令和6年2月22日、気仙沼金のいぶき「港町玄米」完成記念試食会が、キッチンスペース夢の舎(気仙沼市)を会場に開催されました。
当日は、気仙沼市長らを来賓にお迎えし、20名が参加しました。
「気仙沼金のいぶき」は、令和5年4月に設立された「気仙沼金のいぶき協議会」(会長:芳賀一充氏)が定めた、「マイクロプラスチック海洋汚染をしないようプラスチックコーティング肥料を使わない」、「廃棄物有効利用による貝殻を活用した土づくりを行う」という、気仙沼市の地域色を活かし、環境に配慮した独自の栽培基準で栽培したもので、この度「港町玄米」として商品化されました。
試食会では、協議会が目指す海の環境への配慮や地元の海産物とのコラボレーションというコンセプトに沿って、地元の素材を使ったホタテ貝柱の中華粥、パエリア風炊き込み御飯などの料理が提供されました。調理を担当していただいた夢の舎代表理事シェフの石田氏からは、そのまま食べるだけでなく、アレンジの幅が広いことへの期待が語られ、試食した参加者からも「これまでの玄米と違って美味しい」といった高評価をいただきました。
地域の新たな特産品として、稲作経営の発展につなげていけるよう、引き続き支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606