宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

視野を広げよう!石巻地区4Hクラブ県外視察研修

2024年07月05日 17時14分28秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年6月25日から26日にかけて、石巻地区4Hクラブ連絡協議会が岩手県への視察研修を実施しました。

 今回は、岩手県岩手町の株式会社アンドファームと同県雫石町の花工房らら倶楽部を視察しました。

 株式会社アンドファームでは、広大なスイートコーンほ場を視察し、代表取締役の三浦正美氏より、会社の成り立ち、100 haの農地で展開する大規模・多品目の露地園芸の紹介、品種選定や作業のコツといった栽培技術のほか、農業者としての心構え等、多岐にわたって様々な話を拝聴しました。

 花工房らら倶楽部は、東北最大級の自家農場で栽培される花苗等の直売所であり、一般的な品種から珍しい品種、バラエティに富んだ花苗のほか、寄せ植えやPOPによる展示の工夫などを視察しました。

 同クラブとしては久しぶりの県外視察研修でもあり、クラブ員らは充実した時間を過ごした様子で、「これまでで一番良い研修だった」との声も聞かれました。

 石巻農業改良普及センターは、地域農業の将来の担い手である青年農業者の育成を引き続き支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班

 TEL 0225-95-7612


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農地整備事業を契機とした地域の話合いが進んでいます

2024年07月05日 08時35分42秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 名取市下余田2期地区は、農地整備事業を契機に担い手への農地集積や高収益作物の導入を行うことにしており、地域の話合いが進められています。

 6月21日(金)には、地域の担い手の中心となる高柳生産組合が法人化に向けた話合いを行い、普及センターでは、参加者が前回の内容を振り返れるように話合いの始めに「前回の話合いで決定した事項、検討中の事項等」を整理し説明しました。また、参加者がイメージしながら話合を進め易いように、たたき台となるひな形等の資料を例示し、5 年先の運営を見据えた事業目論見書を検討しました。

 6月23日(日)には、名取市役所を会場に下余田2期地区活性化推進委員会総会が開催され、地権者等約70人が参加し、令和6年度事業計画・収支予算や担い手部会の設置等について決議されました。さらに、仙台地方振興事務所農業農村整備部や名取土地改良区から国の事業採択決定の報告、ほ場整備スケジュールや換地委員会設置についても説明がなされ、参加された方々は「いよいよ、工事が始まるぞ」と実感を持ったようでした。

 

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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高校生と考える「石巻・東松島の農業の課題」

2024年07月04日 10時03分11秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年5月28日に、宮城県東部地方振興事務所地方振興部が実施する令和6年度人口減少・少子化等地域対策強化事業の一環で、石巻高校2年生に対し、石巻圏域の農業と課題について紹介しました。

 37人の生徒を対象に、地元食材を使った給食に関わるクイズや試食提供をしながら、石巻圏域の農業の現状と課題、普及センターの取組を伝えました。参加した高校生からは、最新の農業技術の進歩への驚きの声とともに、自分が暮らす地域農業の現状に触れ、「知ることができて楽しかった、興味深かった」等の感想もいただきました。

 石巻農業改良普及センターは、今後も農業の担い手確保に向けて、農業の魅力・情報提供を実施してゆきます。


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第1回美里地区みやぎ農業未来塾「資質向上研修」を開催しました。

2024年06月27日 14時50分08秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年6月14日(金)に農事組合法人みらいす青生(美里町)を会場に、第1回美里地区みやぎ農業未来塾「資質向上研修」を開催し、宮城県農業大学校水田経営学部2年生が参加しました。

 はじめに、宍戸代表理事組合長から、土地利用型作物や野菜など約100haの大規模経営の概要や雇用状況についてお話しをいただいた後、実際に当法人に就職した県農業大学校OB2名を交え「農業法人に受け入れられるための準備について」をテーマに意見交換を行いました。

 参加した学生から、「学生時代に修得すべき資格や技能はあるのか」、「ベテランの方と円滑にコミュニケーションをとるためにはどうすればよいのか」などといった質問があり、「フォークリフトの免許を取得しておくと実務で役立つ」、「普段から地元の方や農業大学校職員と会話をする機会を作って、年上の人と話すことに慣れておくこと」といったアドバイスをいただき、有意義な研修会となりました。

 最近は、県農業大学校卒業生の進路として農業法人への就職が年々増加傾向にあり、農業法人側も人手不足の中で、人材獲得への動きが活発化しています。  

 普及センターでは、今後も将来的な農業の担い手確保のため、就農希望者や新規就農者の資質向上に向けた支援を継続していきます。

美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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令和6年度気仙沼地区農業士会総会が開催されました

2024年06月18日 15時46分12秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年6月13日、気仙沼市本吉町内で、気仙沼地区農業士会の令和6年度総会が開催され、会員7人及び関係機関5人が出席しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、これまで書面開催が続きましたが、今回は対面での開催となり、少し緊張した雰囲気の中で始まりました。

