宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和6年度気仙沼地区農業士会研修会が開催されました

2024年07月31日 16時17分24秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年7月26日、気仙沼地区農業士会の令和6年度研修会が開催され、会員・関係機関計10人が出席しました。

 今回の研修会は、環境負荷低減をテーマに開催されました。最初に、普及センターから「宮城県みどりの食料システム戦略推進ビジョン」について情報提供した後、有限会社山藤運輸(南三陸町)から「見える化」ラベルの取組状況について御紹介いただきました。二酸化炭素の吸収や生物多様性の保全に向けてどういう取り組みをすれば環境を守れるか試行錯誤を繰り返している状況や、地域の中で循環する農業モデルを目指すといった展望を紹介していただき、出席者は興味深く耳を傾けていました。

 普及センターでは、引き続き地区農業士会の活動を支援していきます。 

 

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:022-22-1606

 


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JAいしのまき大規模露地園芸部会が設立されました

2024年07月31日 15時33分51秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年7月10日にJAいしのまき大規模露地園芸部会の設立総会が開催されました。(写真は総会後の様子)

 JA園芸課から目的や規約、事業計画の説明がされ、全会一致で承認、5法人を構成メンバーとする「JAいしのまき大規模露地園芸部会」が正式に設立されました。

 初代の部会長には(農)おおしお北部の大崎康代表理事、副部会長には(有)サンダーファームの西條健一代表取締役が選出されました。

 普及センターでは、石巻地域のばれいしょの生産振興を目的として動き出した本部会を、支援していきます。

 

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班

       TEL 0225-95-1435 FAX 0225-95-2999

 

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令和6年度水稲乾田直播栽培現地検討会を開催しました

2024年07月31日 13時18分50秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

仙台農業改良普及センターでは、令和6年度から黒川地域で水稲乾田直播栽培に取り組む農業法人を対象に、安定生産と面積拡大に向けた支援を行うプロジェクト課題を実施しています。

そこで、水稲乾田直播栽培現地検討会を7月18日に開催しました。プロジェクト課題の対象としている5つの農業法人を対象に、関係機関担当者等約20名が参加しました。対象の農業法人の各ほ場を巡回し、農業法人の代表者から耕種概要を説明した後、普及センターから生育状況について説明しました。今回の検討会では、東北農業研究センターから2名の講師を招き、生育状況や病害虫・雑草の発生状況等を確認しながら、今後の栽培管理のポイントや追肥のタイミング等について助言をいただきました。

参加者からは、乾田直播栽培における砕土・整地のポイントや、除草剤散布や追肥のタイミングなどについて、多くの質問が出されました。また、乾田直播栽培の取り組みの拡大を図るための方向性などについて、活発な情報交換ができました。

普及センターでは、黒川地域での水稲乾田直播栽培の技術定着と面積拡大に向けて、生産者を支援していきます。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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秋冬野菜の栽培講習会が開催されました。

2024年07月30日 15時57分59秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 

 

 令和6年7月11日丸森まちづくりセンターを会場に、丸森町農業創造センター主催の「秋冬野菜の栽培講習会」が開催されました。

 この講習会は、丸森町の農産物直売所で取り扱う丸森産野菜の充実を図ることを目的に開催されたものです。

 普及センター野菜担当者が講師となり、「うまさ・楽しさ・・直売(産直)野菜」と題し、消費者ニーズ及び売れる野菜、計画的生産と技術力アップ、イベント・企画等について講話を行いました。会場の参加者からは、野菜の防除方法や新たな品目の栽培方法等について多くの質問があり、意欲を感じる講習会となりました。

 普及センターでは、今後も農産物直売所等の活性化が図られるよう、引き続き野菜等の栽培技術や運営面での支援を続けて行きます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

     

 

 


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JA新みやぎあさひな水稲部会「環境保全米現地検討会」が開催されました!

2024年07月30日 15時22分01秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

  7月16日に、JA新みやぎあさひな水稲部会「環境保全米現地検討会」が開催され、環境保全米の生産者8名が参加しました。

 普及センターから管内の生育状況と、これからの栽培管理のポイントとなる水管理や追肥、病害虫防除等について説明しました。

  現地検討では、「だて正夢」と「ひとめぼれ」のほ場で、葉色や幼穂長を測定し、現在の生育ステージを確認し、出穂期に向けた適期管理について確認を行いました。また、追肥のタイミングや病害虫防除等について、参加者同士で活発に意見の交換が行われていました。

