宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

石巻4Hクラブが青空市を開催しました

2023年10月30日 17時53分52秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年10月25日に、石巻地域4Hクラブ員が、みずから生産する野菜や花苗の直売会である青空市を、石巻合同庁舎前で開催しました。

 今回は、長ねぎ、きゅうり、トマト、レタス、花苗のほか、柿等を出品し、これまで以上に周辺地域へ広く周知した結果、多くの来場をいただきました。早々に完売する品目も見られ、来場者からは「新鮮な野菜が手ごろな価格で嬉しい」「開催を聞き、楽しみにして来た」といったうれしい声も多く聞こえました。主催したクラブ員らも手ごたえを感じていた様子で、次回開催に向けて意欲が高まっていました。

 当普及センターでは、青年農業者の経営発展に向けて、引き続き支援していきます。

 <連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター TEL 0225-95-7612 FAX 0225-95-2999


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宮城県農業大学校の先進農業体験学習が終了しました

2023年10月30日 15時36分16秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年9月4日から10月6日までの33日間、宮城県農業大学校の先進農業体験学習が実施されました。この学習は、大学校の一年生が先進的な経営を営む農業者のもとで技術や経営のノウハウを学ぶとともに農村生活を体験するもので、当管内では農大生4人が学習に取り組みました。

 体験学習実施前はどことなく不安げな表情をしていた学生でしたが、10月6日の終了式の頃には、農作業体験だけでなく、地域の方や同業者・取引先とのつながりの中で行う農業経営について実感し、学習を経験して充実した表情がうかがえました。

 学習を通して学生からは、「花のことだけでなく、それ以外も学ぶことが多く、いろいろな経営を知ることができ、参考になった。」、「毎日牛に触れ合って、水田の作業も学ぶことができ、気づきが多くあった。」などの感想が述べられました。

 また、受入農家の方々からは、「自ら工夫して学習に取り組み真面目だった。大学校で2年間がんばって、将来農家になることを楽しみにしている。」、「初心を忘れずに素晴らしい経営者になってほしい。」といった声をかけていました。

 今後も、この体験学習の経験を活かし将来の目標に向かって勉学に励んでほしいと願います。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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令和5年度宮城県花き品評会で美里管内生産者が金賞・銀賞を受賞しました!

2023年10月30日 15時16分01秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年10月20日(金)に宮城県花き品評会の審査が行われ、県内から切り花64点、鉢物類19点、花壇苗21点の合計104点が出品されました。

 その結果、大崎市鹿島台の株式会社フローラ平山のトルコギキョウ「ベールⅢ型ブルー」が金賞(宮城県知事賞、株式会社仙花代表取締役社長賞)を、美里町の柴山真二氏のばら「サムライ」と「フェスティボ」、株式会社フローラ平山のトルコギキョウ「ボヤージュⅡ型ライトピンク」が銀賞を受賞しました。

 今夏は猛暑の影響で、花き生産にとっては非常に厳しい状況でしたが、生産者の方々の努力が報われ、高い評価を得ることができました。

 10月22日(日)には県庁において、「全国高校生花いけバトル宮城大会」の開催にあわせて展示され、美しい花々を多くの県民にご覧いただきました。

 普及センターでは、今後とも花き栽培技術の向上により生産者の意欲や市場評価が高まり、消費拡大が図られるよう支援していきます。

<問い合わせ先>美里農業改良普及センター 地域農業班 TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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スナックえんどう栽培講習会が開催されました

2023年10月30日 09時52分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援


 令和5年10月24日(火)、 JA新みやぎ瀬峰支店で、JA新みやぎ栗っこスナックえんどう部会の栽培講習会が開催され、同部会員12名と、(有)兵藤種苗商事及び普及センターの担当者が出席しました。
 はじめに、(有)兵藤種苗商事の担当者より、これからの播種に向けたスナックえんどうの栽培管理方法について説明がありました。普及センターからは、主要病害虫の特徴と対策について説明しました。また、防除に使用できる薬剤の例示や、薬剤の抵抗性発達を防ぐため、RACコード(農薬の作用機構分類)を参考にしたローテーション散布を呼びかけました。
 参加者からは、天候に合わせた栽培管理や、今年発生の多いカメムシへの防除方法について質問があり、講師が都度回答しました。普及センターでは、今後も栽培技術の向上を支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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登米管内で新規就農者をマイスター農業者が支援しています!

2023年10月30日 09時47分43秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 登米市では、新規就農者の早期の生産技術習得や経営安定化等を目的に、地域の熟練農業者を登米マイスターとして派遣し、個別技術指導により管理技術等について学ぶ「登米農業マイスター制度」を実施しています。

 令和5年度は、2人(野菜及び繁殖)の新規就農者がマイスターから指導を受けています。今年新たに施設ピーマンの栽培を開始した新規就農者に対しては、ピーマンの栽培管理の他、葉物野菜等についてもマイスターから栽培技術を学んでいます。繁殖を行っている新規就農者は、今年から新たに始めた放牧や飼養管理等についてマイスターから助言をいただいています。

 今後も当普及センターでは、市やマイスターと連携しながら新規就農者の技術向上を支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 

 

