宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和6年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)で、美里管内の出品牛が大活躍!

2024年09月26日 14時21分43秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和6年9月6日(金)~7日(土)に、みやぎ総合家畜市場(美里町)において、令和6年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)が開催されました。

 各地域で選抜された黒毛和牛53頭が出品され、発育や体つき、毛質などの資質、種牛性などについて比較審査が行われました。

 審査の結果、第1区若雌の1に出品された大崎市田尻の後上藤三氏のゆりあん6号が見事、名誉賞(農林水産省畜産局長賞、宮城県議会議長賞)に輝きました。

 また、大崎市鹿島台の諸岡恵輔氏のさちふじ号が第2区若雌の2で最優秀賞第1席、大崎市田尻の菅原正博氏のやよい17号が第3区経産で最優秀賞第2席、みどりの和牛育種組合が第5区父系群で最優秀賞第1席(東北農政局長賞)を獲得しました。さらに、一昨年と昨年に続き、遠田地区が団体賞を受賞しました。

 今回のすばらしい成績が、令和9年に開催される全国和牛能力共進会北海道大会への励みになっていただけたらと思います。普及センターでは、今後も関係機関と連携して飼養管理技術の向上等を支援していきます。

 

<問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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令和6年産南三陸米出発式が開催されました

2024年09月26日 07時21分23秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

「南三陸米」は、JA新みやぎ南三陸地区管内(気仙沼市、南三陸町、登米市津山町)で生産された「ひとめぼれ」の1等米で、栽培履歴が確認されたお米です。

令和6年9月20日、南三陸米地産地消推進協議会による「南三陸米」の新米出発式が行われ、米穀販売業者、市町、気仙沼地方振興事務所などの関係者が参集し、新米の出発を祝いました。

式では、来賓の祝辞の後、出席者全員で新米のおにぎりを試食し、今年産の米の美味しさを味わいました。トラックに「南三陸米」が積み込まれると、関係者によるテープカットが行われ、拍手で見送りました。トラックは市内の店舗に向かい、さっそく店頭に商品が並ぶということです。

普及センターでは、今後も「南三陸米」の取組を支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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令和6年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)において見事入賞!

2024年09月11日 17時22分46秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和6年9月6日から7日にかけて、みやぎ総合家畜市場において、一般社団法人宮城県畜産協会主催の「令和6年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)」が開催されました。

 本共進会は、生産農家と関係者が一堂に会し、各地区から選抜されたトップレベルの牛の家畜改良の成果を競う大会です。磨き抜かれた牛の姿のほか、綱一本で牛を操る調教技術や、各地区ごとに統一されたカラフルなユニフォームも見どころでした。

 いしのまき和牛改良推進組合からは、令和6年7月2日に開催された「令和6年度石巻地域肉用牛共進会」で選抜した、8頭が出品され、第2区(若雌の2)と第5区(父系群)において入賞することができました。

 出品者の皆様、暑い中本当にお疲れさまでした。

 

( 入賞者 )※敬称略

〇第2区 若雌の2

 最優秀賞 第三席 ちはる号  八木一男(東松島市)

 

〇第5区 父系群

  優秀賞 第一席 ふくとも号 岩倉伴夫(石巻市和渕)

          ちはる号  八木一男(東松島市)

          すみれ号  遠藤好洋(石巻市桃生町)

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター

 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999


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令和6年度登米市畜産共進会が開催されました

2024年08月02日 13時59分45秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

令和6年7月4日に第17回登米市畜産共進会が、JAみやぎ登米南方農畜産物集出荷場で開催されました。登米市は肉用牛の生産が盛んな地域で、これまで宮城県総合畜産共進会において多くの優れた肉用牛が上位入賞を果たしており、この共進会も宮城県総合畜産共進会に向けた重要な前哨戦となります。

 今回の共進会では、肉用牛若雌1区から同父系群までの5区に延べ61頭が出品され、日頃の改良や飼養管理の成果を競い合いました。出品牛は、発育・体積に加え、均称にも優れており、甲乙付け難く、生産農家の日頃の努力が伺えました。

