丸森町の直売所「いきいき交流センター大内」の出荷者を対象に12月21日と23日,かきとぶどうのせん定講習会がそれぞれ開催されました。
かきの樹は,一部を除き放任樹が多く,樹高が高くなりすぎて収穫作業に大変苦労していました。そこで,樹高の切り下げ方法について説明し,切り下げには2,3年計画的に実施することが大切であることを指導しました。
ぶどうは,水稲の育苗や野菜栽培等のパイプハウスで栽培されている例がほとんどで,参加者もぶどう栽培初心者が多かったため,せん定はいつ頃までやれば良いのかなど,熱心に質問が交わされていました。樹形の骨格を作る大切な時期であることを意識してせん定するよう指導しました。
今後も大内地区の特産品として干し柿の品質向上やぶどうの生産安定について支援を行っていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138