ピーマン栽培指導  放牧等の飼養管理指導


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JA仙台大豆生産部会協議会が開催されました

2023年10月27日 16時55分02秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年10月18日に、JA仙台本店においてJA仙台大豆生産部会協議会が開催されました。協議会には大豆生産者やJA仙台、全農、普及センターの職員等約50名が参加し、今年の大豆の販売情勢や生育状況・収穫時期、荷受け計画等について意見が交わされました。
 普及センターからは、10月16日に発行した仙台大豆作情報をもとに生育調査ほの生育状況や収穫時期について説明しました。
 また、JA仙台からは荷受け計画の他に、今年の害虫発生状況や次期作以降の病害虫防除について説明がありました。今年は開花期前後に高温乾燥が続いたことや、害虫の多発生等による品質低下が懸念されます。普及センターでは今後状況を確認し、病害虫防除の回数や時期の見直し等について支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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令和5年度協同農業普及事業の外部評価(第1回)を開催しました

2023年10月27日 16時37分43秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 宮城県では農業改良普及センター単位で、普及指導計画に基づく活動の評価を行っています。

これは各農業改良普及センターが取り組んでいる普及活動について、県が委嘱した外部検討委員による客観的な意見と評価をいただき、より効率的・効果的な普及指導活動に役立てることを目的としたものです。

 

 大河原農業改良普及センターでは、令和5年9月14日木曜日に本年度第1回目の普及活動検討会を開催しました。

 プロジェクト課題No.3 「果樹産地の維持・発展に向けた若手果樹生産者を中心としたネットワーク構築」では、管内の20~30代前後の若手生産者を対象に技術向上のための研修会や、つながりづくりのためのイベント出展について説明しました。

 プロジェクト課題No.4 「仙南たまねぎの環境に配慮した栽培方法による生産拡大」では、リビングマルチや生分解性マルチを活用した環境に配慮した栽培方法の検証結果及び今後の課題について説明しました。

 

 委員からは、「今後は参加している若手果樹生産者が主体的に活動できるよう促す事も必要であると思う。」、「グリーンな栽培体系への取り組みは評価できる。今後、一般消費者向けにも情報発信していってはどうか。」等の意見をいただきました。

 

 普及センターでは、農業者や地域農業の課題解決を図るため、外部委員の意見や評価を参考にしながら、関係団体と連携して効率的な普及指導活動に取り組んでまいります。

 

  

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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松島交通社会実験の賑わいイベントで「松島とまと」を販売しました

2023年10月27日 14時15分15秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年10月14日及び15日に、第2回松島町交通社会実験が行われました。賑わいイベントとして、道路空間(通行規制区間)に加え、今年は新たに中央広場、グリーン広場を活用し、観光地「松島」の賑わいを創出する空間が作られました。

 観光PRと地場産品を提供するグリーン広場で、管内の大規模園芸法人として普及センターで支援している「有限会社サンフレッシュ松島」が出展し、生産しているトマト、加工品のトマトジュースやジェラート、トマトかき氷などを販売し、地場産品をPRしました。同法人では、「桃太郎エイト」という品種を生産し、「松島とまと」というブランドで販売しています。松島とまとジュースは、ふるさと納税でも取り扱いが始まり、ジェラートは生産しているトマトといちごを使い今年発売されたばかりです。

 15日はあいにくの雨でしたが、「松島産のトマトですか?」と足を止めて買い求める観光客の方もいました。14日は天候もよく気温も高かったため、新商品のジェラートなども売れ、夕方に開催された花火大会までにぎわっていました。

 これまでサンフレッシュ松島では、スーパーでの試食販売などを行い、実際に食べてもらうことで「松島とまと」のファンを増やしてきました。コロナの影響で一時期中止していた試食会も今年から再開し、社長自らPRを行っています。

 今回のイベントは、松島を訪れる観光客にも「松島とまと」を知ってもらうための良い機会となりました。今後もブランドトマトを安定して生産していけるよう、普及センターでも継続的に支援していきます。

 

〈連絡先〉宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410 FAX:022-275-0296 E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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「高城(たかぎ)ごぼう」の収穫作業が行われています

2023年10月27日 13時42分17秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 色麻町高城地区では「高城ごぼう」の収穫が最盛期を迎え、令和5年10月24日秋晴れの下、農事組合法人下高城ふぁあむ(代表理事組合長:早坂成弘氏)の約60aのほ場では、組合員が1本1本丁寧に収穫作業を行っていました。

 「高城ごぼう」はこの地域で戦後から昭和 40 年代まで盛んに栽培されていたものの、その後栽培が途絶えていましたが、農事組合法人下高城ふぁあむの前身である集落営農組合により栽培が復活したごぼうです。肌が白くて、豊かな香りと柔らかな食感が特徴なことから、色麻町の秋まつりなどイベント販売ではすぐに売り切れてしまうほど人気があります。

 今年の「高城ごぼう」も例年どおりに品質は上々で、10月28日から下高城ふぁあむの格納庫で販売が開始されます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

 


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利府町で果樹産地協議会が設立されました。

2023年10月26日 16時13分07秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年10月20日(金)に、利府町役場で「利府町果樹産地協議会」の設立総会が開催されました。この協議会は、利府町内の生産者組織と利府町、仙台農業改良普及センター、農地中間管理機構、JA仙台の5機関で構成されており、利府町における果樹産地の目指すべき具体的な目標を定めた利府町果樹産地構造改革計画を策定し、推進することを目的としています。県内では仙南、登米、亘理の各地区に続き4番目の設立となりました。

 阿部新会長からは、「梨産地として歴史がある当地域だが、生産者の高齢化・老木化で生産性が低下している。今後は、担い手を中心として国事業を活用し、改植や新植を進め、産地の維持・発展を目指したい」と抱負の言葉がありました。

 普及センターでは、今後、関係機関と共に産地計画の作成や事業導入に向けた支援を行い、利府梨の産地活性化を推進していきます。


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