 山内寿行会長のあいさつ、気仙沼農業改良普及センター所長の祝辞の後、議事が進められました。議案は全て承認され、研修会や情報交換会の開催など今年度も地域農業の振興及び若い担い手の育成に向けて活動していくことを確認しました。

 普及センターでは、引き続き地区農業士会の活動を支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:022-22-1606


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石巻4Hクラブが青空市を開催しました

2024年06月12日 16時25分10秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年6月7日に、石巻地域4Hクラブ員が野菜や花苗を直売する青空市を、石巻合同庁舎前で開催しました。

 当日は地域住民の方を中心に多くのお客様の来場をいただき、用意したブロッコリー、きゅうり、トマト、キャベツ、花苗等は予定時間よりも早く完売する盛況ぶりでした。来場者からは「新鮮な野菜が手ごろな価格で嬉しい」「開催チラシを見ていて楽しみにしていた」といったうれしい声が多く聞かれました。主催したクラブ員らも手ごたえを感じていた様子で、次回開催に向けて意欲が高まっていました。

 当普及センターでは、4Hクラブ活動をに向けて、引き続き支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班

 TEL 0225-95-7612


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農地整備事業古宿地区の担い手が加工用トマトを視察しました

2024年06月06日 08時42分23秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 登米市迫町古宿地区では、農地の再整備による担い手への集積、大区画化(2ha区画)による低コスト化、スマート農業の導入による省力化、高収益作物の生産拡大を目指し、令和6年度農業競争力強化農地整備事業に採択されました。

 令和6年5月25日に、古宿地区の担い手が、ヤンマーアグリジャパン株式会社や、農業・園芸総合研究所からの紹介で、栗原市金成にある農業法人の加工用トマトの定植作業約50aを視察しました。

 地区担い手である、株式会社アグリふなこしでは、現在、加工用ばれいしょを約50a試作していますが、新たな品目として、加工用トマトを検討しており、定植、収穫の機械化体系や、各作業に必要な人数、注意点などについて、視察先や関係機関からアドバイスを受けました。

 普及センターでは、今後も生産者同士の繋がりを大切にして、登米管内の新たな担い手の育成と高収益作物の生産拡大に向けた取組について支援を行ってまいります。


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たけのこ料理講習会が開催されました

2024年05月28日 15時38分10秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会では、気仙沼管内にモウソウチクやマダケの竹林が多くあることから、地域食材としての活用について調理実習を通して検討するとともに、会員同士の交流を図るため、令和6年5月23日にたけのこ料理講習会が開催されました。

 当日は、24人のグループ員が参加し、たけのこご飯などたけのこを使った料理4種類を調理しました。グループ員同士でたけのこの切り方などを相談する場面が見られるなど、楽しく調理が行われ、完成した料理がテーブルに並べられると、食事しながら賑やかに情報交換が行われていました。

 気仙沼地方振興事務所林業振興部の職員からも、「竹林の活用事例について」というテーマでメンマの作り方などが紹介され、興味深く聞き入っている様子でした。

 普及センターでは、今後も本協議会の活動を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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【登米市4Hクラブ・耕作放棄地栽培プロジェクト】枝豆の播種を行いました!

2024年05月22日 15時53分38秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和6年4月29日(土)~30日(日)に登米市米山町で、耕作放棄地での野菜栽培を行う「耕作放棄地栽培プロジェクト」として、枝豆の播種を行いました。 作業は、畝立て、播種、除草剤の散布、防鳥糸の展張を行いました。高い気温の中での作業でしたが、作業は順調に進行し、最終的には約3アールの面積に枝豆を播種しました。今後は、サツマイモの定植や玉ねぎの収穫などの作業を予定しており、収穫した野菜は即売会で販売する予定です。 普及センターでは、登米市4Hクラブの活動を今後も支援してまいります。


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みやぎ農業未来塾 就農準備塾を開催しました!

2024年05月13日 17時33分03秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年4月26日(金)、宮城県農業大学校の新入生14名の普及センター訪問に合わせ、「みやぎ農業未来塾 就農準備塾」を実施しました。

 普及センターの職員から、普及指導員の仕事、仙台地域の農業の概要及び新規就農者向けの支援制度についての講義を行い、学生方は真剣な面持ちで話しを聞いたり、時には職員の話に笑顔を見せたりといった様子が見られました。

 質疑応答の際には、学生方から「普及指導員の魅力や、やりがいはなにか」といった普及業務に関する質問だけでなく、「将来、独立して稲作をやりたいが大変か」、「食品加工をやりたいが、食品ロスの量はどれくらいか」、「大学への編入、卒業後も就農資金は使えるか」などのような、将来を見据えた質問もありました。

 これからも仙台農業改良普及センターでは、新規就農者の支援に取り組んでまいります。学生の皆さんが将来就農する際に、また一緒に仕事できることを期待しております!


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