宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

若手女性農業者による農産加工施設見学を行いました

2022年01月27日 10時30分35秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和4年1月20日に大崎管内の若手女性農業者2名による,味噌の加工場見学を行いました。今回は「食材王国みやぎ食の伝え人」として味噌の出前講座などで活躍している古川の坂井悦子氏を訪問し,製造許可を受ける際の注意点や機器の説明をいただきました。また味噌加工をはじめたきっかけや顧客の要望に応じた製造や販路など,経験豊富なベテラン農業者の話に参加者は真剣に聞き入っていました。また参加者からも熟成中の温度管理などの質問が積極的にされました。
 また普及センターからは農産加工における衛生管理の注意点や,女性農業者への補助などについて紹介を行いました。
 見学後の意見交換では,次年度も野菜生産や加工の視察研修を望む要望が出され,それぞれから将来ビジョンが語られるなど前向きな場となりました。
 普及センターでは今後も関係機関と連携し,女性農業者の資質向上と交流を推進していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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きゅうり栽培振り返り報告会を開催しました

2022年01月26日 15時45分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年1月18日(火)JA新みやぎ志波姫支店にて,継続的改善手法(SPDCA)できゅうり生産に取り組む生産者4戸及び1法人(栗原市志波姫・若柳地区)を対象に,「栽培振り返り報告会」を開催しました(主催:栗原農業改良普及センター)。生産者の方々は,令和元年度から互いのハウスの視察や,目標設定シート・栽培振り返りシートを活用したSPDCAの取組により栽培技術の向上を図ってきました。

 振り返り報告会は,これまで各生産者が取り組んできた品種の比較や栽植密度の検討,環境制御などの取組について,成果や感想を報告し,質疑応答や意見を交わしたものです。参加者は自分の成果を再確認するとともに,仲間の成果を聞いたことで,次作への改善意欲や気づきが生まれたようでした。

 今回の取組により,生産者に定着したSPDCAサイクルをより発展させていくことでさらに栽培技術がレベルアップすることを期待します。

 

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

 


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おおくまふれあいセンター出荷者研修会が開催されました!

2022年01月25日 11時13分05秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年1月19日に,株式会社ライフサポートわたりが主催したおおくまふれあいセンター出荷者研修会に,普及センター職員が講師として参加しました。

 午前中はJAみやぎ亘理山下支所,午後はJAみやぎ亘理本所にて,2回に分けて研修会を開催し,合わせて約85名の産直出荷者の参加がありました。

 研修会では,普及センターの野菜担当と果樹担当から,春夏野菜の栽培のポイントとシャインマスカットの春作業について,HACCPに沿った衛生管理の制度化についての3つの内容について説明を行いました。参加者は熱心に聞いている様子で,より良い農作物を出荷しようとする意気込みが感じられました。

 普及センターでは,今後も直売所の生産拡大支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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岩沼ハウス組合促成きゅうり現地検討会が開催されました!

2022年01月25日 11時08分00秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年1月17日に岩沼ハウス組合のきゅうり促成栽培現地検討会が行われました。現地検討会には,組合員のほか,JA名取岩沼の担当者,種苗会社,普及センターが参加し,生産者7戸のほ場を巡回して,生育状況等や今後の管理について検討を行いました。

 定植は12月8日から20日の間に実施され,早い方で収穫が始まっています。定植後は外気温が低い日が続いたものの,生産者はハウス内の温度と湿度を適切に管理したため,生育は概ね順調でした。

 今作から新たに1戸の農家が二酸化炭素発生機を導入して,組合全員が二酸化炭素施用をすることになったため,普及センターから,改めて機器の効果的な使い方や潅水・追肥管理について,説明を行いました。

 普及センターでは引き続き,栽培講習会や巡回等を通して,きゅうりの栽培技術支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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「令和3年度登米市農村教育青年会議」が開催されました

2022年01月24日 15時31分08秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和4年1月23日(日),登米市4Hクラブ主催の「令和3年度登米市農村教育青年会議」が登米市中田町宝江ふれあいセンターで開催され,クラブ員7名が参加しました。
 この会議は,登米市の中核的担い手となる青年農業者が,4Hクラブ活動を通じて得た成果を互いに発表,情報交換することで,直面する課題の解決方法を探りながら,農業と農村の発展に資することを目的として開催されました。
 当日は,プロジェクト発表の部3名,意見発表の部2名が発表しました。
 審査の結果,以下の2名が最優秀賞を受賞し,2月5日(土)に仙台市・ホテル白萩で開催される「宮城県農村教育青年会議」で登米地区代表として発表することになりました。

○プロジェクト発表の部
 ・栁渕泰孝氏「イチゴ栽培収入低減期における短期収入タマネギ苗栽培の導入」
○意見発表の部
 ・熊谷利輝氏「私を成長させるもの」

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

 

        プロジェクト発表                  意見発表


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水稲乾田直播栽培勉強会「総合検討会」を開催しました

2022年01月20日 17時13分40秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 令和4年1月18日に岩沼市を会場に,令和3年産の乾田直播栽培を振り返り,次期作に向けた意見交換の場として,水稲乾田直播栽培勉強会「総合検討会」を開催しました。農業者や関係機関等,計40名が参加しました。