 今後も普及センターでは、環境にやさしい米づくりの推進を図るため、生産者を支援していきます。


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加工用ばれいしょの収穫が始まりました

2024年07月30日 11時45分33秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年7月4日から、岩沼市内で栽培されている加工用ばれいしょの収穫が始まりました。岩沼市内では、令和3年から加工用ばれいしょへの取組が開始され、現在、市内の2法人で約7.6haの水田及び畑で栽培されています。本年は例年よりも生育が早く、10日程度早く収穫期を迎えました。

 トラクターにけん引されたポテトハーベスターにより収穫されたばれいしょは、機上の数人の作業者により、小いもや緑化いも等、規格外のいもを取り除く選別作業が行われます。その後、規格品はコンテナに集められ、出荷までの間、いもが緑化しないよう暗黒状態の倉庫等で保管され、随時、出荷されています。

間もなく、期間限定の「宮城県産ばれいしょ」で製造されたポテトチップが、スーパー等の商品棚に並びますので、是非、御賞味ください。

 普及センターでは、今後も引き続き、加工用ばれいしょの栽培及び定着支援を行っていきます。

 

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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JA仙台根白石果樹部会のりんご現地検討会が開催されました

2024年07月29日 17時00分05秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 7月23日、JA仙台根白石果樹生産組合でりんごの現地検討会が開催され、4名の部会員が参加しました。

 当日はそれぞれの園地を巡回しながら、りんごの肥大状況や病害虫の発生状況等の確認を行いました。今年は凍霜害による影響がなく、十分な着果量が確保された一方、摘果作業が遅れ気味の園地もありました。また、病害虫の発生は、斑点落葉病が見られたほか、一部園地で、ダニ類の発生が確認されたことから、薬剤散布について指導し、これから作業する落果防止剤に関する説明も行いました。普及センターでは、さらに今年の夏も猛暑となることが予想されることから、熱中症防止対策について啓発を行いました。

今後も引き続き防除や栽培管理指導を行い、果樹の安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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令和6年度「子実とうもろこし防除実演・研究会」が開催されました

2024年07月29日 11時29分11秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 JA全農主催による「子実とうもろこし防除実演・研究会」が令和6年7月2日に開催されました。JA全農とJA古川が令和4年度から3年間、共同で取り組む水田における子実用とうもろこしの大規模栽培実証事業の成果と今後の課題をテーマに、県内外の生産者やJA等の関係者でおよそ160人が参加しました。

 子実とうもろこし生産の課題である湿害対策やアワノメイガの防除、難防除雑草対策、施肥技術等に対する取組状況等の報告があり、今後の対応策について検討されました。特にアワノメイガの防除については、現地ほ場でのドローンによる実演も行われました。

普及センターからは、令和5年度よりプロジェクト課題「子実用とうもろこしを含む水田農業の輪作体系の確立」で取り組んでいる子実用とうもろこしの実証ほの生育調査の結果等を基に初期生育の確保が重要なポイントであることを報告しました。普及センターでは、引き続き、実証ほ場の調査等を通じて子実用とうもろこしの生産技術の確立を支援してまいります。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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大和町吉田地区で地域計画策定に向けた協議の場が開催されました

2024年07月26日 17時14分38秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 地域農業の将来のあり方や農地利用の姿を明確にすることを目的として、7月12日に大和町吉田地区の地域農業者等による、第2回地域計画策定に向けた協議の場が開催されました。

 今回は2月に開催した第1回協議内容を踏まえ、町が整理した地域農業の将来のあり方について詳細説明及び内容の確認を行いました。また、今後の耕作意向や担い手の有無などを確認しながら、目標地図を策定する範囲や将来の地域農業を担い手について話し合いました。

 今年度中の地域計画策定に向けた協議の場の開催が続いています。普及センターでは、将来の農業のあり方の検討等について、引き続き支援してまいります。

 


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加工用ばれいしょのほ場で、ドローンによる薬剤散布が行われました

2024年07月26日 10時11分43秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年6月11日から7月16日までの期間、4回に渡り、岩沼市長岡地区内で栽培されている加工用ばれいしょのほ場においてドローンによる薬剤散布が行われました。今回の薬剤散布は、県農業・園芸総合研究所の現地実証として実施され、散布に要した人数や時間、効果等について検証が行われたものです。

 岩沼市内では、令和3年から加工用ばれいしょへの取組が開始され、栽培面積は年々拡大し、現在は市内2法人で約7.6haの水田及び畑で栽培されています。

 ばれいしょ栽培においては、疫病や夏疫病は収量や品質に大きな影響を及ぼす重要病害となっており、通常、出芽後からブームスプレヤー等の機械を使用して防除を行います。現在のところ、ばれいしょで問題になるような病害虫の発生は見られず、まもなく収穫期を迎えます。

 普及センターでは、今後も引き続き、加工用ばれいしょの栽培及び定着支援を行っていきます。

 

 

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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