 今回入賞した生産者は、大会長である市長から激励の言葉が贈られ、9月6日(金)~7日(土)に開催される宮城県総合家畜共進会へと臨みます。

 普及センターでは、今後とも関係機関と連携し、優良家畜生産を支援してまいります。

出品された見事な肉用牛

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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気仙沼金のいぶきの試食会が開催されました。

2024年02月29日 17時03分57秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和6年2月22日、気仙沼金のいぶき「港町玄米」完成記念試食会が、キッチンスペース夢の舎(気仙沼市)を会場に開催されました。

 当日は、気仙沼市長らを来賓にお迎えし、20名が参加しました。

 「気仙沼金のいぶき」は、令和5年4月に設立された「気仙沼金のいぶき協議会」(会長:芳賀一充氏)が定めた、「マイクロプラスチック海洋汚染をしないようプラスチックコーティング肥料を使わない」、「廃棄物有効利用による貝殻を活用した土づくりを行う」という、気仙沼市の地域色を活かし、環境に配慮した独自の栽培基準で栽培したもので、この度「港町玄米」として商品化されました。

 試食会では、協議会が目指す海の環境への配慮や地元の海産物とのコラボレーションというコンセプトに沿って、地元の素材を使ったホタテ貝柱の中華粥、パエリア風炊き込み御飯などの料理が提供されました。調理を担当していただいた夢の舎代表理事シェフの石田氏からは、そのまま食べるだけでなく、アレンジの幅が広いことへの期待が語られ、試食した参加者からも「これまでの玄米と違って美味しい」といった高評価をいただきました。

 地域の新たな特産品として、稲作経営の発展につなげていけるよう、引き続き支援を行っていきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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気仙沼金のいぶき栽培反省会が開催されました。

2024年02月20日 10時34分06秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和6年2月2日に、気仙沼金のいぶき協議会による標記反省会が開催され、会員4名が出席しました。普及センターは講師として参加し、今年の作柄や来年に向けた対策について検討を行いました。

 本年度は、追肥などの栽培管理を丁寧に行った結果、高温下でも概ね適正な葉色・茎数が確保されました。一方、刈取適期になっても籾水分が高く推移したことから、刈り遅れによる穂発芽が発生し、収量・品質は伸び悩みました。

このため、来年産に向けた対策として、土づくり、適期刈取等の実施について確認するとともに、参加した生産者からは「水が十分確保できたほ場で比較的収量・品質が良かったので、高温下では出穂後の水の確保により留意したい」など、来年の作付け拡大に向け、積極的な意見が交換されました。

 また、令和6年産「気仙沼金のいぶき」の作付けを希望する声も上がり、プラスチック被覆肥料を使用しない、貝殻を使った土づくりを行うという2つの独自要件の徹底について、改めて確認しました。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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第2回登米農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました

2024年02月14日 17時45分22秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 普及センターでは普及活動の改善を図ることを目的に、課題設定や計画、活動状況等について外部委員から意見を求める普及活動検討会を開催しており、令和6年2月2日(金)に、今年度第2回目の検討会を開催しました。

 今回は、令和5年度普及指導計画の中から今年度で完了するプロジェクト課題の活動実績について、また、現在策定中の令和6年度普及指導計画からは、普及指導方針や新規プロジェクト課題2課題の活動計画について、それぞれ検討していただきました。

 完了課題の「加工用ばれいしょ栽培技術の向上」については、「目標とした収量水準の妥当性はどうであったか」、「品質低下した要因は何か」、「そもそも地域で知られていない。周知が必要」といった踏み込んだ意見をいただきました。

 令和6年度からの新規プロジェクト課題2課題のうち、「地域営農構想の実現に向けた営農体制整備」については、「担い手の現在の年齢構成はどうか。農地整備完了時まで見越した計画が必要ではないか」といった意見をいただきました。もう一つの「加工用ばれいしょ産地の生産基盤強化に向けた体制構築支援」については、「産地形成には、共通で使用できる機械や施設が必要」といった意見をいただきました。

