宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ登米花卉部会で花木現地検討会が開催!

2024年07月08日 14時47分17秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和6年6月24日に、花木(スモークツリー、ヤナギ、ビワなど)の出荷が増える時期に向けて、JAみやぎ登米花卉部会による花木の現地検討会が開かれ、5人が参加しました。

現地検討会では、生産者3人の今後収穫を迎えるほ場を巡回し、実物を確認しながら今年の生育状況やほ場の管理について情報交換を行いました。その後、飯島文化センターに移動し、出荷規格の見直しや最近の市場の状況について意見交換が行われました

普及センターからは今後の病害対策や農薬の適正使用、熱中症防止の呼びかけを行いました。

普及センターでは引き続き産地発展に向けた支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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南三陸町で今年度2回目のぶどう栽培研修会を開催しました

2024年07月08日 09時53分11秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年6月25日に、管内の生産者を対象にした今年度2回目のぶどう栽培研修会を南三陸町で開催しました。普及指導員が講師となり、シャインマスカット等の大粒種のぶどうで高品質な果房を作るために重要な摘粒や副梢管理等の作業について、実演を交えて説明を行いました。特に、摘粒はぶどう栽培の中でも重要で手間の掛かる作業であることから、摘粒のポイントについて説明した後、参加者もその場で実践し、理解を深めてもらいました。また、管内には今年から本格的に収穫・出荷を開始する生産者が多いことから、研修会後半には福友産業株式会社から出荷資材や包装方法等について情報提供していただきました。参加者は紹介された資材を参考に、自身が出荷・販売する際の包装等について検討している様子でした。

 普及センターでは、高品質果実の安定生産に向けて今後も支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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視野を広げよう!石巻地区4Hクラブ県外視察研修

2024年07月05日 17時14分28秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年6月25日から26日にかけて、石巻地区4Hクラブ連絡協議会が岩手県への視察研修を実施しました。

 今回は、岩手県岩手町の株式会社アンドファームと同県雫石町の花工房らら倶楽部を視察しました。

 株式会社アンドファームでは、広大なスイートコーンほ場を視察し、代表取締役の三浦正美氏より、会社の成り立ち、100 haの農地で展開する大規模・多品目の露地園芸の紹介、品種選定や作業のコツといった栽培技術のほか、農業者としての心構え等、多岐にわたって様々な話を拝聴しました。

 花工房らら倶楽部は、東北最大級の自家農場で栽培される花苗等の直売所であり、一般的な品種から珍しい品種、バラエティに富んだ花苗のほか、寄せ植えやPOPによる展示の工夫などを視察しました。

 同クラブとしては久しぶりの県外視察研修でもあり、クラブ員らは充実した時間を過ごした様子で、「これまでで一番良い研修だった」との声も聞かれました。

 石巻農業改良普及センターは、地域農業の将来の担い手である青年農業者の育成を引き続き支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班

 TEL 0225-95-7612


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令和6年度石巻地域肉用牛共進会が開催されました!

2024年07月05日 16時51分18秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年7月2日に、みやぎ総合家畜市場において、石巻地域畜産振興協議会主催の「令和6年度石巻地域肉用牛共進会」が開催されました。JAいしのまき管内の繁殖雌牛13頭が出品され、発育や体のボリューム、骨格の強さ、和牛としての品位等について審査されました。

 この共進会は、石巻地域における肉用牛の家畜改良意欲の高揚や飼養管理技術の向上及び普及啓発を図ることを目的に毎年開催されております。また、9月6日から7日に開催される宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)で、石巻地域の代表となる出品牛を選抜する予選会も兼ねています。

 審査委員の全国農業協同組合連合会宮城県本部畜産課の上野氏からは、「どの牛も発育良好で、非常に難しい審査であった」との講評をいただきました。

 入賞者は下記のとおりでした。(敬称略)

 

第1区(若雌の1)

最優秀賞  伊藤竜也(桃生地区)

優秀賞1席 後藤圭一(河南地区)

 

第2区(若雌の2)※第5区(父系群)3頭1組も兼ねる

最優秀賞  岩倉伴夫(河南地区)

優秀賞1席 八木一男(東松島市)

優秀賞2席 遠藤好洋(桃生地区)

 

第3区(経産)

最優秀賞  佐藤秀一(河北・北上地区)

優秀賞1席 高橋栄(東松島市)


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みやぎ農業未来塾「石巻地域の農業紹介講座」を開催しました。

2024年07月05日 16時09分42秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

令和6年6月11日に、令和6年度みやぎ農業未来塾「在学者コース~石巻地域の農業紹介講座」の第1回目を開催しました。

本講座は、高校生を対象に石巻地域農業の優良事例を紹介し、進路選択の参考と学習意欲の向上を図る目的で開催したものです。

今回は、石巻北高校食農系列3年生15人を対象に、石巻地域の土地利用型農業法人の取組紹介として、東松島市の株式会社ぱるファーム大曲を訪問し、穀物乾燥機等が設置されている施設内で、小岩社長から経営概要、麦の乾燥、機械等について説明を受けました。

