て余してしまいましたが(笑)

午前10時頃、やっと機内へ搭乗案内開始。
KLMオランダ航空は福岡空港にやって来る飛行機では最も遠くから来てるのに、搭乗スポットもゲートから一番遠い沖止めでした。


でも沖止めのおかげで、自分を乗せて飛ぶ飛行機を間近からじっくり見上げることが出来ます。
KLMの機体には個別の愛称が付いていて、コックピット下部に船の船名表示のように機体名が記載されているのですが、今日のB777-200はPont du Gard(ポン・デュ・ガール)号であることも分かりました。
Pont du Gardとはフランス南部に残る古代ローマ時代の水道橋のことだそうです。
ちなみに、福岡空港に最初に降りたKLM福岡アムステルダム便の始発便の機体はその名も「福岡」号だったようですね。


巨大なジェットエンジンも覗き込むように見ることが出来ます。
これから十数時間もの間、このエンジンがジェット噴射をし続けて、僕を超高速でヨーロッパまで連れて行ってくれます。

KLM870便は福岡空港の1本しかない滑走路が混み合っているせいで暫く地上で待たされてから、南向きに離陸。
久留米市やうきは市の上空を旋回して東に進路を取ります。

地元九州の風景を、ヨーロッパに向かう飛行機の窓から眺めるというのは何とも不思議な感覚です。
同じ空が九州からヨーロッパまでつながっているという、当たり前のことを実感するのは何故か感動的だったりしますね。

KLM870便は国東半島の北部を通過して九州を離れます。海に突き出ているのは大分県中津市の中津港ですね。



地図と見比べてみると、よく分かります。


本州上空に到達後も、どうやらこのまま日本列島に添って北上していくルートを飛ぶようです。
福岡の地理低条件を活かして、玄界灘を飛び越えて中国からゴビ砂漠上空を突っ切るのかと思っていましたが、成田便と同じような北回りルートを辿るようですね。


山陰地方の上空を飛んでいくうちに、眼下に見えた残雪を頂いたこの山は霊峰・伯耆大山でしょうか。

飛行機は巡航高度に到達して水平飛行に移り、機内もくつろぎモードとなってきました。
今日はゴールデンウィークの初日ということで団体ツアー客の利用が多いようですが、やや空席もあるようで僕の隣の席にも誰も来ませんでした。
就航したばかりの福岡アムステルダム便の利用率があまり振るわないのではないかと思うと気掛かりですが、空いているおかげでヨーロッパまで気を遣わずにのんびり過ごせそうです。

さて、機内が落ち着いてきたらそろそろ機内食の時間です。
福岡発のKLMオランダ航空の機内食の味はどうでしょうか?

#002:KLM870便(福岡→アムステルダム)エコノミークラスの機内食に続く

荷物も無事に帰ってきました

2013-05-07 | 日記
オランダのアムステルダム・スキポール空港での手荷物仕分けシステムトラブルに巻き込まれ、
KLMオランダ航空の飛行機に積み残されて現地に置き去りになっていた僕のリモアのトランク。
本日ようやく、福岡空港から転送されて宅急便で我が家に到着しました!
中身の衣類と本と、大事なエストニア土産のチョコレートも無事です。ああよかった!

やはり、飛不動尊の「飛行安泰」の御札の神通力が効いたようですね。
何と言っても3億キロ彼方のお使い先で迷子になった小惑星探査機「はやぶさ」君を、
力技で地球まで帰してしまったこともあるというJAXA公認のこの御札、やはり霊験あらたかです。
そう言えば以前にも、エジプトでパスポート盗難被害に遭って足止めを喰らった時も、
既に預け入れ済みだったせいでカイロ空港内で一時的に行方が混乱したこのリモアを護って
無事に僕の手許に戻してくれたことがあったっけ…


さて。
荷物も無事に戻りました。これでようやく、2013年初夏の北欧バルト海沿岸地方の旅が終わりました。
終わりよければすべてよし。

これで安心して、千枚以上撮り溜めた写真の整理に取り掛かれます。
それから旅行記を書き始めますので、どうか皆さん今回も気長に、気長にお付き合い下さいませ!
夏のイプシロンロケットのデビューフライトまでには書き上がるといいがな…いや、書き上げないと(笑)

熊本駅在来線ホームに立ち食いうどん屋さん復活!

2013-05-06 | 食べる
九州新幹線の乗り入れ工事が行われていた頃にひっそり消えてしまった、
JR熊本駅の在来線ホームの立ち食いうどん屋さん。
それが何と!
いつの間にやら復活していました。
白川口の改札を出たところ、以前あった場所にです。

ゴールデンウィークの北欧バルト海旅行から帰ってきて、
熊本駅で新幹線から在来線に乗り換える時に始めて復活していることに気が付きました。
いつ頃から復活していたんでしょうかねぇ?
ともあれ、帰国して最初の食事は大好物の立ち食いうどんで…と思ったのですが、
ヨーロッパからの長時間フライトの疲れと機内食でちょっと重くなっていた胃と身体の状態から、この時は泣く泣く断念。

またそのうち、食べに行ってレポしますよ~ ああ楽しみだ!

旅から帰ってきました。

2013-05-04 | 日記
北欧とバルト海沿岸地方の旅を終えて、今日無事に帰国しました。
ただいま~

先ずは、旅の写真からとびっきりの一枚。世界遺産・エストニアの首都タリンの旧市街 の眺めです。

北欧とバルト海沿岸、エストニアとフィンランド、そしてアムステルダムの街をめぐる旅、
このタリンでの街歩きでも、勿論その他の滞在地でも、今回もいろいろな出来事がありました。
明日以降、たっぷり撮影してきた写真と映像を整理して旅行記を書き始めます。
今回も書くことがたくさんあるので、執筆は大変そうだけど旅の想い出語りが楽しみです。

…しかし実は、今も旅の残滓のようなある気掛かりな事態が未解決のままだったりします。
帰りに預けた手荷物のトランクがアムステルダム・スキポール空港でのシステムトラブルの影響で遅延、
どうやら今現在もアムステルダムに置き去りになってるらしいのです!
お土産に買ったエストニアのチョコレートも一緒に入ってるのに、全くなんてこったい!(苦笑)

果たして僕の長年の旅の相棒で、使い慣れたリモアのトランクは無事に日本に戻ってくるのか、チョコとは再会できるのか!?
なかなかハラハラしますが、
今はトランクに貼りつけておいた飛不動尊の「飛行安泰」の御札の神通力
(何しろ、地球から3億キロ彼方で迷子になった小惑星探査機「はやぶさ」を何とか帰還させたという実力があるのです!)
KLMオランダ航空のバゲージクレームが頑張ってくれることを祈るのみ。

ともあれ、先ずは帰国のご挨拶を!
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