大豆の収穫前現地検討会が,11月12日から15日にかけてJAいしのまき管内の河北,矢本,桃生,河南の4地区で開催されました。石巻管内の大豆の作付面積は約2,100haで,県内有数の産地です。現地検討会では,各ほ場で大豆の子実水分を測定し,収穫適期の確認を行い,高品質大豆に仕上げるために,収穫時の注意事項について意見交換を行いました。 本年は,10月12日の台風19号による浸水被害を受けたほ場も多く,品質や収量の低下が心配されますが,生産者からは,コンバインの刈取り高さの調節による被害粒の混入防止法や次年度の作付けについての質問等が出され,気象災害への対応策の検討を行うなど有意義な検討会となりました。 普及センターでは今後も,高品質大豆の生産を支援していきます。
<連絡先> 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999