 普及センターでは、今回いただいた意見を参考に、効果的な普及活動の推進に努めることとしています。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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令和5年度子実用とうもろこし生産拡大に向けた成績検討会が開催されました

2024年02月06日 16時54分24秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和6年1月19日(金)に、涌谷地域農業再生協議会主催で子実用とうもろこし生産拡大に向けた成績検討会が開催されました。

 はじめに、農研機構東北農業研究センター 篠遠氏から東北地域における子実用とうもろこしの研究状況について報告がありました。また、最近の飼料価格高騰の影響で作付面積が増加傾向にあることや、基本的な栽培技術のほか、今後の課題として通年供給を目指した大規模産地化や乾燥調製・貯蔵・流通体系の仕組みづくりについて講演いただきました。

 次に、畜産試験場草地飼料部 杉本研究員から「涌谷町内の栽培実績―アワノメイガ対策と湿害対策―」と題して、今年度実施された殺虫剤散布試験と湿害対策試験について報告がありました。殺虫剤散布に係るアワノメイガ対策については、食害や赤かびの低減、収量の増加といった効果が期待されるとのことでした。

 そのほか、大分県における子実トウモロコシに関する研究事例紹介(講師:独立行政法人国立高等専門学校機構大分工業高等専門学校 森田氏)、種苗会社(サナテックシード株式会社)及び飼料・食品会社(伊藤忠飼料株式会社)からの情報提供があり、充実した検討会となりました。

 涌谷地域では令和4年度から子実用とうもろこしの生産が始まり、令和5年には約50haまで作付が拡大しています。

 普及センターでは今後も水田フル活用に向けた取り組みを支援していきます。

 

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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大麦の播種を行いました。

2023年12月07日 16時15分44秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和5年11月24日、気仙沼市本吉町で、大麦の播種を行いました。

 水稲の収穫・調製と作業が競合する秋の播種を効率的に行うため、水稲のV溝播種機(鋤柄農機(株)、愛知県)による不耕起播種のデモを行いました(オペレーター:ヤンマーアグリジャパン(株))。大麦での活用はほとんど知見がありませんが、当日は精度良くは種ができており、引き続き出芽状況の確認を行っていきます。

 

 また、10月24日にも別の方式(スリップローラーシーダー:松山株式会社(ニプロ)、オペレーター:クボタアグリサービス(株))での播種を行っており、播種方式や時期の違いによる栽培管理を検討していきます。

 

 気仙沼市は、平成3年ころは70haの大麦作付けがありましたが、以降平成10年ころまでに大きく減少し、現在は統計上の栽培は確認されていませんが、本年秋の播種から、新たに約2haの作付けを開始しました。

 近年の国際情勢の不安定化による穀物の供給不安定化、地域の農業の継続に向けた耕作放棄地の解消、生産者の経営発展を目標に、関係機関が連携して需要に応じた作付けを図っていくこととしています。

今後は、雑草防除、排水対策や生育に応じた追肥など、引き続き管内の環境に対応した栽培の支援を行っていきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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JA古川フェスティバルが開催されました。

2023年11月10日 08時26分41秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 好天に恵まれた令和5年10月28日に、JA古川フェスティバルがJA古川経済センター(古川新田)で開催されました。当JAでは令和元年の台風被害、その後の新型コロナ感染症の影響でしばらく開催を見送っていましたが、5年ぶりの開催ということもあり多くの来場者で賑わいました。

 同時開催の農林産物品評会には、今年の夏が高温や水不足など過酷な栽培環境であったにも関わらず、150点を超える出来栄えの良い農産物が出品されました。

 審査の結果、金賞11点、銀賞17点、銅賞17点が選定され、うち株稲、玄米、ねぎ各1点が金賞1席となり、JA褒賞授与されました。いずれも生産者の努力や技術の高さが伺えるものでした。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0229-91-0727  FAX:0229-23-0910


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