宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙台産いちごのスイーツカフェがグランドオープンしました

2024年10月03日 09時47分39秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 株式会社ベリープラネット(仙台市若林区、代表取締役 深沼陽一氏)は、県事業を活用し、仙台市若林区上飯田地区の仙台ハーベストビレッジ※内に、新たにいちごスイーツのカフェをオープンしました。

ベリープラネットは、令和4年から仙台ハーベストビレッジの隣接したハウスでいちご生産を開始しており、いちごの栽培に関しては、山元町で長年培った技術と実績から品質が高く、生産したいちごは県内や首都圏などの多くのパティシエや料理人から好評を得ています。

 今回開業したカフェでは、これまで既存店舗で販売していた「いち氷」やいちごの和スイーツに加えパイなど洋風スイーツのほか、新たに山元町で生産にチャレンジした「さつまいも」を使用したスイーツも提供し、地域の農産物を味わっていただき、農業の魅力を発信していくこととしています。

 普及センターでは、各種の補助事業の活用や専門家派遣などを組み合わせながら、6次産業化の取組を引き続き支援してまいります。

※ 仙台ハーベストビレッジ

 仙台市東部地区の農業復興振興を目的とした「農と食のフロンティアプロジェクト」により民間が主体 となって農産物販売等の施設として整備したものです。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnk2@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度仙台地域農業普及活動検討会を開催しました

2024年09月27日 15時35分04秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

先進的農業者や市町村及びJA等の担当者を検討委員として、より効率的かつ効果的な普及活動を展開していくための意見や評価をいただく、第1回仙台地域農業普及活動検討会を、令和6年9月6日(金)に開催しました。

 

はじめに、令和6年度の普及指導計画のプロジェクト課題№3「次代を担う生産者の育成による梨産地活性化」の活動について、支援対象の利府町の梨ほ場において、現地検討を行いました。

 

 梨ほ場の現地検討では、新技術として導入した「防鳥ワイヤー」や「天敵ダニ製剤」の支援状況について、プロジェクト課題リーダーと対象農業者から説明を行い、「防鳥ワイヤーは何人で設置したのか」など活発な質疑応答がなされました。

 

 その後、JA仙台利府支店に移動し、検討を行いました。はじめに令和6年度普及指導計画の概要について説明した後、4つのプロジェクト課題「ほ場整備を契機とした営農体制の整備」、「ねぎの次世代担い手育成のよる産地の強化」、「次代を担う生産者の育成による梨産地活性化」、「水稲乾田直播栽培技術の定着による大規模土地利用型経営体の基盤強化」について、プロジェクト課題リーダーから活動状況について説明しました。

 検討委員からは、「環境保全の取組や販売単価を意識した支援はとても良いと思う」、「栽培技術の指導資料はより広く情報発信したほうがよい」等の発言がありました。

 

 普及センターでは、農業者や地域農業の課題解決に向け、いただいた意見や評価を参考に、関係機関と連携しながら普及活動に取り組んでいきます。

  

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

管内農業法人のライスセンター落成式が執り行われました

2024年09月26日 14時25分15秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年9月18日(水)に、大崎市田尻の農事組合法人おおぬき彩土里(いろどり)ファームのライスセンター落成式が執り行われました。

 (農)おおぬき彩土里ファームは、令和3年8月に法人化した土地利用型営農法人(耕作面積約80ha)で、地域農業の受け皿となっています。今回、農作業の効率化による収益向上や冬場の仕事創出のため、補助事業等を活用し、水稲・麦類・大豆の汎用乾燥機(70石)3台等を含むライスセンター(穀類乾燥調製施設)を建設しました。

 法人の代表理事は、「無事にこの日を迎えられてうれしい。これからも地域農業の支えとなるように頑張っていきたい。」と意気込みを語っていました。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携しながら、農業法人の運営と持続的な営農の実現を支援していきます。

