6月20日,JA古川管内の小麦生産者を対象に,平成28年産小麦刈取り適期判定会が開催されました。判定会では管内7生産者のほ場を巡回し,穀粒水分計を使って子実水分の測定を行い,立毛外観などから刈取り適期の判定を行いました。
どのほ場も刈取適期水分の30%を上回っていたことから,ほ場の熟色等を考慮しながら,適期に刈取りを行い,収穫物の品質を向上させるよう呼びかけました。
普及センターでは,今後も高品質な小麦生産へ向けた取り組みを支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター
先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910
どのほ場も刈取適期水分の30%を上回っていたことから,ほ場の熟色等を考慮しながら,適期に刈取りを行い,収穫物の品質を向上させるよう呼びかけました。
普及センターでは,今後も高品質な小麦生産へ向けた取り組みを支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター
先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910
去る6月21日に,登米市迫町「ホテルニューグランヴィア」において,JAみやぎ登米米山イチゴ部会結成35周年記念式典が開催されました。当初,部会では30周年での開催を計画していましたが,東日本大震災の被害によりやむなく延期し,5年越しの開催となったものです。
式典では,減反による水稲部門の減収補てんや周年労働実現のため,イチゴ栽培を推進すべく昭和58年に部会が結成されたこと,平成7年以降補助事業を積極的に活用し養液栽培の取組を拡大したことなど,これまでの部会の歩みが紹介されるとともに,「近年の園芸作物の消費動向並びに消費者ニーズについて」と題し,株式会社宮果佐藤専務より記念講演がありました。
出席した関係者約50名は,部会の歩みや記念講演に熱心に耳を傾け,長年の部会活動に対し祝福と敬意を表していました。
普及センターでは登米地域のさらなるイチゴ生産振興に向け,今後も継続的に部会活動を支援して参ります。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522
式典では,減反による水稲部門の減収補てんや周年労働実現のため,イチゴ栽培を推進すべく昭和58年に部会が結成されたこと,平成7年以降補助事業を積極的に活用し養液栽培の取組を拡大したことなど,これまでの部会の歩みが紹介されるとともに,「近年の園芸作物の消費動向並びに消費者ニーズについて」と題し,株式会社宮果佐藤専務より記念講演がありました。
出席した関係者約50名は,部会の歩みや記念講演に熱心に耳を傾け,長年の部会活動に対し祝福と敬意を表していました。
普及センターでは登米地域のさらなるイチゴ生産振興に向け,今後も継続的に部会活動を支援して参ります。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522
登米市津山町の農事組合法人フォレストウインド津山(代表理事:尾張勝氏,役員5名)は,「農地中間管理事業」を活用した農地集積や地域農業発展に向けた取組が認められ,2015年度農業農村整備優良地区コンクール(農業生産基盤整備部門)で農林水産大臣賞,JA地域営農ビジョン大賞(ビジョン策定実践部門)で優秀賞(家の光協会会長賞)を受賞しました。
当法人はこれまで,圃場整備を契機に津山地区の担い手として中山間の条件不利地で水稲を中心とした土地利用型経営を展開し,現在は露地野菜,露地ぎくも栽培するなど,周年雇用体制の実現に向け積極的に取り組んでいます。
このように,地域農業者の信頼を得て農地集積を行い,計画的に新しい品目にチャレンジしながら地域の後継者である若手社員を育成する取組が,地域農業の活性化に寄与するものと高く評価され,今回の受賞に至りました。
普及センターでは,今後も法人の運営を支援してまいります。
当法人はこれまで,圃場整備を契機に津山地区の担い手として中山間の条件不利地で水稲を中心とした土地利用型経営を展開し,現在は露地野菜,露地ぎくも栽培するなど,周年雇用体制の実現に向け積極的に取り組んでいます。
このように,地域農業者の信頼を得て農地集積を行い,計画的に新しい品目にチャレンジしながら地域の後継者である若手社員を育成する取組が,地域農業の活性化に寄与するものと高く評価され,今回の受賞に至りました。
普及センターでは,今後も法人の運営を支援してまいります。
平成28年6月21日(火)に,雪室管理運営組合の定期総会が開催されました。「雪室(ゆきむろ)」とは平成26年4月に,七ヶ宿町滑津大滝の近くに設置された農林産物の保管庫で,冬期に搬入した約1,000㎥の雪の冷気によって,保管庫の温度は年間を通して低温に保たれます。また,湿度も60~90%に保たれるため,農産物の鮮度維持に適しています。
普及センターでは,町や雪室管理運営組合と連携して,雪室に入れた農産物の鮮度や成分,味の調査を行ってきました。その結果,じゃがいも等一部の野菜では雪室に貯蔵することで甘みが増すほか,長期間新鮮な状態を保てることがわかりました。
雪室管理運営組合では今後,これらのデータも活用しながら「雪室仕込み農産物」のブランド化を進めていく方針です。
普及センターでは今後とも町や生産者と連携しながら,雪室を活用した農産物のPRを支援していきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


平成28年6月14日,南三陸町子育て支援センターで,支援センター主催「親子クッキング教室」が開催されました。
南三陸町入谷地区で今年から豆腐加工を始めた「まめ菜工房」の佐藤とし子氏を講師に迎え,おからを使った料理3品を参加した町内の親子10組約20名と調理しました。
食材はできるだけ地域の食材を利用し,おからは「まめ菜工房」のものを使用しました。
参加者は,「おからを卯の花以外に使うなんて初めて」という方も多く,サラダやハンバーグ,スコーンにおからを使うことを楽しんでいました。
調理後は,参加者全員で出来上がった料理をいただきました。「子供がパクパク食べる。おうちでもぜひ作ってみたい」「今晩さっそく作ってみます」などという声が挙がっていました。また,「まめ菜工房」の存在を知らない方も多く,販売場所や営業時間を尋ねる方もいました。
普及センターでは,今後も関係機関と連携し,地産地消や農産加工に取り組む事業者を支援していきます。
※「まめ菜工房」は,南三陸町入谷地区で大豆とそら豆等の生産に取り組む女性農業者グループ「ビーンズくらぶ」の加工部の名称です。
<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044
平成28年5月20日,石巻市河北上品山牧場で牛の放牧が始まりました。東京電力福島第一原子力発電所事故による影響により放牧を中止していましたが,平成25年6月に再開し,今年で4年目になります。放牧再開時から毎年,土壌や牧草の放射性物質濃度測定や放牧牛体内中の放射性物質濃度の推定調査等を行い,安全性を確認しながら放牧を行ってきました。
今年度も,5月上旬に牧草の放射性物質検査を行い,全ての検査区が不検出となり,放牧が可能であることを確認しました。
放牧当日は河北地域,河南地域及び桃生地域から黒毛和種雌牛48頭がトラックで運び込まれました。牛たちは採血,体重測定,牛体の放射線量の測定等を行った後,広々とした牧場を駆け回っていました。なお,放牧は11月2日まで実施されます。
普及センターでは,今後も関係機関と連携を図りながら土壌診断や牧草の放射性物質の検査を行い,牧場の安全性・生産性を高めていきます。
宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第1班
TEL:0225-95-7612
FAX:0225-95-2999
今年度も,5月上旬に牧草の放射性物質検査を行い,全ての検査区が不検出となり,放牧が可能であることを確認しました。
放牧当日は河北地域,河南地域及び桃生地域から黒毛和種雌牛48頭がトラックで運び込まれました。牛たちは採血,体重測定,牛体の放射線量の測定等を行った後,広々とした牧場を駆け回っていました。なお,放牧は11月2日まで実施されます。
普及センターでは,今後も関係機関と連携を図りながら土壌診断や牧草の放射性物質の検査を行い,牧場の安全性・生産性を高めていきます。
宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第1班
TEL:0225-95-7612
FAX:0225-95-2999

平成28年6月12日,「ストロベリーカレッジ2016」が開催されました。
このイベントは,亘理名取地区の農業後継者で組織する亘理名取地区農村青少年クラブ連絡協議会(通称:亘名地区4Hクラブ)が,仙台市や近隣市町の独身女性を対象に,交流を通じて農村や農業後継者に対する理解を深めてもらうことを目的に毎年開催しているものです。
今回は,一般独身女性11名,クラブ員等14名の計25名が参加し,亘理町逢隈のいちご栽培ハウスを会場に「収穫体験」や「ジャム作り体験」など盛りだくさんのイベントが行われました。
収穫体験では,クラブ員が摘み取りの方法を教えながら収穫を手伝い,参加した女性の皆さんはクラブ員の優しさと箱いっぱいのいちごに「こんなにたくさんとれるなんて」ととても満足していました。
参加した女性からは,「いちごの保存方法や食べ方を教えてもらえてよかった」「クラブ員がみんな親切で話しやすかった」との声が聞け,有意義な交流会となりました。
このイベントは,亘理名取地区の農業後継者で組織する亘理名取地区農村青少年クラブ連絡協議会(通称:亘名地区4Hクラブ)が,仙台市や近隣市町の独身女性を対象に,交流を通じて農村や農業後継者に対する理解を深めてもらうことを目的に毎年開催しているものです。
今回は,一般独身女性11名,クラブ員等14名の計25名が参加し,亘理町逢隈のいちご栽培ハウスを会場に「収穫体験」や「ジャム作り体験」など盛りだくさんのイベントが行われました。
収穫体験では,クラブ員が摘み取りの方法を教えながら収穫を手伝い,参加した女性の皆さんはクラブ員の優しさと箱いっぱいのいちごに「こんなにたくさんとれるなんて」ととても満足していました。
参加した女性からは,「いちごの保存方法や食べ方を教えてもらえてよかった」「クラブ員がみんな親切で話しやすかった」との声が聞け,有意義な交流会となりました。

栗原市瀬峰泉谷の水田で,平成28年5月28日(土)に田んぼアート実行委員会主催による「田んぼアート」の田植えが行われました。
瀬峰地区では,瀬峰地区循環型農業推進会議(千葉孝行会長)が,「安全・安心・おいしい!瀬峰農場=循環型農業のまち せみね」を合い言葉に,完熟堆肥を使用して環境にやさしい栽培方法を「エコ・せみね」として,そのPRに取り組んでいます。
田んぼアートとは,「エコ・せみね」の認知度を高め,食と農と地域の絆を深め合うことを目的に,約80aの水田に小牛田農林高等学校の測量協力のもと,紫稲,黄稲,白稲などを使い図柄を描くものです。
今回で9回目となる田んぼアートの図柄は,平成29年9月に宮城県で開催される第11回全国和牛能力共進会宮城県大会のマスコットキャラクター「牛政宗(うしまさむね)」です。
当日は夏日の好天に恵まれ,地域住民や市内外から子供やスタッフなど約100名が,マスコットキャラクター「牛政宗」のほか「2017和牛のオリンピック」「エコせみね」の文字を,紫や黄色,白,赤の4種類の稲の苗を泥まみれになりながら約2時間かけて手植えをしました。
田植えを終えた子供達は,栗原産の食材を使った野菜スープと「エコ・せみね米」のおにぎりを笑顔で味わいました。また,マスコットキャラクターである「牛政宗」の着ぐるみが登場すると,子供達は大喜びして抱きつく姿も見られました。
栗原普及センターでは平成19年度から,耕畜連携による循環型農業や田んぼアートの取り組みを支援しており,小・中・高校生など次世代の食と農への関心がよりいっそう高まるように今後も支援をしてまいります。
県内一の田んぼアートは、JR東北本線樋口山踏切付近の高台から見ることができます。7月いっぱいが見頃ですので、是非栗原市瀬峰に見に来て下さい。

<田植えの様子>

<子供たちに大人気の「牛正宗」>
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437
FAX:0228-22-6144
瀬峰地区では,瀬峰地区循環型農業推進会議(千葉孝行会長)が,「安全・安心・おいしい!瀬峰農場=循環型農業のまち せみね」を合い言葉に,完熟堆肥を使用して環境にやさしい栽培方法を「エコ・せみね」として,そのPRに取り組んでいます。
田んぼアートとは,「エコ・せみね」の認知度を高め,食と農と地域の絆を深め合うことを目的に,約80aの水田に小牛田農林高等学校の測量協力のもと,紫稲,黄稲,白稲などを使い図柄を描くものです。
今回で9回目となる田んぼアートの図柄は,平成29年9月に宮城県で開催される第11回全国和牛能力共進会宮城県大会のマスコットキャラクター「牛政宗(うしまさむね)」です。
当日は夏日の好天に恵まれ,地域住民や市内外から子供やスタッフなど約100名が,マスコットキャラクター「牛政宗」のほか「2017和牛のオリンピック」「エコせみね」の文字を,紫や黄色,白,赤の4種類の稲の苗を泥まみれになりながら約2時間かけて手植えをしました。
田植えを終えた子供達は,栗原産の食材を使った野菜スープと「エコ・せみね米」のおにぎりを笑顔で味わいました。また,マスコットキャラクターである「牛政宗」の着ぐるみが登場すると,子供達は大喜びして抱きつく姿も見られました。
栗原普及センターでは平成19年度から,耕畜連携による循環型農業や田んぼアートの取り組みを支援しており,小・中・高校生など次世代の食と農への関心がよりいっそう高まるように今後も支援をしてまいります。
県内一の田んぼアートは、JR東北本線樋口山踏切付近の高台から見ることができます。7月いっぱいが見頃ですので、是非栗原市瀬峰に見に来て下さい。

<田植えの様子>

<子供たちに大人気の「牛正宗」>
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437
FAX:0228-22-6144
平成28年6月5日(日),今年3月に閉校となった大崎市鹿島台第二小学校跡地を会場に「2016大崎市鹿島台デリシャストマトまつり」開催されました!
開催へのきっかけは,閉校となった小学校の施設を活用し,鹿島台地域の活性化を目的にJAみどりの鹿島台トマト部会を中心に実行委員会を立ち上げ,内容を検討してきました。当該地域で生産される「デリシャストマト」は土壌水分を抑えた栽培方法で,糖度が高く,濃厚な味わいで消費者からも人気の高いトマトです。
開催当日は,家族連れや,県内各地等から約3,000人の方が訪れ,部会員によるトマトの直売を始め,加工品販売,デリシャストマトを使った料理の販売やトマトもぎ取り体験のほか,普及センター職員が講師を務めたトマトの栽培講習会が行われ,鹿島台地域で活動する団体が一丸となったイベントが行われました。
実行委員会のメンバーは来年もこの取組みを継続していきたいと意欲を見せていました。
普及センターでは,今後とも地域のイベントとして定着し,地域活性化につながるよう支援していきます。
開催へのきっかけは,閉校となった小学校の施設を活用し,鹿島台地域の活性化を目的にJAみどりの鹿島台トマト部会を中心に実行委員会を立ち上げ,内容を検討してきました。当該地域で生産される「デリシャストマト」は土壌水分を抑えた栽培方法で,糖度が高く,濃厚な味わいで消費者からも人気の高いトマトです。
開催当日は,家族連れや,県内各地等から約3,000人の方が訪れ,部会員によるトマトの直売を始め,加工品販売,デリシャストマトを使った料理の販売やトマトもぎ取り体験のほか,普及センター職員が講師を務めたトマトの栽培講習会が行われ,鹿島台地域で活動する団体が一丸となったイベントが行われました。
実行委員会のメンバーは来年もこの取組みを継続していきたいと意欲を見せていました。
普及センターでは,今後とも地域のイベントとして定着し,地域活性化につながるよう支援していきます。