宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

スマート農業実証のための水田除草機実演会が開催されました

2020年06月30日 17時29分43秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  令和2年6月23日に中山間地域におけるスマート農業技術を活用した精密,省力な種子生産実証の一環として,自動操舵付き水田除草機による異株除去と自動水管理制御装置の実演会が加美町で開催されました。当日は,実証コンソーシアムメンバーの他,県内水稲採種組合組合員,関係JA職員が参加しました。
 水田除草機については,前方で植え付け条を感知して,その直後,土壌を攪拌して雑草,異株等を除去するものです。水田除草機に自動操舵をつけたものは全国的にも珍しく,実際に作業した熟練オペレーターからは,改善する部分がまだあるとの感想をいただきました。
 その他,ほ場に設置した自動水管理制御装置ついても操作法の実演があり,参加者は熱心に実演を見学していました。
 8月には,ドローン2台の協調散布作業による病害虫防除の実演も予定されています。
 普及センターでは,引き続き中山間地域の種子生産におけるスマート農業の実用化に向け,きめ細やかな支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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今年度も「水稲直播栽培勉強会」を開催しています

2020年06月30日 15時00分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 東日本大震災後,担い手への農地集積が進み,大規模経営に応じた省力化技術として水稲乾田直播栽培が注目されていますが,「雑草防除」や「肥培管理」など,これまでの移植栽培とは異なる管理が必要となります。

 普及センターでは,高い直播栽培技術を有するモデル経営体の育成を支援するため,昨年度から「直播栽培勉強会」を立ち上げ,情報交換や技術的課題を検討しています。

 今年度は,令和2年6月24日に山元ほ場で,25日に名取ほ場・岩沼ほ場で勉強会の第1回目を開催しました。勉強会では,入水や雑草防除などの作業のタイミングについて参加者同士,活発に意見交換がなされました。

 普及センターでは,今後も定期的に勉強会を開催し,乾田直播栽培技術の高位平準化に向けて支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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JAみやぎ登米なかだ転作集団部会 水稲乾田直播栽培現地検討会の開催

2020年06月29日 15時42分13秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 6月23日,JAみやぎ登米なかだ転作集団部会の水稲乾田直播栽培現地検討会が開催されました。稲作の規模拡大に伴い,省力,低コスト化を目指し,新たに水稲乾田直播栽培に取り組む部会員の栽培技術の向上と情報交換を目的に,部会員等35名を集め中田町で開催しました。

 現地では,6圃場を巡回し,水稲乾田直播の栽培履歴を踏まえ,生育状況を確認しました。除草体系では,出芽前の茎葉処理剤+土壌処理剤の効果の確認と散布時の雑草の発生状況について情報交換が行われました。

 普及センターからは生育調査結果や今後の栽培管理のポイントを説明しました。

 普及センターは,今後も乾田直播の栽培技術の安定を支援しいきます。

 

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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岩沼ハウス組合きゅうり出荷反省会が行われました!

2020年06月29日 15時12分28秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年6月16日に岩沼ハウス組合の促成きゅうり栽培の出荷反省会が行われ,生産者7名と各関係機関が参加しました。

 普及センターから,CO₂施用と土壌くん蒸剤キルパーについて情報提供を行いました。また,土壌分析結果を返却し,施肥設計について話し合いました。生産者からの質問や意見交換が活発に行われ,次作への高い意欲が伺えました。

 岩沼ハウス組合は,CO₂施用機器を導入する生産者が増え始め,環境制御技術に取り組み,収量向上を図っています。普及センターでは引き続き環境制御技術の情報提供や技術指導を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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亘理地域にて「第2回シャインマスカット研修会」を開催しました

2020年06月26日 17時33分11秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 亘理農業改良普及センターでは,今年度からシャインマスカット栽培技術の品質向上と省力化を目的に,プロジェクト活動に取組んでいます。
 令和2年6月25日,プロジェクトで支援する生産者等を対象にした「第2回シャインマスカット研修会」を開催しました。
今回の研修では,初めに,山元町内の生産者のほ場にて,農業・園芸総合研究所果樹チームの庄子技師からぶどうの摘粒作業を学びました。また,この後,亘理町でシャインマスカットの加温栽培に取組んでいる先進的生産者のほ場視察を行い,来月出荷予定のシャインマスカットを見学しました。研修会では,意見交換が積極的行われ,参加者の意欲の高さが感じられました。
 普及センターでは,今後も研修会の開催や個別巡回等により,当地域のシャインマスカットの普及拡大を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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ブルーベリーの収穫を開始しました(名取市)

2020年06月26日 17時20分08秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 宮城県名取市内にある「リトナベリーガーデン」は,昨年7月に開園したブルーベリー農園です。園芸用ハウスを活用したフリースペースにて,自家製のパンや自社生産した野菜をふんだんに使ったカフェメニューを楽しむことが出来ます。

 先週,待望のブルーベリーの初収穫が始まり,園内の直売コーナーでの販売を開始しました。また,令和2年7月4日(土)から,ブルーベリーの摘み取り体験を開始します。今年度は試験的な取組みであり,体験時間や人数等にも制限がありますが,ご興味のある方は,下記のURLをご参考にしてください。

【リトナガーデンホームページ】https://ritona-berry-garden.business.site/

 亘理農業改良普及センターでは,今後も研修会開催や定期的な巡回指導を行い,当地域のアグリビジネスや6次産業化を支援していきます。

 

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 

 


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亘理地域にて「果樹共同防除担当者会議」を開催しました

2020年06月26日 17時16分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 亘理管内は県内有数のりんご生産地です。当地域では,亘理名取果樹振興協議会(事務局:亘理農業改良普及センター)主催で,毎年4月から8月まで毎月一度,各地区の共同防除担当者や関係機関を参集し,りんごの生育状況や病害虫発生状況と対策に関する担当者会議を行っています。
 今年度は,新型コロナウイルス感染予防対策のため,4月,5月の開催を見合わせていたため,6月19日に「果樹共同防除担当者会議(第1回)」を開催しました。
 会議では,これまでの各地区での防除の実績や現在の病害虫発生状況について,各地区担当者より報告がありました。また,普及センターより,りんごの生育状況調査結果や今後の栽培管理,病害虫防除についての注意点を説明しました。
普及センターでは,今後も当会議等を通じて,当地域のりんご栽培技術の向上に向けて支援します。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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農業法人の若手社員向け水稲栽培勉強会が開催されました。

2020年06月26日 15時40分05秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年6月18日に,(株)宮城リスタ大川の社内勉強会が開催され,役員及び社員10名が出席しました。非農家出身の若手社員もいるため,水稲の目標とする収量と水管理について普及センターから説明しました。水管理については,田植え時に根が切られて傷んだ苗を保護する深水管理,その後の分げつを促す浅水管理,イネの根を健全に保つための間断灌水など,イネの生育段階に合わせた水管理の重要性について説明しました。出席者からは,収量の目標やイネの生長の様子について基本的な知識を習得した上で,その年の気象やイネの生育に合わせ,水の深さを少しずつ変化させて水管理を行うことが重要だということが理解できたとの話がありました。また,高温障害を避けるにはどういう水管理が必要かなど,活発な意見交換が行われました。普及センターでは,2回目移行も若手社員向けの勉強会を開催する予定であり,若手社員を抱える農業法人の技術向上を支援をしてまいります。

 

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

 


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法人経営体への「御用聞き訪問」に向けた経営分析勉強会を開催しました

2020年06月24日 13時08分18秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 昨年度,仙台農業改良普及センターでは,当センター職員と行政事務を担当する班を含め,仙台地方振興事務所農業振興部の全職員で管内の農業法人43経営体に対して「農業法人調査」を実施しました。 
 この調査の結果,各農業法人の現在の経営状況や課題,支援が必要な事項等が明らかになったことから,本年度は,全普及指導員が2人1組で「御用聞き訪問」として課題解決に向けた支援を展開していく予定にしています。この中で,昨年の「農業法人調査」の際に預かった3期分の決算書の簡易分析結果を直接訪問して提示することとしており,経営分析の数字が示す意味やどの分析項目に注目すべきか等について共通理解するため,農業振興課の経営担当革新支援専門員を講師に「法人経営体への『御用聞き訪問』に向けた経営分析勉強会」を開催しました。
 今後も普及指導員が法人等の経営管理能力に対する支援を的確に行えるよう研鑽を重ねていきたいと思います。

 

〈連絡先〉
 宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
 〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町417
 TEL022-275-8374 FAX022-275-0296
 
E-mailsdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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高収量・高品質に向けた麦現地検討会が開催されました

2020年06月23日 17時24分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年6月4日,9日に,石巻市石巻地区,桃生地区にてJAいしのまき主催の麦現地検討会が開催されました。各10名程度の生産者が参加し,ほ場を巡回しながら麦の子実水分を計測し,収穫適期の検討を行いました。収穫が早いと,登熟不足によって子実重の低下や空洞麦による品質の低下につながり,収穫が遅いと発芽粒や退色粒の発生による品質の低下につながるため,生産者は熱心に子実水分を確認し,刈取時期について積極的な意見交換が行われました。
 麦の収穫後はすぐに大豆の播種が始まり忙しい時期が続くため,普及センターからは麦の収穫適期判断と共に農作業安全についても呼びかけました。普及センターでは今後も高収量・高品質の麦生産を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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