平成28年11月17日,東京都港区赤坂・石垣記念ホールにて,公益社団法人大日本農会主催の農事功績者表彰式が開催され,登米市迫町の伊藤秀雄氏が緑白綬有功章を受賞されました。同会は,農事改良の奨励または実行上顕著な功績をあげた個人・団体を表彰しており,本年は全国から合計68名が受賞しました。
(有)伊豆沼農産代表取締役社長・伊藤秀雄氏は,昭和50年に就農されてから,
① 養豚を基に規模拡大ではなく,ハム・ソーセージ加工,レストラン,直売等による付加価値型農業へ転換。地域の養豚経営者と協力して「伊達の純粋赤豚」の特産物化を実現。
② 6次産業化を進め40人の雇用を生み出し,地域の経済に貢献。地元再発見に向けた各種イベントを開催するなど地域活性化の活動を展開。食農体験ファームなど都市農村交流や食農教育にも意欲的に取り組む。
等について尽力されたことが,高く評価されたものです。
表彰式では,緑白綬有功章の受賞に加え,同会総裁の秋篠宮文仁親王殿下から労いのお言葉を賜り,なお一層の法人経営の発展と地域貢献への取り組みに意欲を新たにしていました。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522