平成30年6月21日に気仙沼市廿一(にじゅういち)地区において,清流「蔵の華」廿一会のほ場巡回研修が開催されました。廿一地区は気仙沼市の北西部に位置し,岩手県一関市室根町に接する中山間地域です。清流「蔵の華」廿一会では酒米品種「蔵の華」の生産に取り組んでおり,気仙沼市内の2つの蔵元に生産した「蔵の華」を全量出荷しています。
巡回研修に先立ち,普及センターから6月20日現在の水稲の生育状況と栽培管理について講習を行いました。その後,出席した会員全員7名のほ場を巡回し,生育状況の確認や今後の栽培管理について意見交換を行いました。各会員のほ場の生育状況は概ね順調でしたが,一部で雑草が散見されるほ場があり,追加除草を指導しました。出席した会員は,「今年も良いお米がとれるよう,栽培管理をしっかりしていきたい」と話していました。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp