宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和6年度復興感謝 第4回東松島市産業祭農林産物品評会が開催されました

2024年11月20日 10時55分23秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和6年11月3日(日)に、東松島矢本東市民センターにおいて、第4回東松島市産業祭「農産物展示品評会」が開催されました。

今年の夏も昨年同様の猛暑ではありましたが、果菜類、根菜類、葉物類など26品目、51人の生産者から選りすぐりの69点が出展されました。

そのうち、ねぎ、きゅうり、じゃがいもなど、東松島市の主要な園芸作物を中心に、金賞10点、銀賞10点、特別賞3点が授与されました。

農家の皆さんは、今年も夏の暑さにより、栽培管理や病害虫防除に大変苦労されたと思われますが、受賞された出品物は、いずれも品目特有の大きさ、形、色など高品質なものであり、生産者の日頃からの研鑽が感じられる品評会となりました。

受賞された皆さん、おめでとうございました。

普及センターでは、今後も気象変動にも負けない農産物の安定生産に向けて支援してまいります。

 

連絡先

宮城県石巻農業改良普及センター

地域農業班

(TEL)0225-95-7612

(FAX)0225-95-2999


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シーズン到来!河北せり現地検討会開催!

2024年11月20日 09時51分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年11月8日に河北せり振興協議会主催による現地検討会が開催されました。

 現地検討会は、この時期に出荷されている冬せりの各ほ場を巡回し、栽培管理や病害虫防除等について生産者相互に検討を行うもので、協議会会員やJAの営農指導員、市場関係者など約20名が参加しました。

 今年は昨年のように夏の高温障害を受けることなく、せりは順調に生育・出荷されており、12月の最盛期に向け、今後出荷量が増えていく見込みです。

 普及センターでは今後も良品質なせりの安定生産を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班

 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999

 

 


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枝もの用クロマツ収穫・出荷調製作業研修会を行いました

2024年11月19日 08時13分01秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年11月6日、南三陸町で県主催による枝もの用クロマツ収穫・出荷調製作業研修会を開催しました。
 研修会には、宮城県クロマツ研究会員12人、県関係者10人の合計22人が参加しました。
 南三陸町で枝もの用クロマツの生産に取り組んでいる株式会社南三陸Pine Proの後藤代表取締役が講師となり、収穫したクロマツの出荷調製作業の手順や出荷規格について説明をいただいた後、意見交換を行いました。
 令和3年度から枝もの用クロマツを出荷してきた南三陸Pine Proでは、作業効率を上げるため出荷調製作業を毎年見直し、更に出荷規格を細かくすることで商品化率を上げる工夫を行っており、参加者からは「そんなに手間をかけているの」、「自分たちにできるかな」など様々な感想がありました。
 また、意見交換では播種後の管理方法や雑草防除など栽培管理についての意見交換があり、有意義な研修会となりました。
 当日は、残念ながら雨が降り、実際の収穫作業を見学することはできませんでしたが、見学希望者は後藤代表取締役と連絡を取りながら後日個別に見学することとなりました。
 普及センターではクロマツの出荷が終わるまで適宜巡回しながら支援していきます。


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JA栗っこ花苗部会秋季ほ場巡回が開催されました

2024年11月15日 13時44分49秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年9月27日(金)にJA新みやぎ栗っこ花苗部会による栽培技術の向上などを目的とした秋季ほ場巡回が栗原市若柳地区で開催され、部会員7人が参加しました。
 当日は市場の担当者とともに部会員のほ場5か所を巡回しました。今回の巡回では、パンジー、ビオラ等の花壇苗の生育状況の確認が行われ、栽培技術等について活発な意見交換がなされました。いずれのほ場の花壇苗も生育は順調で、播種時期が早かった作型では出荷適期を迎えているものもありました。
 JA新みやぎ栗っこ花苗部会では、今後も引き続き栽培講習会などを通じて栽培技術を向上させ、高品質な花壇苗の生産に取り組んでいく予定です。

 

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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登米市内で収穫したりんごを味わってみてください!

2024年11月15日 11時51分02秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 登米市は県内でも特にりんごの生産が盛んな地域で、9月上旬から早生品種の収穫が始まり、次々と多様な品種が収穫されています。今年は果実の肥大も順調で、生産者の努力の成果により甘くて美味しい完熟りんごが出荷されています。

 さらに、登米地域では若手生産者を中心に、先進的な技術である「りんご樹体ジョイント栽培」の導入が進んでいます。ジョイント栽培は、接ぎ木の技術を活用して複数の樹を直線的に連結する方法で、従来の仕立て方法に比べて早期成園化や作業の省力化が期待できる技術です。登米地域では平成29年に初めて導入され、その後も年々導入面積が拡大しています。平成29年に導入された園地では、写真の通り順調に生育が進んでいます。

 登米市で生産されたりんごは、市内の直売所や生産者の庭先販売所で購入可能です。ぜひ一度、登米市産りんごの美味しさをお試しください。


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村田町の女性農業者2人が切り花ハボタン生産に挑戦!

2024年11月07日 16時40分30秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 県では園芸振興を進めるため、農業・園芸総合研究所で様々な試験研究課題に取り組んでいます。その中の「パイプハウスを有効活用した切り花ハボタンの無加温栽培」については宮城県の「普及に移す技術」に掲載され、技術の普及を積極的に図っています。

 切り花ハボタンの現地試験として村田町内の2人の女性農業者が、初めてハボタン栽培に取り組んでおり、定期的に研究所と普及センターの担当者がほ場を巡回して栽培技術指導を行っています。

 今年8月下旬に苗を定植し、直後は残暑が厳しくかん水管理等に苦労しましたが、その後は順調に生育し、2ヶ月が経過した頃のほ場巡回では、早いほ場で赤や白の発色が確認できるようになりました。

 生産されたハボタンは11月下旬から年末にかけて道の駅「村田」などの直売所に出荷する予定です。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138


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JA新みやぎあさひなりんご部会の第3回現地検討会が開催されました

2024年11月06日 14時35分04秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

JA新みやぎあさひなりんご部会の今年3回目となる現地検討会が10月22日に開催されました。

 晩生種の収穫が間もなく始まることから、収穫のタイミングについて確認し合いました。収穫は、これまでの秋の高温の影響か、着色が進んでおらず、平年より遅くなるとの推察となりました。品質管理については、りんごのサビ果を軽減するため、カルシウム剤の散布を実践した園地では、今までにないきれいなりんごが収穫でき、生産者は自信を深めていました。生物農薬を活用してダニ類を防除している生産者もおり、今年の防除について盛んに情報交換を行いました。

 これから本産地のメイン品種である、晩生の美味しい品種(「ふじ」等)が収穫される時期を迎え、生産者も忙しくなります。普及センターでは来年の防除作業や品質向上に関する情報提供や技術指導を行い、美味しいりんごの安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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東松島市で直播たまねぎ現地検討会を開催!

2024年11月06日 12時48分47秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月21日に、直播たまねぎに取り組んでいる農業法人のほ場を会場に、JAいしのまき主催による直播たまねぎ現地検討会が開催されました。直播たまねぎに取り組む東松島市内3法人のほか、JAいしのまき園芸課や東松島営農センターや全農みやぎ、機械メーカー等が出席しました。

 現地検討会では、播種から半月ほど経過したほ場を確認し、発芽状況を検討しました。直播たまねぎは、「苗立ち率」の良否が直接収穫量に影響すると言われていますが、昨年に比べると発芽良好でした。

 現地ほ場確認後は、東松島営農センターを会場に「栽培研修会」が行なわれ、全農みやぎから雑草や病害虫防除などの講義のほか、機械導入について意見が交わされました。当所からは、農機導入に利用できる補助事業や作付け推進に向けたアドバイス等を行いました。

 普及センターではJAいしのまきと連携して,直播たまねぎの安定生産を推進していきます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999

 


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亘理名取果樹振興協議会若手りんご生産者福島視察研修を実施しました

2024年11月01日 11時11分10秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月24日に亘理名取果樹振興協議会の若手りんご生産者を対象にりんご栽培技術や果樹経営を学び若手同士の技術交流を目的に、視察研修を実施し、6人の参加がありました。

 1か所目の視察先である福島県農業総合センター果樹研究所では、りんご栽培担当研究員から、高温の影響、福島県育成品種、着色系ふじの品種特性などについて御講話をいただき、ほ場で着色状況等果実品質が確認でき品種選定の参考になっていました。2か所目の株式会社菱沼農園では、代表取締役に施設やほ場を御案内いただき、もも、りんご、おうとう、ぶどうを組み合わせた果樹複合経営、出荷調整、加工、販売、従業員の労務管理、りんごの高密植栽培、有望な品種などについて御講話をいただきました。

 管内の若手りんご生産者は日ごろから技術研鑽に熱心で自主的に技術交流を行っており、今回も時間いっぱい積極的に質問していました。

 普及センターでは、今後も技術交流を通じて若手りんご生産者の育成支援を行っていきます。

 <連絡先>
  宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
       TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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JAみやぎ登米米山イチゴ部会現地検討会・農薬講習会が開催されました!

2024年10月30日 14時29分34秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月23日に、JAみやぎ登米米山イチゴ部会現地検討会・農薬講習会が開催され、部会員4経営体6人が参加しました。

 宮城県農業・園芸総合研究所の職員及びJAみやぎ登米の担当者とともに、ほ場を巡回し、生育状況の確認及び今後の管理について指導を行いました。       
 これまでの生育は順調で、高温の影響が懸念された花芽の出も揃っていました。また、これまでの適切な防除により病害虫の被害はごくわずかにとどまっています。
 普及センターでは、今後もイチゴの安定生産を図るため、ほ場の巡回指導を通して適切な栽培管理支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 

 


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