宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

サンフレッシュ七ツ森で定例会が開催されました

2021年06月30日 12時43分41秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和3年6月25日に有限会社サンフレッシュ七ツ森(大和町)会議室において,JA新みやぎあさひな地区本部主催で「サンフレッシュ七ツ森定例会」が開催されました。

 当法人は1haのガラス温室でトマトのロックウール栽培に取り組んでおり,現在,大玉トマト「富丸ムーチョ」と中玉トマト「カンパリ」の2品種を栽培しています。

 この定例会は毎月1回開催されており,その時期の販売状況や生育状況の確認,栽培上の問題点や今後の対策について検討しています。今回は,今作最後の定例会で,販売実績の検討及び生育経過や栽培管理について振り返りを行い,次作に向けての課題を検討しました。

 また,次作ではミニトマト「アンジェレ」の試作を予定しており,今作の課題解決と併せて新たな取組に対しても,引き続きJA新みやぎ,JA全農みやぎと連携して技術,販売の両面で支援していきます。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町417

TEL022-275-8410

FAX022-275-0296

E-mailsdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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8月盆出荷に向けやもと切花現地検討会を開催

2021年06月30日 10時57分16秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

    6月21日にJAいしのまきやもと切花生産組合現地検討会が開催され,4ほ場を回りました。  A氏の8月盆用の輪ぎくは6月下旬消灯,スプレーぎくは中旬消灯,8月上旬出荷予定で順調。9月彼岸用の輪ぎく等は6月上旬に直挿し。蒸気での土壌消毒により生育は良好でした。
  B氏の8月盆用の施設ぎくは6月中旬消灯,夕方6時から朝6時まで短日処理中。直売所出荷で,輪ぎくやスプレーぎく10品種を同時栽培しており,栽培管理に苦労していました。
 C氏の8月盆用の輪ぎくは6月上旬に消灯,スプレーぎくは中旬に消灯しましたが,生育にバラツキがありました。オリエンタルユリは連作障害が見られました。
  D氏は津波被災地で鉄骨ハウスを復旧し,直売所にスターチス,トルコギキョウ,シンテッポウユリ,アルストロメリア,カスミソウなど少量多品目を周年出荷しており,土壌消毒ができず病害虫対策に悩んでおり,うどんこ病防除に夜間の紫外線ランプ照射を試していました。
 普及センターからは,8月盆用の施設ぎくの生育は概ね順調ですが,梅雨期の病害虫対策として,殺菌剤や殺虫剤のRACコード(農薬の作用機構分類)を参考に,系統や効果の異なる薬剤を発生初期にローテーション散布することを助言しました。


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石巻地区4Hクラブ青空市が好評

2021年06月30日 10時57分16秒 | ②新たな担い手の確保・育成

   6月22日(火)11時30分から13時30分まで石巻合同庁舎玄関前において,石巻地区4Hクラブ青空市を開催し,若手農業者が栽培した新鮮な野菜等(トマト,きゅうり,ブロッコリー,玉ねぎ,ねぎ,じゃがいも,花苗)をクラブ員6名が直売し,消費者交流を行いました。
  朝5時に収穫したブロッコリーや新玉ねぎ,日々草が人気で,一般市民や合庁に勤務する職員など96名のお客様が訪れ完売,好評でした。
  今年はコロナ感染症まん延防止重点措置の解除を待ち,アクリル板の設置や手指消毒など対策を講じながら青空市を開くことができました。今後は8月,11月,2月に旬の野菜等を直売する青空市の開催を予定しています。


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水稲農薬展示ほの現地検討会を実施しました。

2021年06月30日 09時58分12秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 新しく発売された除草剤や殺菌・殺虫剤などの農薬について,普及センターでは管内に展示ほ場を設置して効果の確認を行っています。

 農薬を開発したメーカーや試験場等の関係者が集まり,実際の効果について現地で確認し,速やかな普及につなげることを目的に,現地での検討会を6月15日,18日,23日と実施しました。

 本年度普及センター管内では2つの除草剤を供試しており,効果の高い農薬の普及につなげられるよう,引き続き状況を確認していきます。

 

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班

 TEL:0226-25-8069    FAX:0226-22-1606


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いちご親株管理の先進事例視察を実施しました。

2021年06月30日 08時50分12秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 気仙沼市でいちごの栽培に取り組むシーサイドファーム波路上(株)は,受け苗による育苗管理を行っています。今回,プロジェクト課題の一環として,従業員向けの先進事例の視察を企画し,管理のノウハウを学びました。

 視察先は,同様に受け苗による育苗を行っている(株)いちごランド石巻(石巻市)です。親株の葉かきやランナーの伸ばし方,肥培管理,従業員の配置などの経営面についても丁寧に教えていただきました。

 先進事例に刺激を受け,有意義な経験となりました。栽培の効率化・高品質化に向けて普及センターも支援を続けていきます。

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班

 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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大豆の現地検討会が開催されました

2021年06月30日 08時40分12秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和3年6月25日にJA加美よつば管内の第1回大豆現地検討会が,加美町小野田地区ほか2地区のほ場で開催されました。検討会には生産者の他,JA加美よつば,BASFジャパン株式会社及び普及センターの担当者が参加しました。
 普及センターから今後の管理として,雑草抑制や生育促進等を目的に中耕・培土を2~3葉期及び6~7葉期を目安に2回行うこと。除草剤散布は,雑草の発生を見ながら,雑草の小さい時期に散布するよう指導しました。BASFジャパン株式会社の担当者からは,除草剤の使用方法・使用上の注意点などについて説明がありました。
 大豆生産者からは,除草剤散布と中耕培土のタイミング,追肥を行う時期,害虫防除時期等活発な質問が出され,大豆の生育を確認しながら意見交換を行いました。
 普及センターでは,引き続き大豆の高品質安定生産に向け,きめ細やかな支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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採れたてとまとのラーメン店  TOMARA-SHOP 鹿島台本店 OPEN

2021年06月29日 17時17分28秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

高糖度とまとを栽培する、株式会社アベーズキッチンファームでは、自社産のとまとを利用したとまとラーメンを開発し、6月22日TOMARA-SHOP鹿島台本店をOPENしました。

とまとラーメンは、味噌味と塩味の2種類で、トマトピューレをスープに使用しており、ご自慢の中玉のとまとが添えられています。とまとの爽やかな甘みと酸味がベースの味噌、醤油とマッチし、老若男女を問わずとまと好きにはたまらない逸品です。

また、コロナウィルス感染防止も踏まえ、座席は一席づつ仕切りが設置してあります。

店舗は、県道16号石巻鹿島台色麻線に面していて、お昼時には地元の家族連れに加え、営業マンや、噂を聞きつけたとまと好きの方も遠方から訪れています。

直売所も併設されており,新鮮なとまとの他,今後は地域で生産された農産物の販売も予定されています。

 

主なメニュー

とまと味噌ラーメン    880円

全乗とまと味噌ラーメン 1,280円(写真参照)

とまと塩ラーメン     800円

全乗とまと塩ラーメン  1,100円

冷やしとまと       500円 

住所 989-4106 大崎市鹿島台大迫東高岩119-10

電話番号 0229 87 3922

営業時間 火~土 11:00~15:00

  <問い合わせ先> 美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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令和3年産小麦の適期刈取に向けた現地検討会が開催されました

2021年06月29日 16時27分55秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 刈取時期を目前に控え,南郷地区及び涌谷地区は6月17日,松山地区は18日,鹿島台地区は21日と,管内各地で小麦の現地検討会が開催されました。
 今年も感染症対策のため会議室等での座学は最小限とし,現地ほ場での巡回調査・検討に重点を置いて開催されました。
 現地検討会では,参加者のほ場を巡回して小麦の登熟状況・穀粒の水分を調査し,収穫時期を判断しました。今年は,出穂期が早く,その後の登熟期間も高温傾向で経過したことから,例年より収穫時期が早まる状況について確認することができました。
 小麦の刈取適期は数日間と短い上に,梅雨時期とも重なることから,良質な小麦生産に向けて継続して支援していきます。

 

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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施設栽培きゅうりの環境制御技術勉強会を開催しました

2021年06月28日 14時58分47秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
令和3年6月17日に,登米市中田町で,環境制御技術を導入しているきゅうり生産者を対象とした環境制御勉強会を開催しました。
 勉強会には生産者6名が参加し,ハウス2か所で現地検討を行い,管理方法やハウス内外の日射量を確認しました。その後促成作を振り返り,環境制御の設定変更の基準や効果などについて,生産者による活発な意見交換が行われました。
 普及センターからは,生産者間の情報共有に向けた環境制御データのまとめ方について例示するとともに,今作で実施したことを振り返って課題をまとめ,次作につなげるよう指導しました。
 6月で促成栽培は終了しますが,勉強会で学んだことを生かし,7~8月以降の抑制栽培では,さらなる生産性の向上が期待されています。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 

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オリーブ巡回指導会

2021年06月28日 10時15分21秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 石巻市では平成26年以降オリーブの試験栽培が行われています。栽培面積は年々増加しており,令和3年4月時点で4haあまりとなっています。
 栽培の主体は平成29年に設立された「石巻市北限のオリーブ研究会」で生産者団体の他,石巻市,復興庁,宮城大学や県が構成員となっています。研究会では行事の一環として香川県から(株)アライオリーブ社長の荒井雅信氏を講師としてお迎えし,定期的に指導会を開催しています。
 令和3年の第3回目となる今回の指導会は令和3年6月22日,23日の2日間にわたり石巻市内6か所の栽培試験地を巡回指導する形で開催され,これから発生が多くなる病害虫の防除やちょうど満開期となり受粉※の時期となっていることから確実に受粉・結実させるための作業などについてお話しをいただきました。また,普及センターからはオリーブ花粉の発芽率調査の結果について説明しました。
 今年1月の低温により一部の樹に凍害が発生するなど今後の生育への影響が心配されましたが,今年は昨年以上の開花があり,今後自然災害などの発生がなければかなりの収量増が見込まれます。
 石巻産のオリーブは植栽後の年数が浅いこともあり,まだ本格的な収量には達していないため現在のところ市販はされていませんが,昨年試作したオイルは上々の品質となっています。近い将来,石巻産のオリーブオイルが店頭に並びますので,お見かけの際は是非お買い求めいただき御賞味くださいますようお願いします。

※オリーブなどの果樹の多くは別の品種の花粉を受粉しないと実がなりません。これを自家不和合性といいます。このため,実をならせるためには別の品種の花粉をめしべにつけてあげる必要があります。たまに「花は咲くのに全く実がならない」という御相談を受けることがありますが,1本しか植えていない,または同じ品種だけを植えているような場合は上記の理由により実がなりません。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班
  TEL:0225-95-1435   FAX:0225-95-2999 


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