また、本社近くのほ場でRTKによる自動操舵等について説明後、石巻北高の卒業生の社員が紹介され、先輩の指導の下、生徒が2つのグループに分かれてトラクターとコンバインに試乗体験しました。

9月には2年生を対象とした施設園芸の視察研修も計画しています。


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令和6年度石巻農業士会通常総会・歓送迎会が開催されました

2024年07月05日 08時51分31秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

令和6年6月6日石巻市内において、令和6年度石巻農業士会通常総会・歓送迎会が開催され、会員ら17人が参加しました。

はじめに,石川会長からの挨拶では、県技術交換会や石巻4Hクラブ員、農業大学校生との交流会の開催など令和5年度事業が会員の協力により予定どおり実施できたことへの感謝の言葉がありました。

次に、普及からは日頃の農業士活動へのねぎらい、食料・農業・農村基本法成立と県食農条例の目標達成に向けた事業推進と、会の発展を祈念する祝辞を贈りました。

議事は令和5年度事業報告並びに収支決算等が上程され、全て承認されました。

総会後、青年農業士を退任し、引き続き指導農業士に認定された2人の歓送迎会を開催しました。会から記念品と花束の贈呈、記念撮影などのセレモニーを行いました。

 お二方とも、水稲及び大豆・麦を栽培する一戸一法人の代表取締役であり、若きリーダーとして今後の更なる活躍が期待されています。


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農地整備事業を契機とした地域の話合いが進んでいます

2024年07月05日 08時35分42秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 名取市下余田2期地区は、農地整備事業を契機に担い手への農地集積や高収益作物の導入を行うことにしており、地域の話合いが進められています。

 6月21日(金)には、地域の担い手の中心となる高柳生産組合が法人化に向けた話合いを行い、普及センターでは、参加者が前回の内容を振り返れるように話合いの始めに「前回の話合いで決定した事項、検討中の事項等」を整理し説明しました。また、参加者がイメージしながら話合を進め易いように、たたき台となるひな形等の資料を例示し、5 年先の運営を見据えた事業目論見書を検討しました。

 6月23日(日)には、名取市役所を会場に下余田2期地区活性化推進委員会総会が開催され、地権者等約70人が参加し、令和6年度事業計画・収支予算や担い手部会の設置等について決議されました。さらに、仙台地方振興事務所農業農村整備部や名取土地改良区から国の事業採択決定の報告、ほ場整備スケジュールや換地委員会設置についても説明がなされ、参加された方々は「いよいよ、工事が始まるぞ」と実感を持ったようでした。

 

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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仙台市の地域計画座談会が開催されました

2024年07月05日 07時45分57秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 仙台市の将来の農地利用の姿を明確にすることを目的として、6月18日に宮城地区、21日に生出地区、26日に六郷地区、そして7月4日に七郷地区において、地域農業者による座談会が開催されました。

 地域計画の目標地図の作成に向けては、仙台市が中心となって今年1月から3月にも協議の場を設けており、10年後の耕作者の名前を地図に落とし込むなど、作成作業を進めています。

 今回の座談会では、今後の耕作意向や担い手の有無など、細かな点まで確認しながら、地域農業の将来について話し合いました。

 今年度中の地域計画の策定に向けて、各地区で協議が続いていきますので、普及センターとしては、各地域の将来の農業の在り方の検討を支援してまいります。


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長葱現地検討会開催!

2024年07月04日 13時06分11秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年6月20日に石巻市長葱生産組合、令和6年6月26日にJAいしのまき長葱部会の現地検討会が開催されました。組合及び部会の生産者と種苗会社、資材会社、JAいしのまき、普及センターでほ場を巡回しながら生育状況を確認した後、今後の管理について検討が行われました。

 前年は、7~9月の猛暑と8月の乾燥の影響で苗の軟腐病が多発したため秋冬ねぎの出荷量が大幅に減少しました。今年も夏の猛暑が予想されていることから、現在のほ場の状況を参考にし、今後の管理や品種の特性、病害虫防除対策及び樹勢維持回復資材について種苗会社、普及センター、資材会社から情報提供を行いました。参加した生産者の方々は、今後の猛暑に備えた対策について熱心に聞き、質問をしながら理解を深めていました。今後も定期的な巡回指導を通じて安定生産を支援していきます。

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班

 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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高校生と考える「石巻・東松島の農業の課題」

2024年07月04日 10時03分11秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年5月28日に、宮城県東部地方振興事務所地方振興部が実施する令和6年度人口減少・少子化等地域対策強化事業の一環で、石巻高校2年生に対し、石巻圏域の農業と課題について紹介しました。

 37人の生徒を対象に、地元食材を使った給食に関わるクイズや試食提供をしながら、石巻圏域の農業の現状と課題、普及センターの取組を伝えました。参加した高校生からは、最新の農業技術の進歩への驚きの声とともに、自分が暮らす地域農業の現状に触れ、「知ることができて楽しかった、興味深かった」等の感想もいただきました。

 石巻農業改良普及センターは、今後も農業の担い手確保に向けて、農業の魅力・情報提供を実施してゆきます。


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