 検討会の前半では,普及センターから生育調査結果について説明した後,古川農業試験場と東北農業研究センターから講演がありました。東北農業研究センターからは,生育量を確保するためにはスタートの苗立ち数が重要であることや苗立ち数を確保するためのほ場づくりのポイント等について説明がありました。さらに,低コスト化するためには機械の汎用利用(畑作物との輪作)や収量の確保が必要であることが説明されました。

 後半では,参加した農業者からの今作の反省点等についての話があり,それに対して研究機関からは,改善のための具体的な助言をいただく等,活発な意見交換がなされました。

 亘理農業改良普及センター管内では,来年度,乾田直播栽培作付面積がさらに増加する見込みであり,今後も重点的に支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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亘理地域でりんごのせん定講習会が開催されました

2022年01月19日 17時41分50秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 亘理管内は県内有数のりんご生産地です。1月18日,亘理町神宮寺のりんご園にて,亘理名取果樹振興協議会主催の「りんごせん定研修会」が雪の中開催され,管内生産者等約40名の出席がありました。
 研修会では,農業・園芸総合研究所果樹チームの小島上席主任研究員他,チーム員2名が講師となって「ふじ(マルバカイドウ台,M.26台)」のせん定の実技指導を行いました。管内では定植後50年を超える古いりんごの樹が多く,日当たり改善を主として,枝の配置についてのアドバイスをいただきました。
 今後,各地域でも,せん定講習会の開催が計画されており,今回の全体研修会でのアドバイスを参考に実施されます。
 普及センターでは,各地域で開催される研修会や定期的な巡回指導等で技術指導を行い,当地域の品質の高いりんごの安定生産を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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登米地域で新規栽培者向けピーマン栽培講習会を開催

2022年01月19日 12時32分02秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和4年1月17日,JAみやぎ登米の主催で,新規作付け拡大に向けたピーマン栽培講習会が開催され,農業者15名が出席しました。
JAみやぎ登米では,水田からの転作を進める取り組みとして,園芸品目を推進しています。令和3年度からは,初期投資が少なく,栽培にかかる労働負荷も少なく,新たに取り組みやすいピーマン栽培の拡大を進めています。令和3年度は,登米市内の生産者数名が試作を行っていますが,次年度のさらなる作付け拡大を目指し,講習会が開催されました。
講習会では,全農みやぎから宮城県産ピーマンの販売状況について,有限会社兵藤種苗商事からは栽培技術について,それぞれ説明がありました。普及センターからは,今年度の試作において発生した生理障害やその対策について説明したほか,今年度作付けした生産者から,栽培から出荷に関する取り組み状況の報告がありました。参加者からは,現状の経営品目との作業競合などをみながら,新たな品目として取り組めるか前向きに検討したいとの感想が聞かれました。
今後も普及センターでは,JAみやぎ登米や関係機関と連携し,園芸品目の生産拡大に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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大崎4Hクラブ員が宮城県加美農業高等学校を訪問しました。

2022年01月18日 10時31分42秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

   大崎農業改良普及センターと加美農業高等学校では,地域の若手担い手を育てていく試みの一つとして,管内の若手農業者と農業高校生の交流を活発にしていくことを計画しています。
 今回は大崎4Hクラブ員と高校生の交流会を開催するための事前準備として,大崎4Hクラブの役員が加美農業高等学校を訪問し,校長先生や農場長と打合せを行ないました。
 交流会は2月に,宮城県農村青少年クラブ連絡協議会で今年作成した,会員紹介用の冊子である「農家図鑑」を活用しながら,高校生の農家への疑問に,大崎4Hクラブ員が答える形式を予定しています。農業高校生にとっても,大崎4Hクラブ員にとってもよい刺激になることを期待しています。
 普及センターでは,今後も新規就農者や青年農業者を支援していきます。
 

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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丸大いもプロジェクト会議が開催されました。

2022年01月13日 17時39分03秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和3年12月21日に大谷公民館において丸大いもプロジェクト会議が開催されました。
 丸大いもは,気仙沼市本吉町大谷地区で栽培された馬鈴薯で,海に近い特徴を活かし,海藻類を肥料として栽培されたもので,戦後,品質の良さから日本一と評されたこともありました。その後,北海道等大産地に押され,生産量は激減しましたが,道の駅「大谷海岸」と栽培農家が「丸大いも」を復活させようと,令和元年から復活プロジェクトに取り組み始めました。
 プロジェクト会議では令和3年度販売状況の総括等について報告があった他,普及センターから馬鈴薯の病害対策やブランド化に取り組むためのポイント等について説明しました。
 道の駅「大谷海岸」は東日本大震災後,仮設店舗で営業していましたが,令和3年3月にリニューアルオープンしました。「丸大いも」も含めて,気仙沼市は確実に復興の歩みを進めています。
 気仙沼市を訪れる際は,道の駅「大谷海岸」のFacebookを是非御確認ください。楽しくて美味しい情報を御紹介しています!
   道の駅「大谷海岸」Facebook:https://www.facebook.com/ooyakaigan.miyagi5/

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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