<問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソラマメ栽培研修会が開催されました

2024年09月25日 17時18分10秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

    令和6年9月19日にソラマメの栽培研修会がJAみやぎ亘理南部営農センターで開催されました。当日は管内生産者4人が出席、関係機関からの出席もあり、普及センター講師とともに、10月から始まるソラマメ栽培について栽培の要点を確認しました。

 研修会では、播種の時期と方法、春先の土寄せについて重点的に説明を行いました。病害虫防除面ではウイルス防除の観点からのアブラムシ防除、赤色斑点病防除に加え、昨年菌核病が発生したことから、関連する防除薬剤と合わせて、耕種的防除方法と農薬について情報提供しました。

   参加した生産者の方々は、今後の栽培に備え、管理作業について熱心に聞いていました。収穫期の摘心の必要性等の質問もあり、次作への生産者の意欲がうかがえる研修会となりました。

   普及センターは、今後も園芸作物を含めた安定生産を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1回気仙沼農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました

2024年09月24日 14時05分33秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 普及センターでは、取り組んでいるプロジェクト課題の進捗状況や普及計画等の内容について、外部の方から検討・評価してもらうため、外部有識者を普及活動検討委員として委嘱し、年2回普及活動検討会を開催しています。今年度第1回目の検討会を令和6年9月2日に本吉郡南三陸町の入谷公民館及び近隣ぶどう栽培ハウスで開催いたしました。

 今年度委嘱した普及活動検討委員6人に対して、プロジェクト課題対象者のぶどう栽培ハウスにて、今年度から取り組んでいるプロジェクト課題No.3「生食用ぶどうのブランド化による生産拡大」の活動状況を説明しながら、実際のぶどうの生育状況を見学し、意見をいただきました。

また、公民館では、プロジェクト課題No.1「担い手を核とした地域農業の継続・発展」、同課題No.2「枝もの用クロマツ栽培における若松の商品化率の向上」の説明を行い、委員からは生産性や販売面等からの質問や意見をいただきました。

普及センターでは、今回頂いた意見を踏まえ、効果的な普及活動の推進に努めていきます。

<連絡先>

   宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL0226258068 FAX0226221606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度第1回登米農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました

2024年09月24日 11時18分57秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

普及センターでは、効率的な普及活動の推進を図るため、農業者や関係機関等の外部検討委員で構成される普及活動検討会を年2回開催し、委員から普及活動への評価をいただいております。

今年度1回目の普及活動検討会は、令和6年9月3日に登米市豊里町を会場に開催しました。検討会では、登米市内で近年作付けが拡大し、重点活動として支援している露地ピーマンの作付ほ場を視察した後に、JAみやぎ登米南部豊里店に移動し、令和6年度普及指導計画及びプロジェクト課題の上半期の活動等について、委員から様々な視点で意見や評価をいただきました。

 普及センターでは、普及指導計画に掲げる「人と技術が織りなす活力ある登米農業」の実現に向けて、検討会でいただいた意見や評価を踏まえながら、下半期の普及活動を関係機関と連携しながら進めてまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「未来塾 入門講座」を開催、大崎地域の農業について理解を深めました

2024年09月24日 10時32分28秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 大崎管内で先進農業体験学習を実施している農業大学校学生を対象に、令和6年9月13日みやぎ農業未来塾入門講座を開催しました。今回は、大崎地域の農業への理解を深めることを目的に、大崎市岩出山、鳴子温泉地区の農業法人経営者や新規就農者からお話を伺いました。

 講座では、自ら生産したそばを使い蕎麦カフェを経営する農業法人、繁殖牛経営を行う新規就農者、そして主食用米・飼料用米のほか野菜栽培の取組により地域の農地を守ろうとする農業法人を回り、視察を行いました。いずれの講師からも、「様々な人や分野と関わりを持って、視野を広げてほしい」、「将来の農業の担い手として頑張ってほしい」等、激励の言葉をいただきました。

 学生たちは、学校生活ではなかなか話を伺う機会がない、法人経営のノウハウや就農後の苦労話、中山間地域の農業等多岐にわたるお話を直接聞くことができ、有意義な講座となったようでした。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度第1回亘理地域農業普及活動検討会を開催しました

2024年09月20日 17時05分30秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年8月28日に、今年度1回目の亘理地域農業普及活動検討会を開催しました。この検討会は、当普及センターで取り組む普及指導活動の実施状況について、外部有識者等から活動手法や内容などの評価と課題解決に向けた助言をいただくため、年に2回開催しています。

 現地の検討では、岩沼市内のハウスにおいて、メロン「クールボジャ」に関する活動を紹介し、実際の栽培状況を見ていただきました。その後、普及センター会議室に場所を移し、重点的に支援している活動について、進捗状況や活動成果などを説明しました。

 委員の方々からは、評価される点として、①技術継承に向けたマニュアル作りやさつまいもの育苗では、途中で起きた予期せぬトラブルに迅速な対応を行ったこと、②ほ場整備地区において、担い手への法人化支援や地権者等関係者への合意形成を目指した話合いを丁寧に行っていること、③若手いちご生産者に対して、気候変動に応じた栽培管理技術の再構築を行っていること、が評価されるとのご意見をいただきました。また、今後の活動に対するご助言もいただきましたので、これからの普及活動に生かしてまいります。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1回美里地域農業普及活動検討会の開催

2024年09月13日 10時59分49秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年9月2日(月)に普及活動検討委員6人に出席いただき、第1回美里地域農業普及活動検討会を美里町の北浦梨ほ場と美里農業改良普及センターで開催しました。

 はじめに、令和6年度普及指導計画の概要について説明した後、3つのプロジェクト課題の今年度前半の取り組みや今後の活動についてスライドで説明しました。

 新規課題「北浦梨産地活性化に向けた、ICT活用による栽培の見える化」では、環境測定機器による気象データの収集、フェロモントラップによる害虫の発生消長、経営管理などICTを活用した見える化による若手生産者の技術習得支援について説明しました。

 課題「土地利用型法人の経営戦略の策定と持続的経営の展開」では、大崎市田尻の集落営農法人を対象とした、ライスセンターの整備やサツマイモ等高収益作物の導入など事業計画の見直し、人材確保など将来ビジョンの実現、持続的経営の展開等の活動について説明しました。

 課題「堆肥の活用と施肥方法の改善による麦類の品質・収量の向上」では、涌谷町の麦類生産者を対象に、堆肥ストックヤードの設置を核とした小麦の生育中の堆肥散布や追肥方法の改善による収量品質の向上と町内産堆肥の有効活用への取り組みについて説明しました。

 委員からは、「農業の栽培環境、病害虫発生、経営管理など職人技の見える化による若手生産者への経営継承は素晴らしい取り組みである。」「集落営農法人の具体的な経営目標、経営戦略への支援が必要である。」「耕畜連携による堆肥の有効活用、麦の収量品質向上に期待する。」などの意見をいただきました。

 普及センターでは,農業者や地域農業の課題解決を図るため、外部委員の意見や評価を参考にしながら、関係団体と連携して効率的な普及指導活動に取り組んでまいります。

<連絡先>美里農業改良普及センター地域農業班 TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました

2024年09月11日 10時14分44秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 9月2日、石巻合同庁舎において、令和6年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました。この検討会は石巻地域の普及活動の効率的かつ効果的な推進を図るため,農業者や市,JA等の外部検討委員を招き,活動内容への御意見、御提案をいただく場となっています。

 今回の検討会では、プロジェクト課題の中から「小ねぎ産地における次世代の人材育成」について重点的に検討し、昨年からの活動経過とこれまでの成果、今後の進め方について報告させていただいた後、委員の方々から建設的な御意見、御提案をいただきました。さらに他のプロジェクト3課題については進捗状況を報告し、年度後半の活動手法について御意見をいただきました。

 今回の検討会で各委員よりいただいた御意見を今後の普及活動に活かし、計画的かつ効率的な活動を展開していきます。

 

宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班

TEL 0225-95-7612

FAX 0225-95-2999


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする